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「ママがパパのこと悪く言っていたよ」と、夫に告げ口するわが子…どうしたら?

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小さな悲しい少年 耳に 彼の両親の戦い
djedzura/gettyimages

口コミサイト「ウィメンズパーク」に「子どもの言動で夫婦喧嘩が誘発されます」という声が届きました。先輩母たちからは辛口な夫婦批評と、子どもの心理を推測する声が届きました。

喧嘩にならないようにと、ぐっと堪えているのに、話を蒸し返す我が子

投稿主さんは小学生2人の母。困っているのは上のお子さんの言動です。

「夫婦喧嘩は多いほうだと思います。ささいなことでもヒートアップするので、お互い配慮がないことが原因とはわかっています。
子どもの前で喧嘩はしないと心がけ、怒りを抑えているのに、その子どもがわざわざ喧嘩になるような言動をします。

例えば私はリビングで子どもと一緒にいちごを食べていて、夫は台所で立って食べていました。子どもたちがもっと食べたいと言うので、お皿をもって台所に戻ったら私の足が夫の足にぶつかったようです。私は気が付きませんでした。
『足を蹴飛ばされた』と、大袈裟に言うのでイラっ。洗い場を占拠していることもあり『あっちで食べてくれない?』と、お願いしたらそれが気に入らなかったようで、ブツブツ文句を言いながらリビングへ。すると子どもが『お父さん、足を蹴飛ばされたの?』と。『そうだよ、蹴飛ばされた上にあっちいけだって』と、言うので私もカチンとなり、『当たっただけで蹴飛ばしていない。いちいちうるさい。あなただって昨日私の肩にぶつかったけど謝らなかったでしょ!』と、喧嘩に……。

いつもそうなのです。私はこの一言言ったら喧嘩になるなって思ってぐっと抑えて、でも小声で『なによ◯◯って』と、言うとそれを聞いた子どもがわざわざ夫を追いかけて『お父さん、お母さんが◯◯って言ってたよ』と、教えに行って大喧嘩、ということが何回もあります。
子どものこの言動はなんなのでしょうか」

しかし子どもに関することよりも、投稿主さん夫婦への苦言が届きます。

そもそもこれは夫婦の問題。子どものせいにしない

「まず、夫婦喧嘩というより子どもの喧嘩ですね。足がぶつかったとか肩がぶつかったとか。そんな程度の低い喧嘩を見せられる、子どもの気持ち考えたことありますか?
ごめーん、で終わる喧嘩です」

「お互い積もり積もったものがあるのでしょうが、配慮が足りないとわかっているのならば、まずは言い方を変えましょう。そして子どもを原因にするのはやめましょう」

「喧嘩が多すぎて、ママとパパどちらかにつかないとって思うほど、お子さんの心が不安定なのでは。
お母さんはお父さんに絶対に勝てない。家の序列がお父さん、自分、お母さんになるよう、自分が有利になるよう父に媚びを売っているのかな。
まず喧嘩を減らしましょう。夫婦ともに思いやりがなさすぎ。投稿主さんが変わるのが一番手っ取り早いです。おのずと家庭も変わります」

少数ながら、経験者からのアドバイス

「投稿主さん夫婦は似た者夫婦ですね。そして投稿主さんのお子さんは観察眼が鋭い。
親の言動をものすごく見ている子っているんですよね。我が子もそうでした。よくみてるなー、と本当に感心しました。そして我が家も似た者夫婦。私も夫もお互いの言動にムカついて余計な一言が多く、必ず言い返して喧嘩に。
でも子どもが良い言葉も悪い言葉も吸収するので、ぐっとこらえるようになりました。似た者夫婦なので(笑)、私が余計な一言を言わなくなったら夫も言わなくなり、平和になりました」

「私は『親の喧嘩を誘発』しているのではなく、『パパに取り入るため、パパにもっと大事にしてもらうため、ママを貶める』行動かなって思いました。実は私がそうでした。
大人でもその人がいない場所で悪口言って、距離を縮めるってあるじゃないですか。
でも家族の場合は最悪家庭崩壊となって、バラバラになったら自分も困るのにね。幼いゆえにわからない。悲しいですよね。
夫の言動にはイラっとするけど、ぐっと堪えられませんか?
自分ばかり努力して損している&不公平って思うかもしれません。でも夫と同じレベルになるよりも、子どもから尊敬されるような母を目指してはいかがでしょう」


「みなさん、ありがとうございます。夫が子どもに怒る頻度は少ないですが、怒ると相当に怖いです。そして上の子は夫のことが大好きなので、夫側につきたいという意見に納得です。告げ口することで、夫の味方になったつもりなのでしょう。
優しい子ではありますが、夫婦喧嘩を見せすぎたのでしょう。私の育て方も悪いのかもしれません。
ありがとう、ごねんをちゃんと言えるようになり、喧嘩の頻度を減らしたいと思います。余計な一言を飲むこむ努力も。
相手が変わらないのなら、まずは自分からですね。厳しい意見も、共感してくださった方もありがとうございました」

と、投稿主さんは〆ました。



文/和兎 尊美


※文中のコメントは「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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