ぶっちゃけママたちが思う「将来子どもについてほしい職業」って?
いろいろな機関が、将来子どもがなりたい職業のデータを発表しています。多少の違いはあるものの、男の子はユーチューバー、プログラマー、そして不動のサッカー選手や野球選手が上位に。女の子はパティシエ、看護士、幼稚園の先生やアイドルなど。
もちろん子どもの夢も応援したいですが、親が「子どもには、こんな職業についてほしいなあ」と望むこともありますよね。ママたちの内なる声を口コミサイト『ウィメンズパーク』でリサーチしてみました。
資格をとって仕事をしてほしい!
「医師ですね。ママ友の女医さんは在宅勤務混みで週2勤務なのに、うちの夫より稼ぎますから。医師は生活と心の余裕がケタ違いです」
「薬剤師の資格を取って、製薬会社に勤めて欲しい」
「看護士になって欲しい。子どもを産んでも勤めが続けられる職場だから。身近に医療系がいるので、仕事のしんどさは知っているけど安定は捨てがたいですね」
「獣医師さんがいいなぁ。労働条件は厳しく、収入も仕事内容と見合わないとは聞いていますが、なんか憧れちゃうんです。動物のお医者さん、ステキすぎる」
「娘には、何でもいいから手に職を持って欲しい。離婚したいときにすぐ働けるし、自立できる経済力だけは持っていて欲しいから」
特に医療系は資格の取得が難しいだけに、就労には困らなそうというママが多くいました。
親方日の丸公務員
「そりゃ公務員です。安定が一番」
「公務員もいいですが、PTA役員で先生と雑談するようになって『ぶっちゃけ大変ですよー』と聞かされているので、先生になりたい確固たる意思がないならたとえ公務員でも先生になるのは止めるかな」
「親方日の丸でゆる~く働いてもクビにならないし、地元で親の目も手も届く範囲でローリスクの公務員は魅力」
「うちの子は公務員かな。特に夢も何もないようですし、地味にコツコツが取り柄なので」
公務員は、親にも子にも不動の人気。でも「公務員はとっても魅力だけど、安定してるからという理由で選んで欲しくない。若い時から変に守りに入って欲しくないんです。なんでもいいから思い切って挑戦して欲しいから」と、親心は複雑です。
親の叶わぬ夢を子どもに託したい
「自分の夢だった建築家になって、家を建てて欲しい」
「通訳の戸田奈津子さんに憧れて、自分も目指してた通訳になって欲しい。映画のエンドロールの最後に通訳で娘の名前が出るのを映画館で見られたら涙が出そう」
好きなことを仕事に
「本人が大好きなスノボのインストラクターか、アウトドア関係の企業がいいかも。本人の好きな分野で楽しく仕事をしてくれたらうれしい」
「プログラマーです。息子はゲームに関してだけは記憶力が凄いんです。今はプログラミングの勉強するために専門学校に通っているので、応援しています」
「日本にいようと海外に行こうと、好きなことやって欲しい。お金のためだけに働くとか、そういう人生は歩ませたくない。彼がこの世に生まれてきた理由を叶えるために生きて欲しい」
自活できるなら職種はなんでもOK
「自分で税金納めて、自分の力で生活して、法に触れてなければ、どんな職業でもいいです。欲を言えば、本人がそこに遣り甲斐を見いだせる仕事なら言うことありません」
「願いはとにかく、自分で生きていけるだけの収入をきっちり得ること。これだけです」
「人に迷惑かけない仕事ならなんだっていいです。自分で稼いで生きていけたらそれだけでありがたい」
「出来れば、太陽の下を胸張って歩ける仕事であれば嬉しいかなって感じです」
「とにかく働いてくれたら何でもOK! やりたいこと見つけて、それに向かうとなおOK! 忙しいけど充実してるよって言うならさらにOK! それが働きに見合ったお給料なら、なおOK!」
「自立して安定した生活ができる職業。
本人が楽しくはなくても適性があり、無能と評価されない職業。
子育てしながら続けられるか復帰しやすい職業。
できればシングルになっても子どもを養える職業。
配偶者が病気・リストラされても困窮しない職業。
福利厚生がしっかりして老後に困らない退職金がある職業。
辞めても転職しやすい職業。
精神的にも肉体的にも病まずに続けられる職業。
ああ、贅沢な要求ですね(笑)」
欲を言えばキリがないけれど、どんな職業にせよやり甲斐のある職業に就き、健康でいてくれれば、親は安心です。
(文・井上裕紀子)