日常となった子育て5景:オムツのある風景[ハハのさけび #117]
3歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
日常となった子育て5景:オムツのある風景[ハハのさけび #117]
子育てをはじめてから、すっかり日常化した風景、ありませんか?
出産直後から家に登場するのは、大量に買い溜めたオムツ。最初はきちんと収納に入れて使っていたのですが、いちいち袋から移すのが面倒くさくなり、剥き出しの袋のまま置いてあるのが日常に・・・。オムツの袋は、インテリアの一部です。もっとインテリアに馴染むパッケージのものが出てもいいのになぁとすら思います。
保育園に通い始めてからは、毎晩オムツにお名前ハンコを押すのが、いつもの風景に。夜中、暗い部屋で、1人でせっせとハンコを押す光景。その光景を、孤独だなと思っていた日々もありました。でも今は、息子がハンコを押すのを手伝いたいと言ってくれることもあります。
大きな声で言えることではないですが、家の中で使用済みオムツをポーンと投げるのも、日常となりました(笑)。(ハハのさけび #77参照)子どもが生まれてすぐの時は、オムツ専用のゴミ箱にきちんと捨てていたのですが、だんだんと面倒になり・・・。朝起きてすぐオムツを替えた後や、お風呂に入る前など・・・玄関に向かって放り投げておいて、あとからゴミ箱に捨てる、という謎のルーチンができました。
今は、早くオムツ外れて欲しいなーと思う日々ですが・・・きっともうすぐ外れるオムツ。オムツが外れたら、こんな日常すぐに忘れて、日常じゃなくなるのだろうなと考えると不思議です。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した36歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。