アレク&川崎希夫妻も感激!「ディズニーの動く絵本」が発売
「子どもに読み聞かせをしてあげたい。でも自分も疲れているし、時間もない。なかなかやってあげられないな」
そんなふうに思うママやパパは意外に多いようです。玩具メーカーのセガトイズが、全国の1才から8才の子どもを持つ父母800人を対象に実施したアンケート調査によれば、「読み聞かせをしてあげたい」と答えた人は、全体の約9割。ところが、実際に読み聞かせをしている人となると、全体の約4割しかいませんでした。理想と現実には、随分と大きなギャップがあるようです。
11月9日にセガトイズが発売した「Dream Switch(ドリームスイッチ)」は、そんな人たちにとってはうれしい道具になるかもしれません。読み聞かせをもっと気軽に、そしてもっと楽しくしてくれる「動く絵本」なのだそうですが、いったいどんな製品なのでしょうか。タレントのアレクサンダーさん(34)、川崎希さん(30)夫妻が出席した11月8日の発売記念イベントにお邪魔してきました。
『3びきのこぶた』から『アナ雪』まで人気のディズニー絵本が30話収録
まず、「動く絵本」という触れ込みの種明かしをしましょう。「ドリームスイッチ」は、紙の絵本ではありません。寝室の天井に物語の映像を映し出す、いわば「プロジェクターの絵本」です。アレクさんが手にしているのが、その本体。部屋を暗くしてドリームスイッチをオンにすれば、親子で寝そべったまま、絵本を読み聞かせすることができます。
そしてこの製品の目玉が、講談社のディズニーゴールド絵本から厳選された30の収録作品です。『3びきのこぶた』『ダンボ』といったクラシカルな作品から、『カーズ』『アナと雪の女王』といった最近の話題作まで。親子で楽しめる作品が勢揃いしています。1日1話と決めて、1カ月楽しむのもいいかもしれません。
ほかにも、「あいうえお」や英語のアルファベット、動物や果物の名前を教えてくれるコンテンツや、星座や花火を映し出す「マジカルスターナイト」、ひつじを数えてくれる「ひつじかぞえ」などが収録されています。ここまで来ると、子どもの寝かしつけを超えて、大人もぐっすりと眠れそうですね。
「21点」のアレクさんを助けてくれる音声モード
発売イベントでは、アレク&川崎希夫妻が、子役の男の子と一緒にベッドに潜り込んで読み聞かせを体験。出産前から読み聞かせをするのが夢だったという川崎さんですが、いざ子どもが生まれると、忙しさのあまりなかなかできなかったようで、このドリームスイッチを重宝しているそうです。家では8月に生まれたばかりの男の子と一緒に、動く絵本を楽しんでいるとのこと。
ただアレクさんはというと……。報道陣の前で「楽勝だよ」と言って『3びきのこぶた』読み聞かせにチャレンジしたものの、たどたどしくてイマイチ。川崎さんからも「21点」というダメ出しをくらうほどでした。
そんなアレクさんでも、音声モードを使えば大丈夫。字幕モードを使って、親が生の声で読み聞かせしてあげるのも大切ですが、「今日はちょっと疲れていて読むのは大変だな」という時には、心強い味方になってくれそうです。「親子がコミュニケーションを取るにはぴったり」と川崎さんも太鼓判を押しました。
脳研究の第一人者、東京大学の池谷裕二教授によると、「記憶の定着には睡眠前の学習が効果的」なのだとか。子どもの知育のためにも、睡眠前に読み聞かせの習慣をつけることが大切だといえそうです。それをサポートしてくれる製品として、ドリームスイッチは選択肢のひとつになるかもしれません。
価格は1万4800円(税別)。子育て世代にとっては迷いそうな値段ですが、1話500円と思えばそんなに高くないのかも……。もうすぐやってくるクリスマスのプレゼントのご参考までに。(取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)