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友利新 3才になってもママのおっぱいを触る息子 対処法はスヌーピー?!

更新

子どもの成長過程で3才ごろは、少しずつママ・パパから離れて行動して、自立していく一方で、まだまだ甘えたい気持ちも残っている時期。今回は、「3才になった息子が、今でも甘えておっぱいを触ってくるけど大丈夫?」と悩むママに、3人のママで皮膚科医の友利先生が、ママの視点でアドバイス!
ママ×医師 友利先生の子育てが楽しくなる処方箋#36

3才になってもママのおっぱいを触ってきます。やめさせるべき?

<ママからの質問>
息子は3才を過ぎました。それなのに、まだ夜眠るときや日中に甘えたいときなどに、私の服の中に手を入れておっぱいを触ってきます。 今はとくに拒否したりしかったりはしていませんが、そろそろやめさせたほうがいいでしょうか?「やめようね」と伝える場合、どう伝えればいいかも悩んでいます。友利先生はこんなとき、どう対応していましたか?(3才5カ月男の子のママ)

おっぱいの代わりとなる、タオルなどを持たせてみては?

アニメのスヌーピーに登場する、青い毛布がトレードマークのキャラクター・ライナスを知っていますか?どんなときも毛布を離すことのないライナス。これは、毛布を持っていることで安心するからで、「ライナス症候群」や「ブランケット症候群」などと呼ばれています。

ママのおっぱいから離れるときなどに、子どもの精神的な負担を減らすために、大人が毛布やタオルなどを渡したり、子ども自らがそれらを手に取ったりすることで、安心を得ていると言われています。

きっと相談者さんのお子さんもママのおっぱいが安心する場所なのでしょう。おっぱいを触るのが恥ずかしいというようならば、ぜひライナスの毛布のようにママのおっぱい代わりの安心するタオルやブランケットを渡してみてはどうでしょうか?そうすると、今度はその“ライナスの毛布”が手放せなくなるのではと心配されるかもしれませんが、これは一般的に乳幼児期のほんの短い時期に起こる現象で、病気などではなく成長の過程と考えられています。また、安心するタオルがあることで外出先でもぐずりが少なくなり、最強の子育てアイテムにもなります。

少しずつ成長し、いつの日かママのおっぱいからも“ライナスの毛布”からも卒業する日がやってきます。私自身、今思えば、その姿はなつかしくいとおしいもの。ぜひ、あまり気にせずにその時間を過ごしてください。

文/友利新先生 構成/ひよこクラブ編集部

子どもに外出先でおっぱいを触られると、ちょっと恥ずかしい気持ちになることもあるのかもしれません。でも、いつか卒業してしまうと思うと、寂しい気持ちにも…。タオルやブランケットなども使いつつ、今の子どもとの時間を楽しみたいものです。


※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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