1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. 【産科医が解説】帝王切開の傷をきれいに治す術後ケアのコツ

【産科医が解説】帝王切開の傷をきれいに治す術後ケアのコツ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

iStock.com/Liudmila_Fadzeyeva

帝王切開が増えている今、気になるのが帝王切開の傷。実は、きれいに治すには、最初のケアが大切なんです。帝王切開の術後ケアについて、産科医の竹内正人先生に伺いました。

縦切りのほうが傷が残りやすい!?

「帝王切開の開腹法には、横切りと縦切りがあります。おなかのしわに隠れやすい横切りに比べて、縦切りはおなかのしわに隠れないので、傷あとは横切りよりも目立ちます。ただし、切り方によって傷の回復具合に差が出るわけではありません。初期の時点できちんとケアすれば、どちらの傷も目立たなくなります」

傷あとがきれいになるかどうかは、その後のケア次第

「傷口は皮膚が引っ張られたり、摩擦、紫外線などの刺激で、中から皮下組織が出てきてしまい、傷あとが広がってしまいます。つまり傷口を引っ張られないように固定すれば、傷あとはかなり目立たなくなるのです。傷あとが広がってから回復させるのは難しく、最初の1~3カ月ごろのケアがとても大切なんです」

皮膚が動かないように固定するのがコツ

「傷が完全にふさがったら、ケアを開始しましょう。コツは、医療用テープで傷を覆うようにすき間なく張ること。方法としては、

①小さく切った医療用テープを重ねばりする
②手術後の傷あとケア用の一枚の大きなテープを張る

などがあります。
①は手間と時間がかかるため、途中でケアをやめてしまう人も。②はテープにもよりますが、毎日の張り替えは不要で、3日~1週間くらいの交換頻度でOKなため、手軽にケアできるのが特徴です」

写真は②の「手術後の傷あとケア用テープ」。傷口が完全にふさがったら、これ1枚をはるだけ。1週間程度、はり換えの必要なし。 
▼アトファイン™ アトファイン Sサイズ(30×49㎜)12枚入りMサイズ (50×114㎜)6枚入りアトファイン Lサイズ(50×164㎜)6枚入り 各1944円

何年もたつとほとんど目立たなくなるケースも

個人差はありますが、傷あとは少しずつ薄らいでいき、1年後には目立たなくなる人が多いよう。写真上は、帝王切開を経験した「たまごクラブ」の編集部員H(横切り)の6年後。写真下は、ライターA(縦切り)の10年後の傷の様子。どちらも小さく切った医療用テープを重ねはりするケアをしていましたが、特に横切りは注意深く見ないと気づかないくらいになりますね。

帝王切開の傷を元通りのきれいな肌に戻すには、テープをはり続けることが大切なのがお分かりいただけたでしょうか。簡単にケアできるグッズを上手に使って、きれいなおなかを目指しましょう。(文・たまごクラブ編集部)

■監修/産科医 竹内正人先生

■関連記事
妊婦の5人に1人は帝王切開!普通分娩予定でも知っておきたい大切なこと
[10年ぶりに妊娠しました#7]術後はツラいよ、帝王切開!
痛みのない出産は出産じゃない? 「帝王切開」への大きな誤解

■おすすめ記事
どうせならあかちゃんが喜ぶプレイマットが買いたい!プレイマットを選ぶポイントをチェック!

妊娠・出産

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  

新着記事

新着記事をもっと見る