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ぽっちゃり体型の私が10kg減!つわりを乗り越えられたのは…

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便器の中で嘔吐する女
AndreyPopov/gettyimages

1人娘の母親で、ママライターのsakuraです。仕事は骨董業で事務も兼務しています。27歳で結婚し30歳で妊娠しました。好奇心旺盛で何でもトライしていくタイプです。海外旅行が大好きで、各国のおいしい物を食べるのが一番の楽しみでした。

“子どものための人生”に変えようと思えた妊娠

30代に突入した時「世界中の美味しい物もいっぱい食べたから、そろそろ子どものための私になっても良いかな」と思うようになりました。現地では、屋台などで怪しげな物も食べていましたが、それも卒業です。

子どものためには何でもしてあげたいから、子どもに悪影響を与えるような食生活は変えなければいけません。妊娠したとき「その時期がやって来た!」と思いました。

“受精卵の着床時”からつわりが始まっていた

そうと決めたらすぐに基礎体温計を購入し、グラフを付け始めました。付け始めてすぐに着床した感覚が何となくわかりました。どんより重い感じがして、だるい症状がそれ以降続いたのです。今から思えば、私のつわり症状は着床時から始まったと思われます。

時期を見て病院に行ってみると、やはり妊娠していました。それから私の食生活はがらりと変わりました。まず大好きだったコーヒーを中止し、もちろん妊娠中はお酒を一滴も飲みませんでした。

「体重は増やし過ぎずに、栄養はたっぷり取らなきゃ!」と、心に決めて妊婦生活がスタートしました。しかし前述した通り着床時から体がだるく、食欲も無くなっていきました。日増しに“むかむか”が強くなり、食事を作るのも食べるのも億劫になってきました。

同じ職場で働く仲間の、気配りに助けられて

その当時私は秘書の仕事をしており、会社ではお昼の弁当持参でした。女子だけのチームで、5人皆でデスクを囲みながら昼食を取っていたのです。偶然ですが、少し上の先輩が私より2ケ月程早く妊娠していて、職場での妊婦仲間でした。つわりも始まっており、チームの皆が“におい”などを気にしてくれて助かりました。

まず私は炊飯時のご飯のにおいがダメでした。魚の生臭さや油で揚げたお肉のにおいもたまらなく嫌でした。当時職場の方々は、サンドイッチやおにぎりやサラダを多く食べており、私たち2人にかなり気を使ってくれていたのだと思います。

でもつわりは日増しに強くなり、決まった食べ物しか受け付けないようになりました。なぜか氷砂糖を食べたくて、いつもカバンに入れていました。

食事日記や家族の協力で、乗り切った

妊娠5ケ月の安定期に入り、しきたりを重んじる義母と夫と3人で、戌の日に水天宮に安産祈願に行きました。義母はつわりで具合悪そうな私を見て、とても心配していました。お昼の時間だったので、お参りの後のランチをとても楽しみにしていたのですが、私が全く受け付けない事を知り、急きょおいしいケーキ屋さんに変更してくれました。

なぜか甘いものは受けつけたのです。夫も毎日の食生活でさっぱりした物ばかりが並ぶ食卓に、文句一つ言わずつき合ってくれました。おかげで夫も私が出産する頃には、随分スリムになってかっこよくなっていました。

結局8ヶ月健診時には、私の体重は妊娠前より10kg減っていました。先生からは「入院して、点滴による栄養摂取もできます」と言われていました。しかし食事日記を付けたり家族の支えがあって、つわり入院はせずに何とか乗り切る事ができました。

ちょっと早めの妊娠34週で出産。体重2400g、身長48cmの赤ちゃんでした。私の場合着床してから産むまで、強弱はありましたがつわりがずっと続きました。食べる事が大好きだった私にとっては、思ってもみなかった事態です。食べられないつらさは本当に悲しかったです。出産後時間が経ちましたが、体型は10kg痩せたままを保っています。その点だけは、つわりを経験してがんばった“ご褒美”かな、と思っています。

■その他のママライター体験談はこちら

[sakura*プロフィール]
主人と一人娘と柴犬の4人家族です。今ではぽっちゃり体型になった娘がダイエットに励んでいますが、「出産したら痩せるから大丈夫」と励ましています。今は骨董業関係の仕事をしています。

■関連:体のトラブル

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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