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真夏もお弁当に大活躍のスープジャー、夏のカレーはOK?ポイントは?【専門家】

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スープジャーは温かい汁物だけでなく、通常お弁当に持っていきづらい汁気の多いおかずを入れたり、夏には冷たい麺類やフルーツを入れたりと、保温にも保冷にも優れたステンレス製魔法瓶。外出先だけでなく、家では保温調理や下茹で調理などにも便利に使えるのです。ただし、間違った使い方をしてしまうと、その効果が半減したり、食中毒のリスクが高まってしまうことも。そこで、子育て中のママもぜひ知っておきたい、スープジャーの安全で便利な使い方をご紹介します。

<教えてくれた人>
野上優佳子さん
料理家・弁当コンサルタント。35年以上にわたり、これまで300個以上のお弁当箱を使用。その豊富な経験、そして実際に毎日お弁当を作る母目線から、実用性と汎用性の高いレシピを提案している。著書「スープジャーで楽するおべんとう生活(笠倉出版社)では、さまざまなスープジャーレシピも紹介。プライベートでは、2女1男の母。

熱いものは熱く、冷たいものは冷たく保存!

スープジャーは本体部分が真空断熱構造になっていることで、外気温の影響を受けにくく、中身の温度をキープできるのが特徴。たとえば、魔法瓶に氷をたっぷり入れて外へ持っていくと、次に開けた時にも氷が溶けていない状態で、冷え冷えのまま飲むことができますよね。この魔法瓶の仕組みをそのままに、食品を入れるのに適した形にしたのがスープジャーです。さらに、蓋が密封できる仕組みになっているので、正しく使えば汁物を入れてもこぼれません。


保温や保冷をより効果的にするには、ジャーに食品を入れる前に“予熱”と“予冷”を行います。予熱をするには、熱々のお湯をジャーいっぱいに入れて3〜4分置き、お湯を捨ててから中身を入れます。予冷をするには、冷たい氷水をジャーいっぱいに入れて、同じく3〜4分置いて捨てます。スープジャーはメーカーが指定した量まで入れることで、保温・保冷効果がより高まることも覚えておきましょう。

また、スープジャーは一般的に300ml、400ml、500mlといくつかのサイズがあります。保温・保冷の効果を最大限に得るには、できるだけ容器いっぱいに(メーカーで指定している止水部の1センチ下まで)入れることが重要なので、必要な分量に合った種類のものを選ぶことも重要です。

保温調理や下茹で調理で、子どもの食事もラクチン!

野菜がゆを作りたいなら、アクが少ない小松菜などを細かく刻んでお米と一緒に入れ、沸騰したお湯を入れてしばらく置いておきます。そしてお湯を捨て、もう一度沸騰したお湯を入れて3時間ほど置いておくと、野菜のおかゆができあがり。かぼちゃやさつまいもなどを入れたい場合は、小さめカットしてレンジでチンをし、それをお米と一緒に入れても置くのでもいいでしょう。


野菜の下茹でにも使えるので、お子さんの世話をしている間やリモートワークの最中に、野菜を切ってお湯を注いで置いておけば、下茹でが完了。夏は暑くてできるだけキッチンに立ちたくない、火を使いたくないという人にもおすすめです。

盛り付けに手間がかからず、時短にもつながる!

お弁当の場合、彩りにこだわったり、盛り付けで悩んだりと、何かと食品を手で触るシーンが増えます。スープジャーは注ぎ入れたり、他の器からスプーンなどで移しかえるだけだったりと、食品にほとんど触らずにお弁当作りができるのです。


食中毒のリスクが低くなるうえ、さらにお弁当作りの時短にもつながるスープジャーは、子育て中で忙しいママに最適のアイテム。ほかにも、忙しくて食事を食べ損なったときにスープジャーに入れておけば、一定時間は保温が可能。わざわざ電子レンジなどで温め直さなくても、いつでも温かい食事を食べることができます。

食中毒予防のため、入れる食品や入れ方にも注意

お弁当で気をつけたいのが、食中毒です。スープジャーでは、間違った入れ方をしたり、入れる食品によっては、逆に食中毒のリスクが高まってしまうこともあります。

まず、中身を入れる前に注意したいのが、スープジャーが清潔であること。パッキンも必ず外して、しっかり洗って乾燥させることが大切です。メーカーによって、蓋のみが食洗機対応のものもあるので、取扱説明書を確認しましょう。スープジャーに限らず、安全なお弁当作りに調理者の手指や調理環境が清潔であることも、もちろん大切です。

スープジャーには、生の肉と魚、そして乳製品を入れるのはNG。また、炭酸系の飲み物もおすすめできません。卵を入れる場合も、しっかり火が通っていることを確認しましょう。生野菜を入れる場合はしっかりと水洗い、または野菜用洗剤で洗ってから水気を切ります。

定番のカレーやシチューなどを入れる際には、特に注意が必要です。できたての熱々状態で入れるのはOKですが、ルーをしばらく常温に置いてしまうと、ウェルシュ菌の芽胞が潜んでいた場合、急速に繁殖しはじめます。菌が繁殖したルーをジャーに入れてしまうと、高温に強い耐性のあるウェルシュ菌の場合はジャーの中が高温でも菌が増殖し食中毒のリスクが高まってしまいます

スープジャーは、家にいるときにも保温調理や下茹で調理などができ、料理の時短にもなります。仕事や育児で忙しい時期は、紹介したような使い方を参考にして、上手に自分の時間を作ってみてください。

取材・文/内田あり

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