1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. 妊娠初期
  4. 妊娠初期(6週)

妊娠6週(妊娠2ヶ月)

妊婦の基本情報

つわりの症状が出始めるころ。赤ちゃんは胎芽と呼ばれます

妊娠6週の症状、体の変化、赤ちゃんの成長

妊娠に気づき、つわりの症状が出てくる人もいます。

おなかの赤ちゃんは、最初は魚のような形をしていますが、妊娠7週までに一気にヒトの形へと変化をとげます。

妊娠が判明するころ、現れる体の変化には個人差があります

月経の遅れに気づいたころかもしれませんね。このころ、まずは妊娠検査薬を試して陽性反応が出て、産婦人科を受診する人が多いでしょう。体の微妙な変化に気づいたら、できるだけ早めに受診しましょう。異所性妊娠などのリスクも考えられますから。 また、妊娠の予感を感じたときから、安易に薬を飲まないよう注意しましょう。

現れる体の変化には個人差がありますが、早い人ではつわりの症状が出始めることもあります。今まで気にならなかったにおいに急に敏感になったり、食欲がなくなってきたりして、体調の変化に戸惑う人も多いでしょう。空腹時に胸がむかついたり、あるいは、いきなり吐きけや嘔吐に襲われることもあります。また、女性ホルモン(黄体ホルモン)が盛んに分泌されるため、体がだるく熱っぽくなり、一日中眠けを訴える人も少なくないでしょう。

頭と胴の2頭身になり、胎芽と呼ばれる時期です

おなかの赤ちゃんの成長【4~7週ごろ】

●7週ごろには2頭身に。手足の区別もついてきます。
●胎盤のもとになる組織が形成され始め、へその緒になる組織が発達します。
●この時期は器官形成期といって赤ちゃんの主な器官の基礎がつくられます。脳や脊髄、目や耳の神経などが急速に発達。
●心臓、肝臓、胃などの臓器の分化も始まります。
●目、口、鼻も大まかですが、形を整え始めます。

おなかの赤ちゃんが入った袋(胎のう)が確認できるころです。9週までの赤ちゃんは胎芽と呼ばれ、中枢神経や心臓、手、足など器官のもとが猛スピードでつくられる器官形成期にあたります。

このころの超音波写真

心拍が確認できることもあります

小さな豆粒の赤ちゃん(胎芽)が細長く成長してきます。心拍を確認できることもありますが、まだ貧弱です。超音波写真では豆粒ですが、実際は目や口、手、足のもとがつくられています。

かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

妊娠6週の生活アドバイス

健診の受け方/たばこの害について

初めて産婦人科に行くのは不安というママも多いようです。診察を受けるときの服装や、持ち物を事前に確認し、あわてないよう準備をしてから出かけましょう。また、胎児への影響が高いたばこの害についても知っておきましょう。

健診のときの服装と持ちもの

<服装>

■Aラインのトップスとパンツがグー
パンツ派のママにはおしりが隠れる丈のAラインのトップスがおすすめ。

■妊娠中期以降は上下に分かれた服を
妊娠中期以降は腹囲測定や経腹超音波検査があるため、上下に分かれた服装がおすすめ。

■ストッキングやタイツより靴下
靴下なら、足の冷え防止になり、内診で下着を脱ぐときもはいていられます。

■妊娠初期からローヒールの靴を
あまり靴底がフラットだと歩きづらい場合もあるので、3cmくらいまでのヒールを選んで。

<持ち物>

□健康保険証・母子健康手帳
正常な妊娠・出産には保険は適用されませんが、トラブルや手術には適用されます。

□手帳・筆記用具
医師の説明や質問したい内容をメモしておくと便利。手ごろなサイズを選んでバッグに入れておいてください。

□キャンディー
つわりで気分が悪くなったときに備えて、レモンやペパーミント味のキャンデーを用意。

□基礎体温表は(初診時)
妊娠の判断や排卵日を知るのに役立つので、1カ月以上つけている人は持参しましょう。

□本
待ち時間が長いときに備えて、文庫本や雑誌などを持っていくといいでしょう。

□財布
初診金額は5000円から1万円以上になることも。足りないことのないよう財布の中身を確認しましょう。

妊娠確定までの条件

妊娠6週過ぎには、胎嚢の中に赤ちゃんの姿が見えるようになります。これが「胎芽」で、まだ1mmほどですが、元気に動き始めています。見えないときは妊娠週数の誤差が主な原因ですが、胎嚢は完成していても胎芽ができないこともあります。

妊娠6週ごろから、赤ちゃんの心拍が認められるようになります。9週過ぎまで安定した心拍が続いていれば、流産の確率は低くなります。6~8週は体の器官がつくられているとき。心臓が完成する途中の健診では、はっきりとした心拍が確認できないこともあります。

妊娠が判明したら、キッパリ禁煙

たばこを吸うと、ニコチンの影響で血管の収縮が起こり、赤ちゃんに十分な酸素が届かなくなります。また、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びついてしまうと、本来、結ばれるはずの酸素と結合できなくなり、母子ともに低酸素状態になります。こうした状態が続くと、赤ちゃんに十分な栄養が届かず、発育を妨げてしまいます。胎盤機能が低下し、流・早産のほか、前期破水、低出生体重児、常位胎盤早期剥離、胎児機能不全などのリスクも高まります。「1~2本なら」という気持ちは捨てて、妊娠判明後は禁煙しましょう。
ニコチンの血中濃度が半分になるまでの時間は、数十分~2.5時間ほどといわれているので、妊娠がわかった時点で禁煙をすれば、体内にニコチンが蓄積されることはありません。

たばこを吸う人が吐き出す主流煙より、たばこの燃えている部分から立ちのぼる副流煙のほうが、数十倍から数百倍もの高い濃度の有害物質を含んでいます。パパや家族が喫煙する場合は、たばこの害(受動喫煙)を伝え、煙に注意してもらいましょう。

愛育病院センター長 中林正雄先生

妊娠6週の気がかりやトラブル・病気

切迫早期流産の基礎知識

安静にしていれば治まることが多く、切迫流産と診断された人の多くは、妊娠を継続することができます。

出血と下腹部の張り痛みが2大症状

主な症状は「出血」「おなかの張り・痛み」の2つです。切迫流産とは、22週未満に出血や下腹部痛といった流産と同じ症状がある状態のことで、妊娠が継続するケースも多くあります。そのなかで12週未満のものを「切迫早期流産(せっぱくそうきりゅうざん)」と呼んでいます。

「切迫」という言葉を聞くと、流産が差し迫っているかのように思われがちですが、妊娠が正常に継続しているのに、出血や下腹部痛があることも多いものです。これは受精卵が子宮内膜に入り込んで胎盤ができる過程で、子宮内膜の血管から出血が起こったり、痛みが現れたりすることがあるからと考えられています。

安静が大切です

妊娠経過が順調であれば、特別な治療はしませんが、出血や下腹部痛を治めるために、安静にすることは大切です。自宅安静にしても症状が改善しない場合は入院安静になることも。また切迫早期流産が、そのまま早期流産の開始の症状となることもあります。

<安静生活のチェックポイント>

自宅安静と言われたら・・・

□家事は最低限に
□入浴は医師に相談して
□仕事は休む

入院安静と言われたら・・・

□家のことは家族にお願い
□許可があるまでは動かない
□ストレスをためこまない

東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授 藤井知行先生

妊娠週数別基本情報

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

妊娠1ヶ月

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠
2ヶ月
妊娠
3ヶ月
妊娠
4ヶ月

妊娠中期-妊娠16週~27週

安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠
5ヶ月
妊娠
6ヶ月
妊娠
7ヶ月

妊娠後期-妊娠28週~40週

出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠
8ヶ月
妊娠
9ヶ月
妊娠
10ヶ月

出産

出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。

出産

妊娠初期(6週) ママの悩みQ&A

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長、体重管理や体の悩みについて、育児中は赤ちゃんの発育、予防接種や健診、母乳・ミルク・離乳食、お世話や遊びなどなど、いろんな疑問や不安を抱えています。そんな妊娠中から育児中のママたちのお悩みに、産婦人科や小児科の医師、助産師、保育士など各分野の専門家がていねいにお答えします。

先日妊娠がわかり、妊娠6週の初妊婦です。妊娠がわかったその前日まで、毎日2L以上のビールを飲み、毎日1箱以上のたばこを吸っていました。今はきっぱりやめたのですが妊娠4~7週が超敏感期で胎児への影響が大きいと聞いたことがあります。まだ気づかなかったとはいえ、超敏感期に大量のたばことビールを摂取したことで、胎児の発育や障害、出生後の発育や障害に影響はないでしょうか。
妊娠中はアルコールとたばこは避けるのが基本です。とはいえ、妊娠判明前にそうとは知…
妊娠6週ですが、5週からつわりがどんどんひどくなり、毎日吐く状態です。でも吐くよりも息が苦しいほうがもっとつらいです。過呼吸の手前みたいな感じです。貧血だからなんでしょうか?
何回も吐くことで、体調が悪くなってしまったり、吐くときには筋肉に力が入るので、そ…
妊娠6週4日で胎芽(たいが)が3.4mmとは、小さいですか?ほかのサイトでは、心配いらないと言われましたが。ちなみに心拍はしっかりあります。サイトを見ると、同じ6週のこの時期でも6~7mmとありました。この時期は大きさにばらつきがあっても、心配いらないという意味なのでしょうか?
この時期の赤ちゃん(胎芽)の大きさはCRL(頭殿長・とうでんちょう)といって頭か…
妊娠6週です。最近は、きちんと睡眠はとっているのに、日中我慢できないほどの眠けに襲われることがよくあります。寝すぎで赤ちゃんに影響がないか心配です。この状態は妊娠と何か関係あるのでしょうか?
妊娠初期は眠くなることが多いもの。原因はよくわかっていませんが、それだけ体が睡眠…
現在、6週です。つわりがひどくてあまり自信はないのですが、そろそろ美容室に行かないと髪の毛に自信がありません。妊娠中のヘアカラー、トリートメント、炭酸スパは胎児に影響はありますか?
美容室に行きたいとのことですが、妊娠中はホルモンの影響でかぶれやすくなったり、気…

妊娠初期に関する用語

「たまひよ用語辞典」は、多くのママに好評の「たまひよ大百科シリーズ」を元に、たまひよnet向けに、短い時間で簡潔に概要がつかめるようにと全て一から編集した、みなさまのための用語集です。 用語は、「出産用語」「産後の体用語」「新生児のお世話用語」に分かれています。気になる部分を選んで、読み進めていってくださいね。