3人の子育てママが実践している、離乳食のフリージングストック活用術【体験談】
少量ずつ作らなければならない離乳食。その都度作るのが面倒だからこそ「まとめて作ってフリージングストック」をするのがおすすめ。
4才と2才、7カ月の男の子3人を育てる、ゆうきさんファミリーに、実際のフリージング活用術を聞きました。
冷凍庫の1室を離乳食専用のストック入れに!
おかゆに加え、6~7種類のおかずやフルーツなどを、常にフリージングストックしているという、ゆうきさんファミリー。平日の昼は、基本的にフリージングストックを使った離乳食作りをしているそうです。
「上の子は幼稚園に行っていますが、真ん中と下の子を平日は一人で見ているので、下の子のお昼はフリージングストックを電子レンジで加熱解凍するだけで作れるようにしています。
フリージングストックは、ふたつきの専用パックが使いやすくて愛用しています。これだと、パックのまま電子レンジ加熱ができるので本当に楽ちんです。食べさせるときは、フルーツ以外は全部おかゆの上にのせてしまうことが多く、そうすると洗い物も最小限ですみます!」(ゆうきさん)
4~5種類のフリージングストックだけを使って作る平日のお昼の離乳食は、なんと5分前後で調理が完了するそうです。
フリージングストックは大人用ごはんからの取り分けで
フリージングストックを作るためだけにキッチンに立つのは面倒というゆうきさん。ゆうきさん流のフリージングストック作りのコツは“こまめに、ちょこちょこと”だそうです。
「離乳食用のフリージングストックを作るためだけに、わざわざキッチンに立つのは大変で…だから、大人用のメニューを作るときに、少し多めに食材をゆでて、離乳食用のフリージングストックも一緒に作るようにしています。
フリージングストックを、大人用メニューからの取り分けで作るときのポイントは、裏ごししやすいように少し薄目にカットすることです。やわらかなくなったら離乳食用に取り分けて、熱いうちに裏ごしをします。みそ汁や野菜スープからの取り分けがしやすいです」(ゆうきさん)
ペーストのフリージング以外に、カット食材も家族用にストック
離乳食用の食材をペーストにしたフリージングストックのほかに、家族みんな用のカット食材のフリージングストックも作っているという、ゆうきさん。離乳食用のフリージングストックとは、使い分けをしているそうです。
「ペーストにした離乳食用のフリージングストックのほかに、下処理した食材のフリージングストックも活用しています。上の2人の子どもでも食べられるサイズカットした野菜などを、ゆでてから食材ごとに小分けの袋に入れてフリージング。少し小さめにカットしておくことで、加熱解凍後に離乳食用にペーストにするのも簡単ですし、上の子二人用にもなるので本当に便利です!
小松菜やにんじん、大根などのほかに、カットバナナなども、食材ごとにストックしています」
わが家の愛用品は、ピジョンの「初めて調理セット」
長男のときから愛用している、離乳食用の調理器具があるというゆうきさんに、おすすめを聞きました。
「裏ごしをするのに私が愛用しているのは、ピジョンの『初めて調理セット』です。専用のへらは、幅が広くて無駄なく簡単に食材をつぶせるので重宝しています。
長男のときからずっと使っていたんですけど、最近壊れてしまって! 最新モデルを迷わず買いに走りました(笑)」(ゆうきさん)
写真/もろだこずえ 取材・文/ひよこクラブ編集部
ゆうきさんファミリーのフリージング活用術は参考になりましたか? 毎日の離乳食作りが少しでも時短できるように、フリージングストックをうまく活用して、大変な離乳食作りを乗りきりましょう。
参考/『中期のひよこクラブ』2022年春号「初めてのことに戸惑う“離乳食1年生のママ&パパへ 離乳食入門ガイド」
※掲載している情報は2022年4月現在のものです。
『中期のひよこクラブ』2022年春号の「初めてのことに戸惑う“離乳食1年生”のママ&パパへ 離乳食入門ガイド」では、フリージングストックの作り方やあると便利なグッズの紹介などをしています。