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ストレスが多い人ほどインフルエンザに?対策の新習慣は?

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Estradaanton/gettyimages

インフルエンザの流行が早まったという報道もあるなか、先日行われた花王のヘルスフォーラムで、どんな人の感染リスクが高いのか、感染予防に役立つ習慣などの発表が行われました。
日ごろの生活の中で覚えておきたい予防法を紹介します!

関連:妊娠中のインフルエンザ-対処法や胎児への影響、予防接種の安全性は?

休めない状況の人ほど感染症のリスクが高い

フォーラムの始めには、スポーツ選手のコンディションについて研究している、枝 伸彦先生(国立スポーツ科学センター スポーツ研究部 研究員)から、アスリートの免疫と感染症の関係についての講演がありました。
健康的なイメージがあるアスリートですが、実は大事な試合や本番前に風邪をひきやすいのだとか! 
ハードなトレーニングやプレッシャーによって高疲労、高ストレス状態になると、免疫低下を引き起こし、結果的に感染症のリスクが高まるという結果が出ているそうです。
そこで現在では、大切な試合で最高のパフォーマンスをするために、免疫状態をチェックしたり、疲労をためない練習プログラムにするなどの対策がとられているのだそう。
そのほか、ヨガなどのリラクセーションや、ビタミンA、Dといった栄養補給などでいい免疫状態を保つ工夫がされているそうです。
 枝先生によると、試験期間中の学生や受験生、育児中のママ・パパも高疲労、高ストレス状態になりやすく、免疫低下による感染症リスクが高いとのこと。
免疫機能を下げない工夫と、手洗い、うがい、適度な加湿など日ごろの生活習慣でいいコンディションに整えていくことが感染症対策のカギと解説してくれました。

感染症予防の新習慣は「のどバリア」を高めること

フォーラムでは、手洗い、うがい、加湿など、それまでの感染症対策と並ぶ、新しい予防方法が紹介されました。
その要となるのが「のど」。「のどの奥の粘膜はウイルスの感染する部分であり、同時に体内に入れないようにするための最後のとりで。
のどの『粘液』、『だ液』、『線毛運動』の3つの機能を高めることで、口から入ったウイルスや細菌のバリアとなります」と花王㈱パーソナルヘルスケア研究所の山本真士さん。のどのバリアを高め、感染症予防となる新習慣3つを詳しく紹介します。

1 「粘液」保護のためにカテキンをのどにとどまらせる

以前から、緑茶などに含まれるカテキンには、抗ウイルス作用があるといわれてきました。
そこに着目した花王の生物科学研究所と静岡県立大学薬学部は、共同研究によって、カテキンにとろみをつけると、のどに長くとどまりやすくなること、また、継続してとろみをつけたカテキンをとることにより、風邪やインフルエンザなどウイルスや細菌の感染が原因となって起こる急性上気道炎の発症が低下することを確かめました。


以下、家庭でできる「カテキンをのどにとどめる工夫も2つ発表されたので紹介します。

1つめ 緑茶を飲むときはひとくちずつこまめに飲むこと

2つめ カテキンにとろみをつけてのどにできるだけ長く留めること

2に関しては家庭で作れるレシピも公開されました。

●家庭でできるカテキンをのどにとどめる工夫

材料:煎茶パウダー1g、はちみつ大さ
じ1、水500ml、糸寒天2g
作り方:鍋に水を入れて熱し、沸騰したら残りの材料を加える。糸寒天が溶けるまで混ぜながら加熱してできあがり。
※妊娠中は緑茶は1日1杯程度に。カフェインのとりすぎに注意をしましょう。

2 「だ液」をたくさん分泌させるために炭酸の刺激を利用する

だ液の中でも、舌下腺や顎下腺から分泌されるだ液には、インフルエンザに対する防御効果が期待できる成分が多く含まれていることが判明。さらに、炭酸の発砲刺激によって、そのだ液の分泌が促されることも確認されたそうです。

炭酸発泡レシピも紹介されました。

●しゅわしゅわはちみつジンジャーグミ

材料:【グミ】粉ゼラチン10g、水大さじ4、はちみつ大さじ2、おろししょうが大さじ1/2
【しゅわしゅわパウダー】グラニュー糖小さじ1~2、クエン酸小さじ1/2、重層小さじ1/2
作り方:①耐熱容器にゼラチンと水を入れ、電子レンジ(500W)で約15秒加熱する。温まったら混ぜて溶かす。②はちみつ、しょうがを加えて混ぜ、シリコン型に流し入れる。③冷蔵庫で20分ほど冷やし固め、方から外す。しゅわしゅわパウダーの材料を混ぜ、食べる直前にグミにまぶす。

3 「線毛運動」をアロマの力で活性化する

のどや鼻などの粘膜にある「線毛」は、一定方向に動くことで(線毛運動)、ウイルスや細菌などの異物をのどから外へ排出する働きがあります。蒸気や香りの作用が、この機能を活性化するという報告も。今回のフォーラムでは、温熱蒸気とユーカリの香気を同時に吸入することで、鼻の中の黄色ブドウ球菌を減少したことが発表されました。

●家庭でできるのどの加温加湿の工夫

洗面器にお湯をはり、その蒸気を吸う。

※妊娠中のアロマオイルの使用には妊娠時期や種類によって注意が必要なものもあるので、専門家に確認してから使用しましょう。

関連:小児科医に聞く!子どもが風邪をひいたときのホームケア

インフルエンザの予防には、予防接種の接種が第一ですが、手洗いやうがいなどに加えて、普段の生活でできる感染症対策が増えるのはうれしいですね。
とくに妊婦や育児中の人はストレスが多いもの。できることから取り入れられたらいいですね。

(文・茂木奈穂子、たまごクラブ編集部)

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