人気ブロガーmayukoさんに学ぶ!子どもと”美しく”暮らすアイデア
子どもが生まれると、片付けや収納は後回し…センスの良い素敵な部屋なんて憧れだけ…なんて思っていませんか?
ブログ「丁寧な暮らしのルール〜収納、料理、インテリア、ときどき双子。〜」の著者・mayukoさんは、仕事を続けながら、双子の女の子を育てるワーキングママ。片づいているけれど殺風景ではない、北欧雑貨を飾ったインテリアや、いつも家のどこかに生けられている花…、更新されるたび、ため息がでるようなおしゃれな暮らしぶりが小さな子どもを持つママから憧れと共感を集め、人気のブログです。忙しい中でも整理整頓が行き届き、そしてセンスよく暮らすアイデアを教えてもらいましょう。
節目ごとに、子どもに考えさせて「整理」する
もともとmayukoさんは、ご主人と10年間2人暮らしが続き、「それなり」に家は片付いていたそう。ところが、双子の女の子が生まれた途端、増え続けるモノ、あふれるカラフルなおもちゃに圧倒され、育休中に片づけ法、収納方法を見直したのだといいます。
増え続けるモノについては、子どもに考えさせて「整理」をさせるそう。例えば、〇才になった時、小学生に上がる前…などの節目がタイミング。広い場所に一気に絵本やおもちゃを広げ、「使う」「使わない」、「大好き」「赤ちゃんっぽい」、など、選別となる基準をひもで仕切り、よーいドン! 自分で「いる」、「いらない」を考えられるだけでなく、ゲーム感覚で子どもは楽しめます。
子どもが片付けられる「仕組み」を作る
親に「片づけなさい!」と言われても、何をどこに片づけたらいいかわからなかった…というmayukoさん。そこで、お子さんが保育園の頃から、モノの“住所設定”をしているそう。
字が読めないころは、収納する場所に「写真」、字が読めるようになってからは「ラベルシール」を貼ります。子どもが小さいうちは、できるだけ細かく住所設定をするのもポイント。女の子なら「おてがみ」だけでなく、「もらったおてがみ」「おてがみセット」、文房具なら「のり、はさみ」「ペン」などできるだけ細かく設定することで、子どもが迷わずお片づけできるように。最初少し手間がかかりますが、ここが肝心。仕組みづくりを丁寧にしておくことが、実は後々ラクができる、というワケです。
「長く愛着を持って使える」モノ選び
例えばベビーカーやおもちゃなど、その時だけしか使えないものは仕方ないとして、形を変えながら使えるもの、この先10年使えそうなものは「いいもの」を買って長く使うのがmayukoさん流。
今年リフォームした子ども部屋のデスクは、2つに分解できるように、ハンス・J・ウェグナーの名作、Yチェアは今はクッションを敷いて、10年後も愛着を持って使えるように、そして双子ちゃん用の白い棚2つは、収納だけでなく部屋の間仕切りにも使っているそうです。
こんなmayukoさんの子どもと美しく、センスよく暮らすアイディアのほか、片づけや収納のルールのアイディアが詰まった本『子どもとセンスよく丁寧に暮らす』(KADOKAWA刊)が発売中! 気になる方はぜひ!(文・中島博子)
