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里帰り出産の落とし穴!転院、親関係…ありがちトラブルを回避する策5つ

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Dean Mitchell/gettyimages

産前や産後に実家や夫の実家で、家族のサポートを受けて過ごす里帰りする派のママ。里帰りする上でありがちな落とし穴と、その回避法を助産師の岡本登美子先生に伺いました。

【落とし穴1】情報不足で転院時にゴタゴタ

【回避法】分娩する産院の情報を集め、遅くとも妊娠34週までには転院

住んでいる地域の産院と里帰り先の産院では、受けられるサポートサービスに違いがあります。妊娠中から、ネットなどで転院先のサービスや母親学級のスケジュールの確認を。立ち合いが可能か、母子同室かなど、こまかいところもチェック。また、用意してくれるお産入院グッズにも産院によって違いがあるので、自分に何が必要なのか確認しておくと安心です。

【落とし穴2】里帰り先でダラダラして体重が増加!

【回避法】家事を手伝ったり、近所を散歩して体を動かして

実家へ里帰りする場合、家族に家事を任せてしまい、ついダラダラしてしまいがち。あまり動かないまま、出される食事を食べてしまうと、いつの間にか体重が増加してしまうなんてことも…。とくに両親も働いている家庭などでは、積極的に家事を手伝って。甘えすぎず、今までの生活リズムを崩さないようにすることが大切です。

【落とし穴3】妊娠・育児に関する親世代とのギャップ

【回避法】最近の育児についてこまかく共有する

妊娠・育児の常識は、親世代と大きく異なっている部分もあります。妊娠中に、世代間の知識のギャップを埋めておくのがベスト。その際、相手の意見を頭ごなしに否定すると、ケンカに発展してしまうので要注意。相手もママを思って意見してくれていることを理解して。おすすめなのは、雑誌や医師など、第三者の言葉を借りて、やんわりと伝える方法です。

【落とし穴4】里帰り先の環境になかなか慣れない

【回避法】できれば部屋を1つ用意してもらおう

出産前は気にならなかった部分も、赤ちゃんと暮らす上では不便に感じることも出てきます。里帰り先の住環境や居住人数にもよりますが、部屋を1つ用意してもらい、落ち着いて過ごせる環境を作ってもらいましょう。また、起床や就寝時間など、里帰り先のこまかい生活スタイルの確認を。

【落とし穴5】里帰り中のパパの食事が心配

【回避法】作り置きのおかずをラべリング

パパのためにおかずを作り置いていても、里帰りから戻ってきたらほとんど残っていた、ということも…。そこで、ほとんど料理をしないパパでもひと目でわかるように、作り置きのおかずにはラベリングしておくといいでしょう。また、食べ方まで記しておくと、より安心。

里帰りする派の産前や産後のありがちなトラブルを回避するために、妊娠中からできることもたくさんあります! 『たまごクラブ』2018年10月号では、里帰りする派のそのほかの落とし穴回避法や、里帰りしない派の回避法も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:ウパウパハウス岡本助産院 院長 岡本登美子先生

■参考:『たまごクラブ』2018年10月号巻頭大特集「ケース別・出産前後の『困った!』回避マニュアル」

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