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2回目でも怖い「帝王切開」!でも、計画的で余裕が持てたベストな選択

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バイリンガル保育士、英会話講師をしながら7歳と5歳の女の子の子育てを楽しんでいるママライターの“Ami”です。26歳で長女を緊急帝王切開で出産し、28歳で次女を予定帝王切開で出産しました。2歳の長女、夫の仕事などを考えると、二人目計画出産は、私たち家族にとって心積もりも準備もできる、ベストな選択でした。

“つわり”初体験と、上の子との貴重な一人っ子時間

暑さからか何かと味覚に変化を感じた頃、私のおなかの中では二人目の小さな命が宿っていました。味覚の変化というのも、長女の時にはなかった初めての“つわり”。娘と夫の食事を準備するも、自分はあっさりさっぱりしたものばかりを好んで食べていました。

そんなつわりも早い段階で収まり、つわりで減った体重はあっという間に元に戻ってしまいました。まだ2歳前だった長女と遊び、一緒にお昼寝をする穏やかな日々を過ごす中、早い段階で「ママのおなかの中には、赤ちゃんがいるんだよ」と話しました。

一人目を緊急帝王切開で出産した私は、二人目の妊娠の際、主治医の先生から「子宮破裂の心配があるので、一度帝王切開分娩をした方は予定帝王切開分娩になります」と説明されていました。

出産を計画的にできると知り、夫が休日の週末に退院できるように逆算して出産予定日を決めました。そして、いつ来るかわからない陣痛を待つ不安な生活ではなく、娘にとって最後の一人っ子時間を堪能することができました。

夫は仕事、長女は昼寝、次女はあっという間に誕生

手術予定の前日から入院した私のベッドには、外泊初体験の長女もいました。長女は「明日、ママから赤ちゃんが生まれる」と一人ウキウキ。私は、赤ちゃんに会える楽しみはもちろんありつつ、一度経験した麻酔の注射や術後の痛みのことを不安に思わずにはいられませんでした。

予定帝王切開だったので、、“金曜の午後に出産をし、仕事帰りに夫に来てもらい、長女を連れて帰宅してもらう“という、完璧な計画を練ることができました。手術当日、両親にきてもらって長女をみてもらい、車椅子に乗った私は「赤ちゃん産んでくるね!」と長女に伝えました。長女は「まっているよ~」とおなかの中の赤ちゃんに伝えて、手術室へ向かいました。

私も長女も、とても穏やかな気持ちで赤ちゃんを迎える準備ができていました。そして次女が誕生したその瞬間には、長女は病室でお昼寝中、夫はお仕事中、私の両親は「孫を置いてはいけない」と病室待機。それぞれ赤ちゃんとの初対面に時間がかかってしまったという珍体験でした。

帝王切開二回目だって、正直怖い!

一度体験しているから心積もりができた今回の帝王切開。その一方で、肩にする筋肉注射や腰に打つ麻酔が激痛だということや、術後の傷口の痛みなどが二度目だからこそ、少し怖かったです。

前回の緊急帝王切開とは違い、今回は術前に浣腸や剃毛をしたりと初体験もありました。腰に麻酔をするときに、スイカが入っているかのような大きなおなかを抱え込み、さなぎのように丸まってじっとしなくてはいけない姿勢が苦しくてたまりませんでした。

そして何より、手術前日の夕飯を最後に出産の次の日の朝ごはんまで、何も食べられなかったのがつらかったです。

病院のベッドに産後の私と、長女と新生児!?

無事に出産し、全身麻酔から覚めた私は、病室でニコニコの長女を見てほっとしました。仕事帰りの夫に抱かれる次女の頬っぺたを、指でツンツンしていた長女がとても印象的です。

私には、すでに立派なお姉ちゃんに見えました。そんな穏やかな時間もつかの間、夫が長女を連れて帰宅しようとすると、病院中に泣き声が響き渡りました。出産当日は尿管も入り、私は全く動けないのでどうすることもできず、泣きじゃくる長女を無理やり連れて帰ってもらいました。

その次の日からというもの、退院するまで長女も一緒に入院生活を送りました。長女は母親の私から離れたくなかったのはもちろんですが、生まれた妹がかわいくてたまらなかったようです。

38週0日で、体重3102g・身長51cmの女の子を出産しました。私を含め夫、2歳の長女、私の両親は、出産の日が定まり準備万端で新しい家族を迎えることができました。赤ちゃんは、心の準備もままならないまま誕生し、きっとビックリしていたと思いますが、今ではとっても元気でかわいい5歳児です。家族でよく、「~ちゃんにしてみれば、何が何だかわからなかっただろうね!」と話しています。でも、もしかしたらおなかの中で「帝王切開で生まれてくる」とわかっていたかもしれませんね。

■その他のママライター体験談はこちら

[Ami*プロフィール]
現在7歳と5歳の女の子二人のママです。次女が3歳を迎えたころからパートでバイリンガル保育士、英会話講師として復帰しました。子どもの事を第一優先に考えつつ、自分のスキルアップできる場を模索中です。

■関連:帝王切開分娩の基礎知識

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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