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予定帝王切開のはずが…。1ヶ月も早い緊急帝王切開に!

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4歳の男の子を育てながら、フリーランスでWebライターなどをしている“ゆづっこ”です。25歳で結婚。すぐに子どもを授かり、26歳で出産しました。
出産予定日の約1ヶ月半前までは大きなトラブルもなく、マタニティライフを楽しんでいました。

楽しいはずの里帰り出産が、自宅安静で計画変更に…

初めての出産で里帰り出産を計画していた私は、予定日の約1ヶ月半前に実家へ向かいました。「出産までに出産・育児グッズを買いに行くぞ~! 」と張り切っていた矢先のできごとです。

実家近くの産院を訪れると、子宮頚管長が25mmと短く、切迫早産の可能性があるために自宅で安静にしているよう指示がありました。それまで大きなトラブルはなく順調だったので、突然のことに驚きました。

さらに、20週目くらいから逆子が治らず、帝王切開になることを想定して総合病院を紹介されたのです。里帰り前の計画はすべてキャンセルすることに…。「出産は予定通りにいかないな」と、つくづく実感しました。

逆子が治らず予定帝王切開へ。ところが…

20週目くらいから逆子でしたが、そのうち胎児が回転するかもしれないと健診のたびに言われていたので、さほど気にしていませんでした。しかし、予定日が近づいても逆子は治らず…。

33週ごろから、予定帝王切開の準備を始めました。普通分娩へのこだわりは特になかったので、手術の日がいつになるのかとワクワクしていました。そして、出産予定日までまだ1ヶ月以上も残したある日のこと。

自宅で安静にしていると、何となくおなかに痛みを感じました。半日ほど横になり痛みは治まりましたが、少量の出血があったため病院へ。診察を受けるも、状態が安定してきたのでその日は自宅に戻りました。

予定日1ヶ月前なのに、まさかの陣痛。そして破水!

今思うと、あの痛みは前駆陣痛だったのかもしれません。数日後、前回と似たようなおなかの張りと痛みが再び襲ってきました。半日以上横になっても治まらず、少量の出血もあったため、病院へ連絡をしました。

そのときは平常心で会話ができたのですが、次第に痛みが強まり、病院に着いたころには歩くのもつらいほど、痛みはピークになっていました。

そして、診察を待っている間に、破水! 子宮頚管が短く、さらに子宮口も全開になっていたことから、緊急帝王切開となってしまいました。ここで初めて、おなかの痛みは陣痛だったことに気づいたのです。痛みには強い私もがまんができず、早く麻酔をしてほしいと思うほどでした。

あっという間の緊急帝王切開。手術中の感覚は?

手術することが決まってから子どもが取り出されるまでは、本当にあっという間でした。病院に着いてから出産までにかかった時間は、ほんの1時間くらいだったと思います。

部分麻酔だったので手術中でも痛みはありませんでしたが、意識があり最小限に切開された部分から医師が子どもを一生懸命に取り出そうとしている感覚は、しっかりと感じられました。しばらくすると子どもの産声が聞こえ、自然と涙が溢れました。

出産後の数日は、歩くのはもちろん、横になっていても傷跡が痛み、薬で痛みを抑えていました。それでも、8日後に退院するころにはほとんど痛みは消え、傷跡をケアする腹巻を装着するだけでよいほどに回復しました。

息子は、あともう少しで臨月という35週目に、体重2300g、身長42cmの低体重で生まれてきました。里帰りするまでは順調だったのに、切迫早産と緊急帝王切開を体験することになるとは…。
妊娠中の体は日々変化をしており、どんな出産方法になるかは、最後までわからないものなのだと痛感しました。
予定より1ヶ月も早い、想定外の緊急帝王切開となりましたが、無事に出産でき、母子ともに健康で過ごせていることに感謝しています。

■その他のママライター体験談はこちら

[ゆづっこ*プロフィール] 
フリーランスで教育系の仕事やライターなどをしています。4歳の息子とお出かけスポット巡りをするのが趣味。面白い場所や楽しいことはないかと日々探しています。知育に興味があり、さまざまなことに取り組んでいます。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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