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育休明けのワーキングマザーのリアル 仕事と育児を両立するために本当に必要な情報とは?

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大企業からスタートアップ、ベンチャー企業まで経験したなかで、企業の規模に問わずジェンダー問題を深く感じたことをきっかけに、「自分らしく働き続けるには」を常に考え続けてきた志賀祥子さん。理想のライフワークバランスが実現できる環境を自ら作ろうと決意し、2015年に独立。現在はブランディングプロデューサーとして活躍しながら、企業の女性活躍推進、キャリアデザインサポートにも取り組んでいます。そんな志賀祥子さんが自ら実践する「自分らしく働く!」ための思考術を本コラムでは紹介していきます。

第3回目の今回は、ワーキングマザーが集まるナレッジシェアコミュニティ「Mrelations PLUS(エムリレーションズプラス)」に参加する会員Yさんが「産後のセカンドキャリア」を見つけ出した出来事についてお話ししたいと思います。

育休復帰まであと半年。キャリアへの漠然とした焦りが

コロナ禍での出産を経て、復帰したYさん30才。産休前までは、企業の広報としてキャリアを積んでいましたが、復帰まであと半年…となったころ、漠然としたキャリアの不安を感じたと言います。

Yさんの会社では、産後は仕事をセーブするのが一般的。「あれ、私どうすればいいんだろう?」と考え出したそうです。

私の強みってないんじゃないか、今まで何をしてきたんだろう・・・。

「『在宅 ワーママ』や『働くママ』と検索する日々でした。他の働くママたちはどんなキャリアを歩んでいるんだろう?どう両立しているのだろう?と情報を探してみましたが、欲しい情報には出会えなかったんです」

出てくる情報は、日々の「時短術」のようなテーマばかり。産後の女性のキャリアや生き方にフォーカスした情報は得られず、悶々としていたといいます。

外に情報を探しに行動してみたら「私にも出来るかも」と気づけた

育休復帰してもずっと欲しい情報に出会えず、SNSを見ては焦る日々。そんなとき、社外の働くママたちと交流をすることで、何かヒントを得られるのではと考えて、Yさんはプレママ・ワーママのためのナレッジシェアコミュニティ「Mrelations PLUS」に入会しました。

「衝撃を受けたましたね。周りには仕事をセーブする人がほとんどだったのに、コミュニティには、クライアントワークやコンサルタントをしているママや、2児のママでフルタイムで働いてる人。ママになっても第一線で働いてる人たちと初めて出会うことができました。

印象的だったのは、みなさん、「大変」という愚痴はなく、仕事と育児の両立を楽しんでいるのが伝わってきたことです。それまでは、ワーママの集まりといっても子どもの話がメイン。全くママ自身のことや仕事の話はなかったんです」

交流会では、使ってるサービスやおすすめの平日の子どもとのコミュニケーションについて、いろんな話が繰り広げられていました。こんなに皆さん子育てしながら第一線で働いている。

Yさんはその様子に勇気がわき、「もしかしたら自分にもできるかもしれない!」と思えたと言います。


ワーキングマザーにとって、「やりたい仕事」と「環境」がマッチすることがとても大事。ですが、なかなかそのような恵まれた環境は多くはありません。

Yさんは「子どもが小さい頃は、我慢しないといけないことが多いと思っていたのですが、実際にそれは違うこと。子どもが小さくても出来ることがたくさんあることを知れて、私は行動に移すことにしました」と言います。

転職活動のなかで、自分の大事にしたい「軸」が見つかった

当時、100%出社だったYさん。まずは「リモート可」を条件に目に留まった会社と面接をしていきました。ところが何社か受けてみても、「なんかしっくりこない」ということが続いていました。

なぜ?なぜなんだろう?と自分の中で考えていったところ、本当に自分の大事にしたい「軸」が明確になったと言います。

「いくらリモート可でも時短可でも、事業やその会社が好きじゃないと私はだめなのがわかりました。環境はもちろん大事ですが、事業や目指すものに共感できるからこそ、仕事にもコミットできるんです」

はじめは、求人媒体で探していましたが、なかなか面接しても「ここ!」といった企業に出会えずに、半年以上が経過していたそうです。でも焦らずに、自分が「ここで働きたい」と心から思える会社に出会えるまで探そうと考えていたそうです。

そして、求人媒体だけでなく、いろんな検索ワードで調べる中で、ようやくYさん自身が「ここでキャリアを歩みたい!」という会社に出会えたといいます。ホームページからダイレクトに応募をして、自己PRをしていきました。そこからは、選考面接を重ね、新卒から長年過ごした会社から転職を決意。これから新たなキャリアの道に挑戦するそうです。


Yさんのように、復帰前は漠然とした不安を抱えて、周りにもキャリアについて話せる人がいない中、一人で悶々と悩んでいる方もいるかもしれません。ましてやコロナ禍、こういったことを気軽に話せる機会も少なくなりました。Yさんは、自ら社外に情報を探しにいく行動をしたことで、自分のキャリアの可能性や選択肢を広げていったのです。

育児と仕事の両立となると「大変」という情報の方が溢れていて、日々の家事分担や時短術などの情報に偏りがちです。もちろんそういった情報も必要ですが、もっと母親自身のキャリアや生き方についての情報が世の中に増えるよう、私も情報発信を続けていきたいと思います。

志賀祥子

PROFLE
1986年生まれ。東京都出身。上場企業からスタートアップまで様々な企業で経営企画・広報に従事。企業規模に問わずジェンダー問題を深く感じ、2015年に将来の育児期を見据えて独立しリモートでのコンサルティング事業を立ち上げる。出産を経て、2019年に株式会社MaVieを創業。ブランディングや戦略コンサルティングの支援を行う傍ら、働く女性を取り巻く社会課題の解決を目指したコミュニティやオンラインラーニングの提供を行う。ブランディングやコーチングのメソッドを取り入れた「自分らしさ」を明確にする独自のカリキュラムは幅広い女性に支持されている。プライベートでは一児の母。

■Instagram @shoko_shiga

■Instagram @mavie_style_official


■メディア出演・掲載
日本経済新聞/日経DUAL/日経doors/日経WOMAN/日経xtech/NIKKEI STYLE/
TBSグッどラック!/テレビ朝日 スーパーJチャンネル/Markezine/FNN PRIME NEWS など

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ストレスフルな環境に、移住を決意。新しい地で子育てと仕事を再スタートした家族に取材

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