都市部では「妊娠中から保活」の時代、まずは「いつ入園させる」かを考えて
一般的に1才入園は、0才入園よりも難しいと言われています。まずは住んでいる自治体の情報を見て、何才で入園させてたいかを考えましょう。
赤ちゃんは1才児より0才児のほうが入りやすい!
保育園では各クラスに定員があります。たとえば、0才児クラスの定員が「5名」、1才児クラスの定員が「7名」の場合、0才児クラスに在籍していた子が全員進級すれば、1才で新たに募集される枠は「2名」のみ。募集人数は少ないのに、育休明けで入園希望者が増えるので、1才児クラスは激戦になる傾向があります。
4月入園を逃すと年度途中の入園はかなり難しい
育休は、子が1才の誕生日を迎える前日までが基本。育休明けと同時に保育園に入れて仕事復帰をしたい人も多いでしょう。
でも、とくに都市部の待機児童が多いエリアでは、年度途中に入園できる可能性は低め。一定人数を募集する4月のほうが入りやすい傾向があります。
認可保育園は申し込みの締め切りが12月前後になることが多い
多くのママが目標とする認可保育園は、自治体の締め切りが12月前後。それまでに希望の保育園を決めておく必要があり、ここまでには見学なども済ませておきたいところ。
ただし、12月の認可保育園の申し込みの時点で出生していなければならない自治体が多く(※)、1~3月生まれは申し込めないことがあります。
※自治体によっては出生前に申し込めるところもあります。
生まれ月によって保育園に入れる時期が変わることも
前述のように1~3月生まれの子は、自治体の申し込み時期によっては0才4月入園が難しいことも。ただ、ほかの生まれ月でも差が出ることがあります
文/たまごクラブ編集部
「保育園に入る」といっても、家庭環境や住んでいる自治体、生まれ月によって、入れたい時期は異なります。このことを念頭に妊娠中から保活を始めて、希望通りの時期や園に預けられるようにしましょう。
参考/「たまごクラブ」2020年8月号「初めての保活」