「コーラ」「カップ麺」「ビエネッタ」etc.子どもの頃買ってもらえなかったのは昭和あるある?ママたちの声
口コミサイト「ウィメンズパーク」に「子どもの頃、親にねだっても買ってもらえなかったものありますか?」という声が、寄せられました。ダントツ1位はコーラ。理由は昭和生まれの方なら誰もが耳にしたことがある、都市伝説的な理由でした。
こっそり飲むのが美味しかった! という声が殺到のコーラ
「コーラです。母が『魚の骨を一晩浸けておくと溶けてなくなる』と、言って。
ほんまかいな。今は大人になって自由に飲めて幸せです」
「ありましたよね、その噂。いまとなっては笑い話だけど。当時ファンタや三ツ矢サイダーはOKなのに、コーラは断固禁止でした。
理由はやはり骨が溶けるから。兄たちは隠れて駄菓子屋で瓶コーラを飲んでました。背徳感がいっそう美味しくさせるようで。王冠貯めて見つかって、怒られてました」
「毒々しい色をしたお菓子。
母はオーガニック好きで、食品添加物とか合成着色料に敏感でした。
おばあちゃんとお出かけして駄菓子屋で買ってもらうと、ものすごい怖い顔してたなぁ。
ちなみに当時も今も健康体です」
「我が家もです。いとことお出かけして、いとこには買ってあげたのに私には『だめ』と目で威圧。
母の精神的圧が怖くて、何も言えませんでした」
「コーラ、駄菓子、ファストフード、カップ麺、そしてファミレスすらダメでした。
ずっと貧乏だからだと思っていましたが、実際は無添加どころか無農薬にもこだわりがある両親だったからでした」
「夏祭りの屋台の食べ物です。
かき氷と綿あめは大丈夫だったけど、焼きイカとかたこ焼きは衛生的に心配だからダメと言われました。
なのに今は、母は孫(私の娘)には普通に買います、孫効果?」
当時はお高くて買ってもらえなかった憧れ編
「ビエネッタです。憧れの高級アイス。
テレビコマーシャルを見るたびに憧れてました」
「百貨店のエスカレーターの横にあったポップコーン製造機のポップコーンです。
ねだっても『ダメ』の一言で却下。
娘が幼いときにねだられて、買ってあげました。娘よりも私がワクワクしましたね〜。
私の長年の夢をさらっと手に入れた娘、美味しかったけどリピするような味でもなかったようで、二度とねだることはなかったです。
私も、今なら親の気持ちがわかります」
「カップヌードルです。
体に悪いと言っていたけど、当時は高くて買えなかったようです。
家族旅行でフェリーの待ち時間、小腹が空いたので自販機のカップヌードル1個を、家族4人で食べたなぁ。一杯のかけそばのごとく(ふる!)。
私が『また買ってね』と、言ったことを母が未だに話します」
え? そんな理由で買ってくれなかったの? という番外編
「唐揚げ(鶏肉)です。理由は母が鶏肉が嫌いだから。
給食で初めて食べた時『こんな美味しいものがあったのか』と、衝撃を受けたことを覚えています」
「市販のお菓子です。母がお菓子を手作りする人だったので。
友達宅で出されたビスケットやかっぱえびせんを食べたとき、美味しさに驚愕しました」
「屋台のりんご飴です。
ねだってもねだっても『からだに悪い』と、絶対に買ってもらえませんでした。
中学生の時、友だちとお祭りにへ行って念願叶って買いました。
……が、思ったより美味しくない。
おそらく母は、幼い私が食べきれないことをわかっていて、自分が残りを食べるのが(もったいない世代なので食べ物が捨てられない)嫌だったのだなと、悟りました」
「スーパーのお惣菜やほか弁です。
父が母に『手抜きをするな』という圧をかけていたから。今は母も強くなり、遠慮なく買っているようです」
大人になって自由に買っている、という声もありましたが
「刷り込みってすごいですね。手に取ると、なぜか後ろめたさが湧き上がり、買えません」
という声もありました。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。