【3696人のママに調査】2017年衆議院選挙、どのくらい関心がある?
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2017年10月22日が投票日になっている衆議院選挙。連日選挙活動が繰り広げられ、テレビや新聞などのメディアにも選挙関連情報を目にしますし、街に出ても候補者の演説に出くわします。日々多忙なママたちは今回の選挙、どの程度関心を寄せているのでしょう。投票の予定も含めて聞いてみました。
2017年10月12日~2017年10月15日、全国のウィメンズパーク会員3,696名に実施した「今回の衆議院選挙、投票行く?」というアンケートを元にしています。
「今回の衆議院選挙に興味・関心はある?理由も教えて!」
第1位 少し関心がある 1,479人(40%)
第2位 あまり関心がない 1,063人(28.8%)
第3位 非常に関心がある 767人(20.8%)
4位が「全く関心がない」(10.5%)だったことから考えると、約60%のママは選挙に多少なりとも「関心がある」という結果に。
「あまり関心がない」「全く関心がない」と答えたママにその理由を聞くと、
「誰が当選しても何も変わらなそうなので」
「ほとんどテレビを見ていないのでわからない」
と、自分とは関りが薄いものと感じているのかも。悲しいかな、そうなってしまう現実があるのも理解できます。
一方、「少し関心がある」「非常に関心がある」と答えたママは、
「政党名も政策も明解じゃない選挙、いったい日本はどうなるのか?国民が何を選択するのか、興味があります。『投票率』もすごく気になります」
「今の政治がどう変わるか」
と、「選挙」をきっかけに起こる変化・ドラマに注目しているようです。
「政治と暮らしは直結するので」
という理由をあげたママもいましたが、「選挙結果が必ず自分たちの生活に影響する」ことが感じられると、関心度も変わってくるでしょうか。
「今回の衆議院選挙、投票に行く予定?」
第1位 必ず行く 1,152人(31.2%)
第2位 行く予定 1,015(27.5%)
第3位 期日前投票に行く予定 651人(17.6%)
関心度がある・ないに関わらず、投票に行く予定があるかも聞いてみました。
「考えていない・わからない」と答えた人も525人(14.2%)いましたが、「行かない」と答えた人は353人。わずか9.6%でした。アンケートに協力してくれた口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちは、期日前投票も含めて76.3%が投票に行く予定をしているようです。
中には「管理入院中で行けない」というママも。病院によっては施設内で不在者投票ができますが、投票用紙の取り寄せなど時間を要するようです。
「県外で出産なので、分からない」というママもいましたが、里帰り出産などで、選挙期間中に名簿登録地以外に滞在している場合も、手続きを行えば滞在している場所での投票が可能なので、今後の選挙の際には一度名簿登録地の選挙管理委員会に問い合わせてみてくださいね。
投票に行く理由は「国民の義務」だから!
「投票に行く」ママたちにその理由を尋ねると、
「選択出来なかったら、白紙で出しても、選挙には行きます」
「国民の義務。一応毎回行きます」
「一人一人の投票が大事かなと」
など、投票に対する熱意を感じられるコメントが。
また、「子どもの手本になるので、投票します」という声も。
自分のためだけでなく、子どものためにもと考えると、迷っていた人も背中を押される感覚になるでしょうか?
投票に行っても行かなくても変わらない感覚もあるかもしれませんが、行かなければ何も変わらないのは当然。まずは一票を投じることが大切な一歩かもしれません。
(文・古川はる香)