名付けの最終的な決め手は姓名判断。気にしないつもりでもやっぱり気になる!
ライターの“ベビオママ”です。男の子2人の育児をしながら、在宅でライターの仕事をしています。28歳で初めて長男を妊娠したときの名付けのエピソードを振り返ります。夫婦で悩みに悩んで名前を考えた経験は、その後の育児の基本姿勢につながったと思います。
胎児ネームは、あっという間に妹が命名
妊娠6ヶ月ごろの妊婦健診で、胎児が男の子であることが判明しました。私の妹にそのことを話すと「男の子か。それならベビオ(ベビー男)と呼ぼう!」と即決。
「なぜあなたが決めるの?」とほんの少し疑問に感じましたが、呼び名があった方が便利だと思い、採用することに。
妹が命名したことに多少のヤキモチがありながらも、胎児ネームは「ベビオ」に決定しました。そして、呼び名が決まると、おなかの中の赤ちゃんに今まで以上に親しみがわいてきました。
悩み抜いた末、夫婦で考えた名前の候補は3つ
胎児ネームは簡単に決まりましたが、やはり名前はなかなか決まりません。夫と一緒に毎晩“命名会議”をしました。
名前を考える方法はいろいろありますが、私たちは2つのポイントを大切にして、名前を考えることにしました。1つ目は、「漢字の持つ意味を大切にしたい」ということ。
そして、2つ目が「誰でも悩まずに読める名前にしたい」ということ。なぜなら、誰でも読める漢字を使えば、初対面でもすぐに名前を呼んでもらうことができ、誰とでも良好な関係を築くスタートになるのではないかと思ったからです。
こうして「A太」、「B男」、「C斗」の3つの候補が上がりました。あとは赤ちゃんの顔を実際に見て、一番ぴったりくる名前をつけることにしました。
やっぱり気になる画数。調べてもらうと驚きの結果に
「どの名前になってもいいな~」と思っていたのですが、やはり少し画数が気になり始めました。本で調べてみると「A太」の画数が良いようでしたが、知識のない自分たちでは、そんなに大きな違いは分かりません。
知り合いに画数に詳しい方がいたので、お願いして3つの名前を調べてもらうことに。すると、「A太」はどの画数も最高で、健康に恵まれ、あらゆる才能が開花するという結果! 一方、「B男」と「C斗」はあまりよくない結果に…。
いくら画数を気にしないとは言っても、やはり気になってしまい、この段階で「A太」に決定しました。
子どもが成長して、命名した“名前”に感じること
今、5歳になった長男は、お友だちから「Aちゃん」「A太くん」と呼んでもらっています。お友だちから呼んでもらいやすい名前でよかったなと思います。
また、名前を口頭で伝えなくてはならないとき、漢字も説明しやすく、とても便利です。古風な印象もありますが、年配の方からも読みやすいと好評。
最高の画数の効果は今のところ分かりません。でも、「良い画数がこの子を守ってくれているんだ!」という安心感があります。
たった1つの名前を選んでわが子に贈ることの難しさは、計り知れないものでした。しかし、難しいからこそ夫婦でしっかり考えることができ、幸せな時間を過ごすことができたように思います。育児では迷うことが多く、正解がないので、周囲の意見に振り回されてしまうこともあります。私たちは子どもの名付けを夫婦で行ったことで絆が深まり、「育児の方針は夫婦で決める!」という大前提ができあがったように思います。
[ベビオママ*プロフィール]
2人の男の子の育児をとおして、男の子の生態に驚くとともに面白さを感じながら毎日過ごしています。兄弟げんかばかりで手を焼くことも多いですが、「ママ大好き!」と言ってくれるのが何よりも嬉しい幸せな瞬間です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。