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将来、差がつく貯蓄術6つのステップとは?[妊娠中に夫婦で考えるお金の話♯4]

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Ridofranz/gettyimages

妊娠したら考えておきたいお金のことを、FPの岩城みずほ先生に伺うこの企画。最終回のテーマは「貯めるステップ」。具体的にどうやって貯めればいいのかを、6つのステップで紹介していただきました。もちろん、ベビ待ち中のママ・パパだけでなく、妊活中でも子育て中でも、やる気さえあれば、だれでも今すぐ取りかかれる内容。早ければ早いほど、お得度に差がつきます。ぜひ、夫婦で実践してください。

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STEP 1:毎月いくら貯めればいいかを把握する

「赤ちゃんができてうれしいのはもちろん…ですが、
『教育費は相当かかるし、家賃も払わなきゃ。しかも老後の貯蓄も必要なんて…』
と、頭を抱えたくなることもありますよね。でも、やみくもに不安になる必要はありません。大事なことは、消費と貯蓄のバランスを考えること。その第1ステップが、『必要貯蓄額』の計算です。月々どのくらい貯める必要があるのかを明確にしてみましょう」

岩城先生の提案する計算式「人生設計の基本公式」にアクセスすると手取り年収など、必要な数値を入力するだけで、自動的に計算してくれます。計算が苦手な人も、これならラクラク。目標の貯蓄額が出てきたら、紙に書くなど、残しておきましょう。

STEP 2:貯金のパターンは「先取り」がいちばん!

「必要な貯蓄額がわかったら、あとのしくみは単純。毎月の収入から貯蓄額をひいて、定期預金などにストックしていきます。残りのお金は、生活費などに使い、どこを節約するかは各家庭の自由。貯めながら増やしていくために、“お金の置き場所”は重要です」

お金の置き場所としておすすめなのは、iDeco(イデコ)とつみたてNISA

「今、注目されているお金の制度が『iDeco(個人型確定拠出年金)』と『つみたてNISA』。どちらも、国の制度で税金が安くなるなど、お得です。貯蓄のために学資保険に入る人もいますが、解約時の元本割れリスクや保険料が高いことなどを考えると、この二つのほうが“お金の置き場所”としておすすめ。『iDeco』は、掛け金の全額が所得控除になり、節税効果が絶大です。2018年1月にスタートした『つみたてNISA』は、初心者や投資の知識を持たない人でも安心して商品を選べるように、金融庁が商品を厳選してくれています」

●iDecoのポイント

・60才まで引き出せないので、老後の資金向け
・掛け金が所得控除され、所得税・住民税が安くなる
・運用中に得た利益は非課税
・月額5000円から気軽に始められ、上限額は職種によって異なる
・引き出すときも税制優遇がある

●つみたてNISAのポイント

・いつでも引き出せる
・20才以上、1人1口座開設できる
・運用中に得た利益は非課税
・非課税投資枠は年40万円、20年間(最大800万円)

STEP 3:貯金以外に、臨時支出も確保しておく

「収入から必要貯蓄額を確保する際、併せて確保しておきたいのが『臨時支出代』。たとえば、旅行代や冠婚葬祭費などは、だいたいいくらか予測がつくもの。これらを年間で予算化し、必要貯蓄額とともに収入から確保して、生活費とは別の銀行口座に移しておきます。つまり、毎月自由に使っていいお金は、『手取り年収−(年間必要貯蓄額+年間臨時支出額)+12カ月』になります」

STEP 4:「〇〇のために貯める」という考え方を捨てる

「『このお金は教育費のためのもの』『これは老後の資金』と、お金に色づけをしていませんか? こういう考え方をしていると、『教育費のために学資保険を』『老後の生活費のために毎月分配型投信を』などと、商品を決めつけがちに。もしかすると、これはあなたに必要でない可能性も。『貯蓄』はすべて『貯蓄』。必要なときに、取り崩して使えばよいのです。シンプルに考えましょう」

STEP 5:児童手当は必ず全額貯金する

「児童手当は、3才未満は一律で月1万5000円、3才~小学校卒業までは月1万円(第3子以降は1万5000円)、中学生は月1万円が支払われます(所得制限額以上は一律5000円)。これは子どもの教育費のために全額貯金を。すると、総額198万円にもなるんです!」
※子ども1人につき(第1子、第2子の場合)。生まれ月によって変わります。

STEP 6:共働き夫婦は、それぞれのお財布を透明化する

「共働きなのに『貯められない』というケースが多いのは、お互いがどれだけ稼いで消費しているか、把握していない場合が多いから。『なんとなく収入があって、なんとなく貯める』では貯まりません。妊娠中に二人の稼ぎや生活費をお互い明らかにして、必要貯蓄額を計算しましょう! パパの意識を育てていくことも成功のカギですよ!」

岩城先生が何度も強調されていたのは、「パパも巻き込んで!」
「まずは必要貯蓄額を算出して!」
ということ。この1歩が踏み出せるかどうかで、将来のお金に大きな差がつくのかも…。妊娠中の時間があるこの時期にこそ、取り組んでおきたい課題です。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:ファイナンシャルプランナー、CFP認定者
岩城みずほ先生

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