先輩ママが告白!出産前に買って失敗&後悔した育児グッズ9
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ベビー用品のお買い物は、妊娠中の楽しみの一つ。でも、ちゃんとリサーチしてから買わないと、「やっぱり使わなかった」「イマイチ使いにくい」なんて後悔する場合も…。
そこで今回は、先輩ママの声で多かった失敗&後悔の理由
①使わなかった
②別のものがよかった
③買いすぎてしまった
この3つに分けて、具体的なグッズと体験談を紹介します。これから出産準備をする妊婦さんは、編集部からのアドバイスも参考にしてみてください。
後悔1:使わなかったグッズ
ライフスタイルや出産した季節、母乳の出具合などで、用意したグッズが不要になる場合があります。産後でないと不要かどうかがわからないものもありますが、用意する数を最低限にしておけば、無駄買いが防げるかも。
1.【ベビーベッド】に寝かせると、泣きだしてしまいました
「なぜだかベビーベッドに寝かすと、ずーっと泣き続けたわが子。ベビー布団では、ぐずらず寝るのに。せっかく母が購入してくれたベッドですが、置きっぱなしのまま、半年後に泣く泣く処分しました…」
★編集部からのアドバイス
赤ちゃんが嫌がる場合もあるので、レンタルで様子を見る方法もあり。室内にペットがいる、上の子がいるなど、住環境によっては必要不可欠な場合も。
2.乾きにくい【フードつきタオル】。いつの間にかバスタオルを愛用
「妊娠中に“赤ちゃんに着せたら、かわいいだろうな”と思い、フードつきタオルを購入。いざ沐浴後に使ってみると、体はふきにくいし、二重になったフード部分は乾きにくいしで、その後、出番なし」
★編集部からのアドバイス
清潔を保ちたいベビーグッズは、使いやすさはもちろんですが、洗濯しやすさ、乾きやすさも見逃せないポイント。毎日のお手入れのしやすさも考慮して。
3.完全母乳育児で【粉ミルク】を与える機会なし
「お産入院中に、産院でもらった粉ミルクを開封したものの、退院後は母乳だったために、使いきれず。産前に、自宅に用意しておいた1個は、賞味期限が過ぎ、未開封のまま捨てちゃいました」
★編集部からのアドバイス
まずは小さめの缶や個包装を、1つ用意するだけで十分。余った粉ミルクは、ミルクがゆやスープにして、離乳食で活用することもできます。
後悔2:別のものがよかったグッズ
実際に使ってみたら、ママや赤ちゃんの体形に合わなかったり、使いにくさを感じたり…。赤ちゃんが嫌がるなどで買い直しが必要なケースも。お出かけグッズは、赤ちゃんが生まれてから、店頭で試して購入するのも手。
4.【ベビーソープ泡タイプ】を固形タイプに買い替えました!
「使いやすそうな泡タイプを産前に用意しましたが、よだれかぶれがひどく、助産師さんにすすめられた、固形石けんに買い替えました。かぶれが引いていき、固形石けんが肌に合っていたみたい」
★編集部からのアドバイス
ベビーソープ 固形タイプの特徴として、「肌にやさしいものが多い」「低価格でコスパがいい」「片手で泡立てるのが難しい」などがあります。肌に合う、合わないがあるので、少量タイプを産前に1個用意しましょう。
5.【ベビーソープ 固形タイプ】を 泡タイプに買い替えました!
「肌にやさしいと聞き、固形石けんを使っていましたが、1人で沐浴させるときに片手で泡立てるのが難しくて…。そこでポンプ式の泡タイプにチェンジ。肌トラブルもなく、私もラクだし、大正解!」
★編集部からのアドバイス
ベビーソープ 泡タイプの特徴として、「泡立てる必要がなくてラク」「片手でプッシュするだけで使える」「減るのが早め」などがあります。少量タイプのものを用意して、様子を見るのがおすすめ。
6.【ベビーカー】を乗り心地のいいものに買い替えたい!
「産前に、座面が高くて小回りが利く3輪タイプを購入。こだわって選んだものの、赤ちゃんの乗り心地が悪いようで、ぐずってしまいました。産後に、赤ちゃんを試乗させてから選べばよかった…!」
後悔3:買いすぎてしまったグッズ
産前に思っていたよりも、使う機会がすくなくて余ってしまうグッズも。とくにウエアや紙おむつなどサイズがあるもの、粉ミルクなどの消耗品は“セットでお得”“まとめ買いで安く”と買いすぎてしまう場合が多いよう…。要注意です!
7.【哺乳びん】は、ばら売りのものを買えばよかった…
「退院した日に、大きさ違いの3本セットを購入。でも赤ちゃんが哺乳びんを受け付けず、また母乳も出たので、3本も必要なし。割高に感じても、単品購入でよかったのかも」
★編集部からのアドバイス
妊娠中に1本だけ用意して、様子を見るのがおすすめ。哺乳びんの乳首は、赤ちゃんによって相性があることも知っておきましょう。
8.【紙おむつの新生児用サイズ】を使ったのは、一瞬でした
「新生児用とSサイズの紙おむつを、いただきものも含めて、産前に3パック程度用意。うちの子は、大きめで成長も早かったのですぐにサイズアウトし、たくさん残りました」
★編集部からのアドバイス
新生児のころは1日10回ほどおむつ替えがあるとして、産後、買いに行けないのは何日くらいか考え、その日数分、用意すると◎。
9.冬のお出かけといっても、車内移動がメイン。【アウター】を着せなかった…
「9月生まれの娘に、近所の外出用にフリース素材のアウターと、雪が多い実家への帰省に備えて中わた入りのアウターを2つ購入。でも、移動中はほぼ車内。1つあれば十分でした」
★編集部からのアドバイス
とくに秋冬出産予定のママは要注意! お出かけが増えるのは、生後3カ月以降。ウエアは1カ月健診や里帰りの時季と移動手段を考慮してそろえましょう。
先輩ママの体験談と編集部のアドバイスを参考にして、後悔のない出産準備をしてくださいね。(文・たまごクラブ編集部)
■参考:『たまごクラブ』2019年1月号「先輩ママの『出産準備の後悔』、大告白」