「毎日子どもと遊んでいるだけ。ゴロゴロできていいね」という夫の発言があまりにショック、ママたちの声
口コミサイト「ウィメンズパーク」に、「夫から育児軽視の発言があり、張り詰めていたものが切れました」という声が寄せられました。この投稿に対したくさんのママたちのコメントがつきました。
同じ体験者から励ましの声が
投稿主さんは未就学児の子どもが二人いる専業主婦です。
「夫は単身赴任で週末帰ってきますが、好きなスポーツや趣味優先で家に居ないことも多いです。それに対して不満はありません。仕事を頑張ってくれていますから、快く見送っています。
対して私は専業主婦。毎日CDかけて子どもと一緒に踊ったり、絵本を読み聞かせしたり、園や習いごとの送迎をしたり。忙しいですが、子どもは明るく好奇心旺盛に育ってくれています。
毎日夫に電話して今日の出来事や『こんなことができるようになった』と、報告するのですが。今日は
『どうせ家でゴロゴロしながら教えているんでしょ』と、嘲笑されました。
あまりにショックで気持ちが切り替えられません」
この投稿に対し、さまざまな声が届きました。
「私の夫も三児の父で、一緒に住んでいるのに、投稿主さんの夫とまったく同じでした。ある日、夫に直談判しました。
『仕事だけしていればいいというなら、ATMに成り下がりたいというなら、それでいいと思う。
そのかわり思春期になって嫌われても当然だからね。その時になっていきなり父親づらしないでね』
ここまで言わないと、わからなかったようです。投稿主さんの場合は、単身赴任なら、なおさら育児の大変さが見えていないと思います。
このままスルーして家庭円満って方法もありますが、子どもは成長します。自分優先で母親を軽視する父親が、子どもから尊敬されるとは思えません」
すると、投稿主さんから抗議できない理由が明かされました。
夫に強く言えない理由、それは「自分に自信がない」
「言えば夫は謝ってくれると思います。でも私が言えない理由が2つあります。
1つ目は、家族で過ごす貴重な時間を、不穏な空気にしたくない。
2つ目は、私に自信がないからです。専業主婦で稼ぎはゼロ。家事も、子どもがいて思っているレベルまで達成できません。
子どもはかわいいけれど、今は何にも興味をもたないよう、心にセーブをかけていることも事実です。
こんな状態なので、どう話し合いをしたらいいのか、わからないのです…」
この投稿にママたちからさまざまな声が届きました。
「子どもが二人いて、かつて夫は10年以上単身赴任でした。投稿主さんの『自分に自信がない』『不穏な空気にしたくない』という気持ち、すごくわかります。
なので私は仕事を再開しました。おかげで強くなりました。
子どもが幼い頃、夫に2日間お世話を丸投げしたことあります。2日目の夜『あれが大変だった、これが大変だった』と、恩着せがましく言うので『うんうん、それ全部当たり前。親なら毎日やってるよ』と、言ったら黙りました。
先日なんて中学生の息子に『反抗期だもんな、母さんにイライラする気持ちわかるぞ』と、私をディスる話をするので『子どもたちのストレスを全て受け止める覚悟はできている。子どもたちが健やかに育つなら、私が悪者でも結構です』と、言ったら謝罪してきました。
反省しても同じことを繰り返す。そんなんで仕事できてるの? と思うことがたびたびです(笑)
なので遠慮なく謝ってもらいましょう!」
「私も一人目の時は『ずっと遊んでていいなぁ』『寝てばっかだな』とか、嫌味言われましたよ。
でも今は『あのときは悪かった。一人目のかわいい時期の記憶が全くない』と、育児に参加しなかったことを反省してます。
いずれわかってくれる日がくるかもしれないけど、ちゃんと一回話し合ってはいかがでしょう」
「私の夫は優しいけれど、ときどき地雷踏みますよ。とっさに言い返せなくて、もやもや引きずることも度々。
『今さらだけど、あのとき傷ついた』と、言いましょう! 私は言いました」
「みなさん、ありがとうござます。育児でピリピリしているだけ、夫も頑張っているからお互い様、そんな風に言われると思っていました。
予想に反して、温かい声をたくさんいただいて嬉しいです。ちなみに夫いわく私は『すぐに顔や態度に出るタイプ』らしいです。いや、誰が怒らせてるねん!と、言えるメンタルが欲しいです。
今からでも言ったほうがいい、という意見があり、ちょうど明日、夫が帰ってくるので皆さんからアドバイスをメモして、冷静に話し合ってみようと思います」
と、投稿主さん。後日、その話し合いの結果が報告されました。
道のりはまだまだ遠いことを実感
「夫が失言について謝罪してくれました。『冗談だった。本当に思っているわけじゃない』と。これからは育児に参加して欲しいと伝えたら、納得してくれました。
しかしその後、イヤイヤ期の下の子が大声を出したら『ママが怒鳴るせいで情緒不安定なんじゃない?』と、言われました。
思わず『普段、父親がいないから情緒不安定なんじゃない?』と、返しました。まずいと思ったようで、すぐに謝ってくれました。
余裕ないくらい毎日必死で頑張っているのに、週末帰ってきて可愛がるだけの人に言われたのが腹が立って腹が立って。バトルはしばらく続きそうです」
と、〆ました。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を抜粋したものです。