【家を買う】内見は10軒!希望のエリア外でも購入した決め手とは?子育てファミリーに聞く!
長男の妊娠を機に、3LDK・中古の戸建ての家を買ったという榊山登紀子さん(37才)。榊山さんは、パパ(38才)、長男(7才)、ゆきとくん(1才5カ月)の4人家族です。家を探していたときに、予定していたエリア外の中古物件を見てみたところ、温かく包み込んでくれるような雰囲気に引かれ、即決したのだとか。気に入ったポイントや住み心地などについて聞きました。
「ここで子どもを育てたい」と感じられたぬくもりの家
榊山さんのマイホーム購入のきっかけは長男の妊娠。手狭だった1LDKの賃貸マンションを離れ、ゆったりとした2階建て一軒家への住み替えを希望していました。「夫の実家と勤務地の中間地点で物件を探し始め、2〜3カ月の間に10軒ほど内見しましたが、そのエリアは坂が多くて子育てには不向きに感じました。
そんなとき、たまたま不動産会社に勤めている友人から、予定のエリア外だけど、掘り出し物件があると紹介され、今の家を見に行くことに。一歩足を踏み入れたら、木のぬくもりや窓から差し込む日ざし、開放感いっぱいの間取りに引かれ、即決しました」
少々変わった間取りでしたが、リフォームはせずにそのまま入居。土地面積に対してややリビングが狭い気もしましたが、その分、テラスや玄関、洗面所や廊下が広く、納戸も充実。
「前のオーナーが高級リゾートホテルをイメージして建てただけあって、すごくくつろげるんです。夫も新型コロナの影響でほぼ在宅になり、建物にこだわった家選びが大正解だったと思っています」
榊山家のHOUSE DATA
□4人家族
□中古戸建て/築13年/3LDK
□購入時期:長男妊娠中
□住んでいる年数:7年
□ローン年数:35年
□パパの通勤時間:1時間
榊山家の住まい選びのポイント割合は?
木造2階建てで日当たりと立地がいいことに加え、子どもたちがのびのびと過ごせそうな環境であることも重視。「土地のリセールバリューも意識しました」
開放感がいっぱい! 「リビングダイニング」
天井が高く、木がふんだんに用いられた空間。テラスはリビングの一部のように使うこともでき、行き来しながら子どもたちを見守れます。
調理がはかどる「キッチン」
調理台が広く、動きやすいキッチン。対面式で子どもたちの様子を見ながら調理できます。
「テラス」は第2のリビングに!
リビングの延長として存在するテラスは、2階で、かつ目隠しの柵があるためプライベート感もたっぷり。夏はプールやバーベキューも!
おむつ替えもラクな「トイレ&浴室」
広々としたトイレは親子で入っても余裕があり、おむつ替えもストレス知らず。おしりが汚れたときも隣の浴室ですぐに洗えます。
洗う→しまうが直結した「ランドリールーム」
洗濯機の場所と家族4人分の服をまとめてしまえる広めの納戸がつながっているので、家事が超ラクチン&時短になって助かっています。
「廊下」に長男の勉強コーナーを
2階の廊下が広く、もともとカウンターが備え付けられていたので、長男の勉強コーナーとして活用。区切られていないさりげない独立感がお気に入り。
ベビーカーをそのまま置ける「玄関」
感染症の流行前、友人3家族を招いても全員の靴が並べられたほど広い玄関。ベビーカーをたたまずに置いてもこのゆとりです。
周辺環境
家の隣に小さな公園があったことも購入の決め手の一つ。「プライベート感覚の遊び場として、子どもたちがのびのび過ごせています」
撮影/柳原久子 間取りイラスト/えのきのこ 取材・文/杉澤美幸、ひよこクラブ編集部
※榊山さんの榊は、正しくは木へんに神です。
「開放感のある空間で、家事も育児ものびのびできます」と榊山さんは言います。開放的なテラスに続く明るいリビングでは、家族だんらんの時間も楽しく過ごせそうです。
参考/『ひよこクラブ』2022年4月号「納得の『家を買った』子育てファミリー7組のSTORY」
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。