第3子の離乳食進行中の山田ローラ スーパーで発見した「バイソンの離乳食」!!
ラグビー選手の妻でママである山田ローラさんは、2016年に男の子と女の子の双子を、2020年に女の子を出産し、現在は米・シアトルで生活しながら、3人の子育てに奮闘中です。
第3子の離乳食を進める中、アメリカの市販の離乳食事情を教えてくれました。
4年ぶりに見たアメリカのスーパーで売られている離乳食の進化が!!
2016年に双子を出産してから月日は流れ、第3子となる次女の離乳食時期が約4年ぶりにやってきました。双子育児中はテンテコマイだったので市販の離乳食にかなり助けられました。今回も手作りでは難しい食材や栄養を補うためだったり、お出かけやちょっとごはんを作るのが面倒だな、って時にありがたく利用しています。
5月末にアメリカへ再び引っ越しをし、離乳食グッズをそろえるためにスーパーへ行くとびっくり仰天!
たった4年の間に離乳食のブランドや種類が想像以上にパワーアップしていました。棚にズラーッと並べられている離乳食は基本的に「オーガニック」。
大きな文字で競い合うかのようにオーガニックを宣伝しまくるベビーフードたち。
赤ちゃんにあげる食材だからすぐ見てわかるのはとてもうれしいです。
そしてどの食材をあげてみようかと悩んでいると次に目に飛び込んでくるのは「スーパーフード」というワード。赤ちゃんに・・・、スーパーフード・・・?!
スーパーフードの離乳食と食物アレルギーへの対応
使用している材料を見てみると、はやりのスーパーフードたちの名が書かれていました。
キヌア、紫にんじん、ケール、ブラックビーンズ、ココナツなど。
いやいやいや、おしゃれすぎるでしょう!赤ちゃんのための離乳食のはずが、材料だけみると意識高い系女子のランチメニューと一緒!(笑)
4年前も確かにチラホラとこのような食材を使っている離乳食もあったけれど、今や2021年。スーパーフードとオーガニックって書いてないと手に取ってくれない時代にもなってしまったのか・・・。とくに目を引くのが赤ちゃんの成長過程に必要な栄養素がぎっしり詰まっているブレインフードやイミューンサポート(脳の成長や免疫強化など) 親としてはわかりやすく、すぐに食べさせてみたい気持ちになってしまいます。
食物アレルギー対応!?ナッツ類が含まれたものも
続けて目にとまったのがナッツ関連の離乳食です。
近年ではアメリカでも日本でもアレルギーリスクが高い食材は早めに試したほうがいいと小児科でも推奨されているようです。双子の時はピーナツバターをお湯で薄めた物を少量ずつあげていましたが、今は小児アレルギー専門の医師と共同開発されているナッツ類離乳食が販売されていました。ピーナツはもちろん、アーモンド、カシューナッツやくるみまで。
そのまますぐ食べられるようにパウチの中身はあらかじめなめらかにされているペースト状になっています。
脂肪分が少なく、鉄分・ビタミンが豊富な食材とは?
ウキウキ気分でなかなか手作りが難しかったり、面倒だったりする食材を片っ端から購入し、この日は次のスーパーへハシゴすることにしました。
オーガニック系スーパーでもどのような離乳食が売られているのか見てみると、この日1番の目がテンになる物を発見しました。
『バイソン肉の離乳食』。
ば、ば、ばいそん?
私が32年間生きてきた中で一回しか食べたことがないバイソン(しかもそのときはバーガーで、親友のものを一口もらっただけ) そんな超レアなバイソン肉を使った離乳食があるとは。
即購入しちゃいました。(笑)
バイソン肉は脂肪分が少なく鉄分やビタミンB12などが多く含まれているので、鉄分不足になりがちな母乳育児の場合にはもってこいの食材みたいです。
日本に比べると魚介類の離乳食はかなり少なくサーモンくらいしか今回は見当たらなかったです。
しかし、その分見慣れない食材や日本ではなかなか手に入りにくい食材で作られた物を購入することができました。
そしてこんなに小さな時からいろんな食材を試せることはかなりラッキーではあるのかもしれません。
文/山田ローラ 構成/ひよこクラブ編集部
山田ローラ
Profile
タレント・コラムニスト。1988年9月23日生まれ。アメリカ・アイオワ州出身の日米ハーフ。アメリカで大学を卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー選手の山田章仁さんと結婚、2016年9月に男女の双子を出産。2020年9月に次女をハワイで出産。