「台風対策」お風呂の水を貯めておく、防災品は直前は売り切れるので日頃から備える等、ママたちの声
温暖化の影響で、今年も大型台風の発生が危ぶまれます。鉄柱が倒れる、車がコロコロ転がるなど、昨今の台風被害を鑑みて、口コミサイト「ウィメンズパーク」に、「台風の多い県に引っ越しました。対策について教えてください」という声が届きました。日頃の防災備蓄や直前の備えとともに「家にシャッターを装備します」まで、リアルなママたちのコメントを紹介します。
みんながしている直前対策は?
強風だけでなく、ライフライン停止を想定した備えと備蓄をという声が多く届きました。
室内編
「窓には養生テープを貼って、割れた場合の飛散を防ぎます。そして網戸を外して玄関に置きます」
「飲料用のお水を3日分備蓄。そしてお風呂の水をはっておきます。
以前、ガスや電気は平気だったのに断水で苦労しました。とくにトイレ。お風呂のお水があればトイレが使えたのに、と反省しきりでした」
「スマホ、充電池、バッテリー類を完全充電。そして停電に備えて乾電池と懐中電灯を用意」
「停電前に冷凍庫の食材を調理、もしくは食べて消化します。
隙間には保冷剤、もしくは水を入れたペットボトルを詰め込んで保冷力を高めます」
屋外編
「物干し竿を片付けます。家の中にしまうか、外へ飛ばないところに寝かせておきます」
「自転車やバイクは縛り付けて固定します。
とくにバイクは倒れたらオイルが出たり、細かな部品が水に濡れて危険です」
「お庭の鉢は室内へ(これは絶対)。ガーデニングで使っているレンガも、できれば室内へ移動させます。
風に飛ばされて、ご近所の窓ガラスを割る可能性があるので」
「車が青空駐車なら、近所の立体駐車場の2階以上に避難。
お金かかるけど、飛来物でボディに傷がつくと修理代はかかるし、修理する人が工場に押し寄せるから順番待ちになり、逆に面倒だからです」
「ガソリンを満タンにすることです。台風が去った後、ライフラインが止まってもそうでないエリアへ食材を調達したり、銭湯へ行くことができますから。
逆に牛乳や肉類など生物は多めに備蓄しません。停電が長引くとかなり悲惨です」
台風対策は普段の備えが大切。備蓄だけでなく心構えもという声
「普段から備えは必要ですよ。台風が来るとニュースが流れると、ホームセンターの災害コーナーの商品は一気になくなります。とくにカセットコンロとボンベは必須。
食材ならパン、カップ麺、缶詰、牛乳があっという間になくなるので、早めに買い出し必要です」
「うちは犬がいることもあり、トイレのシートをいつも多めに備蓄しています。
いざとなったらゴミ袋と組み合わせて簡易トイレになるので」
「我が家はブレーカーを落としてガス、水を使わない生活を2晩、年1回やって予行練習しています。
子どもたちは意外に冷静だし、なんとかなるもんですよ。
懐中電灯よりもランタンの方がはるかに快適とか、鍋でお米を炊いて、洗い物を減らすためにおにぎりが良いとか、いろいろ見極められます。
想定外だったのは、我が家のトイレは停電時は流せないこと。大量の水を、バケツで流すのはなかなかコツがいります。リハーサルおすすめです」
「新築の時に、小窓以外の窓はすべてシャッターつけました。
夫は渋りましたが、防犯上どうしてもつけたいと、私が意見を押し通しました。
ところがこれが、防犯だけでなく台風で大活躍。昨年、ニュースにもなった大型台風が来たときは、庭の木枝は折れましたが窓は無傷。何より暴風雨の中でも安心感がすごかったです。今では夫もシャッターをつけておいて良かったと納得です」
「築15年。屋根&外壁修繕のついでに、窓にシャッターをつけてもらう予定です。
台風の大型化が怖くて、窓にシャッターを取り付けたいと業者さんにお願いしたら、ベランダではない窓のシャッター取り付け工事は、足場が必要になり高くなると言うので、修繕と一緒にお願いすることにしました」
備えあれば憂いなし。使わなかった時は「平和で良かった」と、言えることを喜びましょう。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。