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妊娠初期に知っておきたい、妊娠週数の数え方と出産まで流れ

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Sasiistock/gettyimages

妊娠がわかったら、おなかの赤ちゃんの成長と母体の健康を維持するために、出産までの大まかな流れを知っておくといいでしょう。そのために役立つ、妊娠週数の数え方や、妊娠時期の分類(初期・中期・後期)のしかたを、産婦人科医の浦野晃義先生に教えていただきました。

妊娠期間と日数・週数・月数の数え方

妊娠期間は266日。10月10日(とつきとおか)じゃない!

昔から妊娠は、「とつきとおか」といわれているため、妊娠期間は10カ月間+10日と思っている人がいますが、実は違います。世界保健機構(WHO)では、妊娠280日(40週0日)を出産予定日としていますから、そこには大きな差が! また、WHOによる妊娠期間は、「最後の月経開始日」を妊娠0週0日、その次の日を0週1日としてカウントしていますから、実際に妊娠した日(セックスした日≒受精日)から数えると、実際の妊娠期間は266日になります。

妊娠期間の単位は4週=1カ月。カレンダーと微妙にずれる!

妊娠週数は、最終月経の開始日を0週0日とし、7日間で1週と数えたものが妊娠週数となり、妊娠28日間(4週間)で妊娠1カ月とカウントしきます。そのため、毎月の日数が30日か31日である西暦のカレンダーと合わせていると、毎月2~3日ほど差が出ていきます。例えば1月1日が最終月経の開始日だったとしても、妊娠10カ月は10月1日~ではなく、9月10日~に。妊娠の週数・月数は独特な数え方をするのだということを、覚えておきましょう。

妊娠時期は、初期・中期・後期と、分類されています

これから妊娠生活を送るうえで、よく聞かれるのが、妊娠初期・中期・後期※という言葉。妊娠時期別に、するべきこと、やってはいけないことなど、いろいろ出てくるので頭に入れておきましょう。妊娠初期は、受精~妊娠13週※※まで、妊娠中期は、妊娠14~27週、妊娠後期は、妊娠28週~出産までです。

※妊娠後期は妊娠末期という場合もあります。
※※妊娠初期の定義については「産科婦人科用語集・用語解説集(日本産婦人科学会)」に従っていますが、一般的には妊娠15週までを初期とする場合もあります。

あなたの妊娠週数が決まるまで

NataliaDeriabina/gettyimages

最終月経開始日から算出してみよう

最終月経開始日を、妊娠0週0日とすると、妊娠7日目は妊娠1週0日となり、妊娠14日目は妊娠2週0日としてカウントしていけば、妊娠週数がわかります。ただし、この数え方は、月経周期が28日型を基準としていますから、月経周期が35日型の人の場合は、受精日がずれるため、妊娠週数も正しくわかりません。

排卵日&基礎体温から算出

排卵日は妊娠2週0日です。月経周期が28日型でなくても、月経周期が規則的であるならば、次の月経が始まる約14日前あたりが排卵日なので、現在の妊娠週数を割り出すことはできます。しかし、今回に限って、排卵日がずれている可能性もあるので、本当のところはわかりません。また、基礎体温をつけていれば、低温期から高温期に代わる堺目となる日が排卵日なので、その日を妊娠2週0日として計算すれば、現在の妊娠週数の目安にはなるでしょう。

超音波検査で赤ちゃんを測定して確定

最終月経開始日や排卵日から計算しても、実際は排卵日がずれることはあります。また、月経周期が30日だったり40日になったりと、サイクルが毎回違うタイプの人は、そもそも計測できません。では正確な妊娠週数はどうしたらわかるのかというと、産院では、おなかの赤ちゃんや子宮の状態をみるために、超音波検査をします。赤ちゃんの頭からおしりまでの長さである頭殿長(とうでんちょう)を計測することで、現在の妊娠週数を確定できるのです。ただし、そのためには、赤ちゃんの成長に個人差がない妊娠8~11週ごろに計測しなくてはなりません。この時期を過ぎてしまうと、赤ちゃんの成長に個人差が出てくるため、正しい妊娠週数を割り出せなくなるのです。妊娠かもと思ったら、早めに産院に行きましょう。

便利なアプリで把握しよう

産院に行った日は、妊娠週数がわかっても、次の健診までの間、妊娠週数がわからなくなってしまう人も。妊娠週数&日数、出産までの日にちを自動的にカウントするアプリなどがあるので、チェックしておくのもいいでしょう。

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出産までの大まかな流れを把握しよう!

Wavebreakmedia/gettyimages

妊娠初期(~妊娠13週)

つわりの症状が現れます。「妊娠かも」と感じたら、早めに産科を受診し、子宮内に妊娠しているかどうかを確認する必要があります。異所性妊娠(以前は子宮外妊娠といいました)といって子宮以外の場所に妊娠してそのままでいると、母体が危険な状態になってしまうからです。また、赤ちゃんの大きさを計測して、現在の妊娠週数を割り出したり、出産予定日を予測していきます。

妊娠中期(妊娠14~27週) 

妊娠15週には胎盤が完成し、つわりの症状も治まってきて体調が安定してきます。つわりが治まると気になるのが体重の増加。妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長に合わせて、徐々にママの体重が適切な範囲で増加するように、体重管理が必要です。おなかの赤ちゃんが動いているのがわかる胎動は、妊娠中期から。早い人で妊娠16週、一般的には妊娠20週前後で感じ始める人が多いようです。おなかの大きさもどんどん目立ってきます。

妊娠後期(妊娠28週~出産)

妊娠している状態にも慣れてくるため、精神的な安定を得られたり、妊娠の状態も安定していますが、一方で、おなかが大きくなって、腰痛や手足がむくみやすくなるなどの不快症状は出やすくなります。おなかの張りも感じやすくなるでしょう。出産のことや、産後の生活を考え、早めに、入院グッズや赤ちゃんグッズの準備を始めておきましょう。

妊娠週数や、出産予定日を知ることは、妊娠生活を送るうえでとても重要な情報です。妊娠週数を知っておくことで、その時期にどんなことに気をつければいいのか、これからどんな症状が起こるのかなどの予測もできますし、対策もとれます。不安をやわらげ、妊娠中の心と体の健康を保つことにつながるので、自分が今、妊娠何週なのかをしっかりと把握しておくことが大切です。
(文/たまごクラブ編集部)

監修/育良クリニック 院長 浦野晃義先生

関連:妊娠週数の数え方と、出産予定日の計算方法を教えて!

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