食べづわり…妊娠初期から体重増加が止まらない!間食の工夫で体重増加に歯止め
4人の子を持つライターの“優空”です。27歳で1人目を妊娠出産しました。その後、何度妊娠しても体重管理には悩まされました。妊娠中の体重管理に悩んでいる方、水を飲んでも体重が増え続ける気がして不安な方、そんな方たちの参考になればと思い、私の経験をお話します。
「え、嘘でしょ?」 妊娠初期で、すでに3kg増
妊娠が発覚してすぐ、困ったことに“食べづわり”が襲ってきました。何か口にしていないと気持ちが悪くて仕方がないのです。この“食べづわり”を乗り越えるため、おにぎり、サンドイッチ、キャンディ、ガムと何かしら口にしていた私。そして気づけば妊娠初期ですでに3kgも体重増加…。
体重管理についてそこまで厳しい病院ではありませんでしたが、それでも軽く注意を受けました。妊娠初期だと、食べてお肉になるのは、おなかの赤ちゃんの方ではなく自分自身の方とのこと。「食べたら太る!」とわかっていても、気持ち悪くて我慢ができず、間食が止まらない状態。こんな日々を悶々と過ごしていました。
妊娠中期・後期は、間食の工夫で体重増加に歯止め
妊娠中期でも徐々に増加していく体重。まるで水を飲んでも、呼吸をするだけでも、体重が増加しているような錯覚に陥ってきます。「何も食べてないのに、どうしてこんなに増えてるの~?」とよく思っていました。実際は、おにぎりやサンドイッチなどをそれだけ食べていたのですが…。
「このままでは出産にも影響が出るかもしれない!」と危機感を覚えた私は、本気で体重管理を始めることを決心!
まず間食を見直し、工夫することに。寒天を使ってゼリーを作ったり、おからやこんにゃくなど低カロリーでも栄養価の高いものを食べるようにしたり。
さらにウォーキングや階段を使うように心がけ、体を積極的に動かし始めました。すると増加し続けた体重が落ち着き始めたのです。結果、最終的には9kg増加でおさまってくれました。
生まれた赤ちゃんは3230g! 体重との闘いは続く
最終的に9kg増でおさまった体重ですが、いざ出産してみると我が子は3230g。つまり残りは自分のお肉ということになります。授乳もしているので極端なダイエットなどはできません。そこで引き続き食事の工夫を続けることにしました。
心がけたのは、体にとって良い食べ物を口にするようにしたこと。例えば、玄米、ひじきの煮物やこんにゃくの煮物など…。気がつけば和食のオンパレードです。さぞかし母乳も美味しかったのでは? と自画自賛しております。
それ以外にも、子どもが昼寝をしている間にストレッチをして体をほぐしたりもしていました。また骨盤ケアとして骨盤ベルトをつける、骨盤体操をするなど、できることをやってみました。
その甲斐あって、産後1年くらい経過した頃には妊婦前の体重に戻すことができました。
妊娠中の体重管理は想像以上に大変なものでした。食べたいものを食べることができない生活にストレスも溜まったりしていました。しかし、「おなかの赤ちゃんの栄養になっている、赤ちゃんの体を作っているのは私なんだ!」と思うことで母としての責任感が芽生え、努力を続けることができました。子どもの笑顔を思いながら楽しく取り組むことが無理なく続けるコツかもしれません。ストイックになりすぎるとつらくなってしまうので、たまにはゆる~くなってみるのもアリだと思います。
[優空*プロフィール]
9歳、6歳、3歳、1歳の子を持つ4人の母です。今しか得られない、感じられないものに目を向けながら生活するように心がけています。最近では、老後は孫に囲まれて笑って暮らしているかな~と想像しています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。