エコー写真がある時代に、出産できて良かった! おなかにいる時から“赤ちゃんはかわいい”
2人の仲良し姉妹を育てている【Chisato】です。30歳で第1子、34歳で第2子を妊娠しました。よく母親から、「昔はおなかの中の赤ちゃんの様子を、竹の筒のようなものを使って聞いたのよ」と聞いていました。自分が妊娠して、エコーで赤ちゃんを見られたときに、この時代で本当に良かったと思ったものです。
妊娠中は、つわりや思ったように体が動かないなど大変なこともありましたが、検診に行き、エコーで赤ちゃんの元気な姿を見られるのが、とても楽しみでした。小さい心臓が元気に動いたり、赤ちゃんの顔が見られたり。エコー写真には楽しい思い出がたくさん詰まっています。そんなエコー写真と、自分の体験をご紹介いたします。
<妊娠初期ごろ>おなかのなかについに赤ちゃんが!
妊娠6週のエコー写真 心拍確認で一安心
妊娠5週目ごろ、妊娠検査薬で陽性反応が出たので病院に行ったところ、まだ妊娠と確定されず、妊娠6週の検診できちんと確定されて一安心しました。胎嚢の大きさが、0.58cmと記録されています。
妊娠8週のエコー写真 手足が分かる。小さくてかわいい
さらに約10日後。赤ちゃんが少し人の形になってきていて、頭、手足がある様子が見てとれます。赤ちゃんの上部にある丸いものは、「卵黄嚢(らんおうのう)」だそうです。おなかの中がこんなに良く見えて、本当にびっくりでした。小さな心臓が元気に動いているのも確認できました。胎児の大きさは1.28cm。
私は、妊娠のかなり初期からつわりがあり、この頃は気分が悪くなるのが怖くて外食に行く勇気が出ませんでした。
妊娠16週のエコー写真 こっちを見てる!
このころから、赤ちゃんの頭の横幅を測った大きさが記録されています。かなり人間らしい形で、大きくなった様子がわかります。横たわった状態で写っており、写真の右側が頭で、左側が体です。目が写っていて、顔がこちらを向いているのがわかります。性別を知りたいと頼むと、なるべく見て下さり「たぶん女の子」と言われていました。
<妊娠後期ごろ>ずいぶん大きくなり、エコー写真からはみ出すように
妊娠29週のエコー写真
写真の左側が頭です。大きくなって、写真に入り切っていませんね。この頃の推定体重は1397gです。おなかを軽く叩いて、赤ちゃんからの反応を楽しむ「キックゲーム」というものを知り、よく動いている時間に試したりしていました。おなかの中から蹴って返事をしてくれると、すごく嬉しいものでした。
妊娠36週のエコー写真 ついに正産期に突入
赤ちゃんの推定体重は2677g。ついに正産期を迎え、赤ちゃんがいつ生まれてもいいように本格的に準備を始めました。通っていたマタニティーヨガでも、ゆったりした動きから、スクワット中心の“出産”を意識した運動に切り替わり、出産が近づいていることをひしひしと感じます。
妊娠38週のエコー写真 間もなく生まれる
推定体重2918g。妊娠36週を迎えてからは、検診が週1回になり、おなかにセンサーを貼って胎児の心拍を調べるNST検査が行われます。この日は確か「少しおなかの張っているタイミングがありますね~」と言われました。そして、この日の4日後に出産となるのでした。
このときは2人目の妊娠でした。妊娠38週、体重2684g、48.0㎝で生まれました。専業主婦をしていたこともあり、マタニティーヨガに通ったり、ソフロロジー(リラックスして、痛みを感じにくくする出産の考え方)の勉強をしてみたりと、余裕をもって妊婦生活を楽しむことができました。
おなかの中で元気に動いて、エコーで顔を見ていた赤ちゃんは本当にかわいい! もうそれなりに大きくなった娘ですが、今でも赤ちゃんの時と同じくらいかわいいです。子どもは本当に“宝物”だなと実感しています。
[Chisato*プロフィール]
2人の女の子を育てています。自分のきょうだいは弟だったので、姉妹は新鮮! とても仲良しでいつもくっついて、時にはケンカをする様子をほほえましく見守っている毎日です。娘たちが大人になったら、一緒にショッピングや旅行に行くのを今から楽しみにしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。