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会陰切開&縫合の痛みは想像以上… 陣痛なみの恐怖もいまではいい思い出

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ライターの“まにゃ”です。在宅コールセンターでSV(スーパーバイザー)の仕事をしながら1児のママとして奮闘中です。第1子を出産したのは30歳のとき。それからすでに5年が経過。そろそろ年齢も考えて本格的に妊活を考えているワーママです。

実は、陣痛と同じくらい恐れていた“会陰切開”

出産といえば陣痛! “唇を頭のうしろまで引っ張るくらいの痛さ”とか、“鼻からスイカが出てくるくらいの痛さ”とか…。例えの凄まじさから陣痛の痛みが壮絶であることは覚悟していました。

しかし、私には陣痛と同じぐらい不安に思っている痛みがあったのです。それは“会陰切開”。

数年前、友人が出産し、直後にお見舞いにいったときのこと。“会陰切開”の痛みで、ドーナツ型の座布団に座るたびに悲鳴をあげていたのを目の当たりにしたからでした。それ以来、出産には陣痛以外に、もう1つ別の苦しみがあるということを知ったのです。

「できれば痛い思いはしたくない」と思い、妊娠中から、会陰専用のクリームを買い、ケアに励むことに。毎日行ったわけではありませんが、できることはやろうと決めて、時間を見つけて行いました。

難産の末、出産。ついに訪れた“会陰切開”の瞬間

臨月の最後の妊婦検診で、おなかの赤ちゃんの指定体重は3700gくらい。かなり大きいことを覚悟していました。

しかし、出産のとき、それ以上にびっくりしたのは頭の大きさでした。分娩台の上でいきんでいるとき、想像以上に頭が大きいということを誰もが感じたのでした。

26時間にもおよぶ陣痛、そして破水の果てに、分娩のときは頭がなかなか出ず、本当に苦労したのを覚えています。「もう次が最後だ!」とある限りの最後の力を振り絞っていきんだ瞬間、「ざっくり!」という音と感触が!

そして、元気のよい産声とともに、体重3996gの大きな男の子が誕生しました。しかし、ほっとしたのはほんのわずかな時間。そのあとには、ざっくり切った会陰をちくりちくりと縫合…。分娩台の上で、痛みに小さな叫びを繰り返しあげることになったのです。

思っていたよりも遅かった“会陰切開”の回復…

難産のため、会陰をざっくりと切ってしまい、縫った面積も大きかったため、入院中も座るごとに小さな叫びをあげることに。

無事退院してからも、1ヶ月以上もの間、ちくちくする痛みと違和感が残りました。トイレで大便をするときは本当に苦痛でたまらなかったのを思い出します。

それでも、何とか傷が回復し、最終的に抜糸をするときは、ほとんど痛さを感じませんでした。また時間とともに傷の痛みも自然に引いていきました。

大きく生まれたわが子の出産は大変で、その分、“会陰切開”の傷も大きく、痛みもありました。しかし、それも「息子が無事元気に生まれてきてくれた証なのだ!」と思い、今では良い思い出として残っています。

子どもが想像以上に大きく、傷口も深かったけれど、あらかじめ心づもりをして、ケアなどできる準備をしていたおかげか、今では傷もすっかり治りました。“会陰切開”のことも、良い思い出の証として誇らしく思っています。“会陰切開”について、出産前からあまり恐れる必要はないかもしれません。ただ、出産前の恐怖心を和らげる意味からも会陰ケアは役に立ったと思います。

■その他のママライター体験談はこちら

[まにゃさん*プロフィール]
在宅でコールセンターのSVや事務の仕事をしています。5歳の息子と旦那の3人家族。念願の2人目を最近流産してしまい、しばらくブルーでしたが、また立ち直って現在妊活中のワーママです!

■関連記事: 【助産師直伝】会陰切開をしないために妊娠中からできるケア

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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