双子育児、もらってうれしいのは「おしりふき」、育児グッズをレンタルして失敗…すゑひろがりず南條さんに聞くおすすめ育児グッズ
2021年6月に双子の女児が誕生したお笑いコンビ・すゑひろがりずの南條庄助さん。双子育児に奮闘中の南條さんに、今回「育児グッズ」をテーマにお話を聞きました! 双子育児に欠かせないおすすめアイテムや、「役に立った/まったく使わなかった育児グッズ」も教えてもらいました。
育児で役に立った「おすすめグッズ」は?
自宅では、スケジュール管理が得意な妻が、月齢毎に分刻みのスケジュールを立てて双子育児をしてくれていると話す南條さん。双子の娘ちゃんたちも7カ月になり、だいぶ行動範囲も広がってきたといいます。
――おすすめしたい育児グッズはありますか?
最近は離乳食が始まったので、温度で色が変わるスプーンも便利だなって。温度調節が難しいので、とても重宝しています。
――お祝いでいただいた中で嬉しかった育児グッズはありますか?
基本、いただいたものは全部嬉しかったのですが、電動鼻水吸い器は大活躍です。鼻水がでたときにさっととれる電動鼻水吸い器は気持ちがよさそうですね。
あと、育児の先輩の同期芸人からいただいたもので、さすがだなと思わされたのが、段ボール箱いっぱいのおしりふきをいただいたことです。「こんな量いるわけないやろ!」と思いましたが、すぐに消費していました(笑)。
「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」の結果に思わず納得!
先日発表された「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2022」では、「チーム出産育児賞」というものを発表していて、以下のような結果が出ました。
――「ヒト部門」はパートナー・配偶者が1位になりましたが、この結果について、南條さんはどのように思われますか?
この結果は納得ですよね。赤ちゃんは物理的に距離の近い人に信頼や安心を寄せると思うので、僕の中でも1位はダントツ「妻」だと思います。赤ちゃんと接する時間が長いこともそうですが、赤ちゃんと接する時間が長いこともあって、わが家では僕では収まらないシーンが多々あります。
実は以前、双子ちゃんとお留守番をしたことがあって……。妻には「工程表通りにやればいいから!」と言われたのですが、それどころではない(笑)。ずっと泣かれてしまいパニックになりました。子どもが生まれるまで2人でいるときの妻の顔しか知らなかったので、子どもが生まれてから新たな一面に気づかされて。「こんなに仕事ができる人なんだ!」「いつも1人で双子の面倒を見ている妻ってやっぱりすごい!!」と驚きとともに尊敬の念が芽生えました。
――現在7カ月の双子ちゃんはどのようなおもちゃが好きですか?
おもちゃは何でも好きですが、うちの子の場合、どちらかというと、おもちゃよりも実用品の方が好きかも。リモコンとか好きですよね…(笑)。今は何でも口の中に入れる時期なので、危険なものが多いゾーンは柵を設置して手が届かないようにしました。
育児用品については妻から聞いたり、SNSで話題になっているものを参考にしたりしていますが、電動バウンサーをレンタルしてうちの子たちには合わなくて、結局使わなかったという失敗したがあるので、購入に関しては慎重になりました(笑)。
双子育児において今、欲しいものとは?
実際に育児に向きあってみて、「子育ては1人では収まりません」と南條さん。双子にかかわらず、子育てには複数の大人の手が必要と実感するとともに、経験してみたからこそ「必要なもの」が見えてきたそうです。
――ズバリ今、欲しいものは何ですか?
車です! チャイルドシートを2つ乗せられるサイズの車が欲しいです。とにかく移動が大変で……。自転車もまだ乗せられないし、タクシーも大人が2人付き添わないといけないので。結構、切実に車が欲しいなと考えています。
――授乳中には「何でないの?」と思う育児グッズがあったそうですね。
はい。双子なのでとにかく授乳の時間が大変なんです!離乳食が始まる前は、ミルクを飲ませることを中心に1日が回っていました。双子なので、同じ時間に飲ませて寝かせるということを繰り返してリズムもできてきたのですが……。あの、ミルクを飲ませておなかがいっぱいになって、2人揃って寝てくれたときに双子が発する気をわが家では“アルファ波”と呼んでいてとてつもなく愛おしくて。それを感じながら妻と飲むコーヒーが今一番の幸せです。
で、見つけられてないだけかもしれませんが、「何でないんやろ?」と思っているのが、スタンド型の哺乳瓶ホルダー。ノンスタイルの石田さんからお祝いで哺乳瓶ホルダーがついたクッションを頂いて重宝しているのですが、電気スタンドみたいに上から設置するタイプがあったらなぁって思っていました(笑)。それでもって、安全面もかんぺきなやつ(笑)
出産直後のTwitterでは、「尚一層の精進を致して二姫に十二単衣を着せてあげるのじゃーーー!!!!!」と投稿した南條さん。パパとして娘のために誇れる仕事をしたいいとのこと。これからの活躍が楽しみです。
取材・文/佐藤 文子