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先生の言うことを聞けない…。うちの子、グレーゾーンだと言われました

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教室で勉強する小学生
※写真はイメージです
Milatas/gettyimages

口コミサイト『ウィメンズパーク』のママからこんな投稿がありました。
小学校4年の時に転校し、転校した先の担任の先生から「全体への指示が通らない」と指摘されました。前の学校の担任からは何も言われたことがなかったそうです。
モヤモヤするのが嫌で、発達専門の小児科で診断を受けた結果「耳からの情報が入りにくく、グレーゾーンの疑いがある」と言われました。突然告げられてもなかなか受け入れられないもの。息子さんは、病院の帰り道で何度も「障害だったの?」と泣きそうな顔で聞いてきました。「違うよ」ときっちり説明はしましたが、その息子さんの姿が目に焼き付いて苦しくなったそうです。
本当にグレーゾーンなのかもわかりません。もし、本当にグレーゾーンならどういった心の準備をしておくといいのでしょうか。口コミサイト『ウィメンズパーク』で同じような経験をした他のママたちのコメントをまとめてみました。

どんなふうに発覚した?まわりにどう働きかけた?

「うちは、2年生の時に、特性がわかりました。いわゆる、グレーゾーンです。
我が家の場合は、3歳頃から違和感がある感じがしていたのですが、小学校に入り、担任の先生から指摘を受けました。スクールカウンセラーに通い、ウィスクと言うテストをやり、特性がわかりました。
スクールカウンセラーからは、早く気づいて良かったと言われました。高学年になると、本人や親が受け入れないと聞きます。2年生から週1日2時間、別のクラスに入ってます。やはり私自身がまだ受け入れてないかもですが、あ、ココが特性かと受け入れてあげると、お互いに安心するかもしれません」

「第三者に何かあるかも、と言われたら、とりあえず検査だけでも受けてみることをおすすめします。何も無かったらそれでいいんですよ。拗らせると本当に大変ですし、何より本人に辛い思いさせたなぁ、と後悔です。ちなみにうちは、まだメンタルが回復していないので、凸凹に関してどんなフォローが出来るのかは、これから探っていかなくてはならない状況です」

「今の学校がどういう体制なのか、支援を受けるための選択肢がいくつあるのか、支援の目線で話ができる先生と1度話し合うとよいのでは」

「うちの長男もたぶんグレーです。耳からの指示が通りにくい子は、学校でバカにされやすいです。本人もかなり困ってると思うので、支援級の先生からアドバイスもらえたら助かると思います」

「息子も小1の時に担任の先生に指摘されて発達診断を受けました。診断名はつきませんでしたが、そのまま成長すれば高学年で不登校になる(二次障害)性質があると、民間の療育で中学まで療育を受けました。
専門家のフォローと、発達テスト結果をきちんと理解し対応してくれた学校、そして息子を理解してくれる大人達のおかげで、今はほとんど問題はありません。夫とは、『あのとき、XX先生(小1の担任)が思い切って言ってくれたからこそ、今の長男がある』と話をします。保育園の年中の先生も相談を促してくれていたなあ・・と感謝でいっぱいですね」

「我が家も4年生の時に発達相談しWISKを受けましたが、年齢とともに過ごしやすくなりました。最初に特性を把握して、学校と連携をとれたり、PTAやママ友との関係で学校の様子を教えてもらえたりと親が孤立しなかったこともよかったかなと。周りの大人にも情報共有したことで、甘く見てくれるとか大目とかではなく、気にかけてくれる、予測してくれることが助かりました。」

家族や子どもの捉え方は?

「自分はグレーゾーンでちょっと苦手なこともあるけど、工夫すればやっていける。その工夫を学ぶことは恥ずかしいことではない、と考えれば、泣くことはないのではないかと思います。眼鏡をかけるのと同じです。私は、子供にそう説明しました」

「大事なのはお子さんが無理なく自分らしくいられること。この先、ついていけなくなって、周囲と合わなくなっていくよりずっといいのでは? 大人になって発達障害に気がついた人達が近年、話題になってるので、本でも読んでみては?」

「担任の先生はお子さんにとっての何が良いのか、どんな環境なら成長できるのか、きちんと1人1人の支援を心がけていることで、子どもの変化に気がつくと思います。今、このタイミングでグレーゾーンと分かってよかった、これから先の未来を考えたら、何が最善なのか考えた方が良いかも」

「私は子供ってロボットみたいにみんな同じにするように必要はないと思うし、先生から指摘された細かいことは子供らしくていいなぁ、と思うんですけどね。けど、感じ方って人それぞれだし難しいですよね」

「診断があろうがなかろうが、使える支援は徹底的に使いましょう。周囲の力を思う存分借りて頼ってください。周りは敵じゃなく『助けてくれる味方』です。そう思うだけで、見える景色が変わりますよ」

「発明王エジソンやアイシンシュタインは自閉症などの発達障害があったと言われています。東大生にも少なくないと聞きます。彼らはなぜあれだけ著名人になれたか。それは自分の特性(苦手)を理解し、それをフォローする術を自分で身につけたからなんです。出来れば、早いうちに、お子さんに合った指導を受けるべきです。そうすることで、周り(お友達や先生)も理解し、助けてくれます」

(まとめ)
突然のことに戸惑うことはたくさん。また日々の環境の変化の中で、子どもがナーバスになることも。それを踏まえて、おうちの方も思い悩むことも増えるかもしれません。まずはひとりで悩まず、できるだけ利用できる支援は利用するのがベストかもしれません。

(文:ふくだりょうこ)

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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