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突然迫られた、不安と緊張の「帝王切開」 やっと産めたのに悪夢は続く…

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黒い背景の上に新生児の赤ちゃんを保持している父と母の手をクローズアップ、コピースペースの背景バナー家族の両親愛の概念
paulaphoto/gettyimages

ママライターのrainyです。第1子である娘の出産の時にトラブルは突然訪れました。前回、破水するも子宮口が開かず、陣痛促進剤を使用しつつ出産に臨むも、途中で赤ちゃんの心拍も下がってしまったことをお話しました。今回は出産時の体験についてお話します。

■関連:出産・産後トラブルは突然に。準備万端!でも、全く来ない陣痛、最終手段はバルーン挿入!

赤ちゃんが弱ってしまう…!迫られた「帝王切開」

医師から告げられたのは「このままでは赤ちゃんも弱ってしまうので、帝王切開で産みましょう」という言葉でした。頭を何かで殴られたような衝撃を感じて言葉を失いました。

入院して3日目。私も精神的に疲れ果てていたので、これ以上思い悩むより、早く赤ちゃんに逢いたいという気持ちが強く、帝王切開で産む事を了承しました。周産期母子医療センターという大きな病院だったので、安心して任せられると思いました。

翌朝に手術をするので、東京から夫を呼び寄せて医師から説明をしてもらい、書類に署名をしました。その日の夜は、生まれて初めての手術への恐怖と、やっと念願の赤ちゃんに逢える喜びが入り混じって、ほとんど眠れませんでした。

予定日超過で陣痛促進剤とバルーン挿入。帝王切開へ

帝王切開手術日の早朝、シャワーを浴びて点滴を付けました。母と夫に見送られ手術室に入りましたが、不安と緊張で体が震えていました。手術台へ上がり、局部麻酔をする為、脊髄に麻酔を打ちました。背骨と背骨の間に針を打つので、大きなおなかで背中を思いっきり丸めるのはキツかったです。麻酔を打つと、段々と下半身がゴムのような感覚になって来ました。意識はハッキリしているので、生まれて初めての大手術は怖くてたまりませんでした。

手術中はコンタクトレンズを使用できず、眼鏡を看護師さんに預けたので、周囲がボヤけてよく見えないのは良かったです。看護師さんに「会話や音が聞こえないようにできないですか?」と聞くと、「音楽を流しますね」とヘッドフォンを付けてくれました。そこから流れてきたのは、ゴスペラーズのCDでした。美しいメロディーとハーモニーを聴いていると、リラックスできました。

2曲目が流れている時、急におなかから何かがズルっと出た感覚がありました。しばらくして音楽よりも大きな泣き声が聞こえ、看護師さんがヘッドフォンを外し「おめでとうございます。大きな女の子ですよ」と、生まれたての娘を胸元に持って来てくれました。預けていた眼鏡をかけさせてくれたので、はっきりと娘を見る事ができました。

性別は聞いていなかったので、念願の女の子だったのがとても嬉しかったのと、安心感で涙が止まりませんでした。あの瞬間は一生忘れません。産んだ後の処置の方が長かったですが、恐怖心はもうありませんでした。『母』になった私は、数分前よりも強くなっていました。

長い道のりの果てに、やっと産めたと思ったのに悪夢は続いた

術後は自分の下半身が全く動かず、感覚が無かったのには驚きました。車椅子で移動し、ベッドに上げてもらい看護師さんが血栓予防の着圧の靴下を履かせてくれました。腹筋を縦に切っているので、最初は寝返りも起き上がる事もできなかったのがつらかったです。腹筋がこれ程大事な物だと初めて知りました。

麻酔が切れると悪夢が始まりました。一度も来なかった陣痛が、後陣痛という形で襲ってきました。帝王切開は急に赤ちゃんが出てしまうので、後陣痛がひどい場合が多いと聞いていましたが、私の場合赤ちゃんが特に大きかったので、子宮収縮が激しく痛みが強くなったようです。

痛み止めを何度も飲みましたが、夜中に急に痛くなり、ナースコールをして点滴を打った事もありました。後陣痛が治まった頃、やっと起き上がれるようになり、歩く練習を始めました。松葉杖で廊下を歩きリハビリを頑張り、やっと一人でトイレに行けるようになりました。
(次回へつづく)

■その他のママライター体験談はこちら

[rainy*プロフィール]
16歳の娘と11歳の息子のママです。子どもに手がかからなくなったので、働きに出たり、好きな事をする時間が増えました。娘の母親学級で知り合ったママ友と、17年間毎月会って情報交換をしています。

■関連:痛みのない出産は出産じゃない? 「帝王切開」への大きな誤解

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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