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片づけのプロが伝える 全部出して整理!暮らしを彩るキッチンの作り方 大事なポイント5

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前回は小物類の基本的なお片付け方法についてお伝えしました。
とはいえ数も種類もたくさんある小物類。基本がわかったとしても具体的にどうのように判断し、収納していくのか難しいと思います。
今回はより具体的な方法をお伝えします。
「誰でもできる暮らしを彩るお片付けメソッド」第17回、実践編

■教えてくれたのは…さかもとりえさん。
日本収納検定協会、収育指導士、整理収納アドバイザー、ホームステジャーなど。ときめき片づけインストラクター(旧名称)資格取得後、様々な片付けの手法を学び、講演・セミナーで講師として活躍。日々の現場で、片付けの悩みに寄り添いながら「一人一人に応じた暮らしを彩るためのお片付け方法」を伝えている。ブログ『暮らしを彩るお片付け』が好評。

使いやすく清潔なキッチンで暮らしを彩りましょう!

昨年からのコロナ禍で、在宅ワークが増え、家にいる時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
家にいる時間が長いと、食事、お茶、おやつと必然的にキッチンにいる時間も長くなります。
キッチンが片付くと、動きやすいだけではなく、家族一人一人ができることも増えます。
今回は、使いやすく清潔に保てるキッチンにするためのお片付け方法をお伝えします。


【ポイント1】進める順番が大事!

日本の住宅はキッチン収納が少ないと思われがちですが、どのご家庭もかなりの量のモノが収納されています。
手当たり次第片付け始めてみたものの、必要以上に時間がかかったり、収まりきらず片付ける前より散らかってしまったと言う方も少なくないのでは?

次のカテゴリー通りに進めるとキッチン片付けもスイスイ進みます。

食器類→カトラリー類→調理器具・調理家電→食品・食材→小物類

まずは、食器棚のようにおおよそ置く場所が決まっていて、自分の好みで選びやすい食器から始めます。次にお鍋やフライパンなど場所を取るモノ、最後はこまごまとしたキッチン小物で終わります。
キッチンのお片付けをとどこおりなく終わらせるには、この順番通りに進めてくださいね。


【ポイント2】全部出すことが大事!

前述の順番に従ってカテゴリーごとに収納から、全部出します。
これはこれまでにも何度もお伝えしてきたことです。
まずは食器から、全部出し、一つ一つ手に取り、要不要を判断、収納。
一つのカテゴリーが終われば次のカテゴリーにうつります。
食器は欠けてていない?最後に使ったのはいつ?賞味期限は大丈夫?
暮らしを彩るために必要?などひとつひとつのモノと向き合うことが大切です。

箱や袋に入ったままのモノは、それに入れている意味を考えてみてください。
お客様用やお気に入りの使っていない食器は使わなければ持っていないのと同じこと。
コロナ禍、お客様をお呼びする機会が減っているならば、自分のために使ってみるいい機会です。より暮らしが彩られますよ。
気に入っているけれど使う用途がない食器は、花瓶や飾り物など別の使い方も考えてみてあげてください。


【ポイント3】清潔を保てることが大事!

すぐ手に届くようにと作業台に調味料を並べたり、壁に調理ツールをつるしていませんか?
キッチンで油を使って調理をすると、半径2メートルに油が飛び散るそうです。
その油は作業台に置いているモノに飛び散り、そこにホコリが付着しベタベタギトギトになります。
こまめにお手入れできれば問題ありませんが、何も置いていなければ、さっと拭くだけで汚れは落とせます。作業台は収納台ではありません。使いやすい作業台は掃除がしやすく清潔を保てることを最優先。
お片付けが苦手な人ほど、キッチン作業台には何もおかないことをおすすめします。


【ポイント4】きっちり収納しすぎないことが大事!

SNSやおしゃれな雑誌で見る、ずらっーと並んだ調味料やお鍋は、お料理上手に見えて憧れますよね。見た目に美しい収納を目指したくなりますが、お片付けが苦手な方ほどざっくり収納を取り入れいてみてください。
調理をする際、道具はピンポイントで取りに行くことがほとんど。
例えば、お味噌汁ならお鍋にお玉、炒め物ならフライパンに菜箸。
つまり、お洋服のようにどれにしようかなと悩まないので、収納場所さえしっかりと決まっていれば、その中はざっくりと収納されていても簡単に取り出せます。
キッチンのきっちり収納は、元に戻すことに疲れてしまうので、まずはざっくり収納から。


【ポイント5】収納は大きさ、重さを考えることが大事!

キッチン小物は基本的に軽いモノを上に、重いものを下に収納します。
奥まで目が届かないつるし棚は、死角を作らないようにカゴなどを使って収納。
大きなモノ、重量のあるモノは防災の観点からもなるべく下のほうに。
第11回でお伝えした、棚板の移動も有効ですので、参考になさってください。

キッチン収納はすぐ手の届くところにモノをおいてしまいがち。
けれど、掃除のしやすさを第一に考え、見えるところに何もおかないことを実践すると、驚くほどきれいで使いやすいキッチンになります。
何も置いていないと一見、面倒じゃない?と思うかもしれませんが、カテゴリーさえしっかりとまとまっていれば、取り出す、戻す手間は問題になりません。

食べることは暮らしの中で切っても切れない関係。立つことが楽しくなるキッチンで暮らしを彩っていきましょう。

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