SHOP

たまひよ会員

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 出産
  4. 高齢出産
  5. 【女優・水野美紀】43歳で出産、現在5歳の育児に奮闘中!女優業と子育て…忙しい毎日の時間の使い方とは?

【女優・水野美紀】43歳で出産、現在5歳の育児に奮闘中!女優業と子育て…忙しい毎日の時間の使い方とは?

更新

43才で出産、現在5才のお子さんのママである女優の水野美紀さん。お子さんが2才から5才の現在までの日々の様子をしたためた、子育てエッセイの第2弾となる『水野美紀の子育て奮闘記 今日もまた余力ゼロで生きてます。』が出版となりました。高齢出産後の子育てのこと、夫婦関係のことなどについて、水野さんに話を聞きました。

女優業と子育て、忙しい毎日の時間の使い方

――仕事と育児と家事と、たくさんのタスクがあると思いますが、ママになる前と比べて時間の使い方に変化はありましたか?

水野 親になってからは自分のことだけじゃなく、子どものスケジュール、持ち物、イベントや習いごとなどを管理しつつ、それを夫とも共有する必要があるので、タスクの量がとんでもないことになっています。
さらに自分の仕事はギリギリまでスケジュールが決まらないことや、天候によって急な変更もよくあるので、先のスケジュールの見通しを立てにくいんです。だから、やるべきことをどうこなすかという調整が本当に大変です。

忘れないようにスマホアプリにやることリストを書き込んで、毎日チェックしています。スケジュール共有アプリで、私と夫と子どものスケジュールがすべてわかるように、夫やマネージャーとも共有したりしています。

毎日本当にバタバタで、自分のために使える時間も限られるので、子どもが幼稚園に行っている2時間で、物書きとセリフ覚えと、今夜の買い物リストを作る、というふうに時間を刻んでできるだけのことを集中してやるようになりました。移動時間も有効活用しています。

実母やママ友との横のつながりに助けられている

――水野さんは43才で出産しましたが、日本の初産の年齢も約30才と高年齢化しています。このことについてどのように思われますか?

水野 仕事の面である程度のキャリアを築けていたり、一区切りついたりした年齢で出産できるのは、精神的には親が安定した状態で子育てに臨めるメリットがあると思います。
ただ、子育てには本当に体力が必要です。子どもが5才になってどんどん体力がついて活発になっていくのに反比例して、親の私の体力がなくなっていっているなということは実感しています。これをなんとかするには、横のつながりが大事だと思っています。

――横のつながりとはどんなことでしょうか?

水野 私たち夫婦と一緒に子どもにかかわってくれる人たちの存在です。うちは2才まで保育園に行っていて3才から幼稚園に通っているんですが、私も夫も幼稚園のお迎えに行くことができないときは、私の母にお願いしています。これも横のつながりの一つ。

また、園のママ友や、子どものお友だちなどのつながりにも助けられています。ママ友と約束して子ども同士で遊ばせたり、子どもが幼稚園のお友だちの家に遊びに行かせてもらったり。幼稚園が終わったあとに、園の近くの公園でみんなで遊んでから帰ることや、お昼前に降園する日にはママ友たちと子どもを連れてみんなで近くのお店にお昼を食べに行くこともあります。
親以外とのつながりを持つことで、家の外で子どもの体力が発散できて、親の体力を温存できる時間も確保できていると思います。

――お仕事の間にお子さんを預かってもらうこともありますか?

水野 はい。近所のママ友だと、お昼におうちで一緒に遊ばせてもらったあとに、「夕食食べさせてから送るよ」と言ってくれることや、なんならおふろも一緒に入れてもらって帰ってくることもあるんです。めちゃくちゃありがたいですね。私にとってママ友は生命線です。

毎晩子どもを寝かせてくれた。夫は寝かせつけ師!?

――先日テレビのトーク番組で、夫の唐橋さんについて「子育てに関しては100点!」と話していました。出産前に育児の方針や分担について話し合いはしましたか?

水野 生まれてみないとどうなるかわからないし、出産前はとくに話し合いはなかったです。子どもが生まれてからは、すべて初めてのことに2人でチャレンジするので、けっこう衝突がありました。考え方の違いもあるし、対処したいやり方の違いがあったりして、何度もぶつかりながらだんだん役割分担が決まってきた感じです。

夫は、育児に対しての熱量がすごく高くて、むしろ何でもやりたがっていました。ミルクを飲ますのも、沐浴(もくよく)も、歯磨きも、おふろに入れるのも、寝かしつけも「自分がやりたい」って、意欲的だったという意味で100点満点だと思います。

――寝かしつけは唐橋さんがしていたんですね。

水野 どんな方法がいちばん早く寝るか、分析して試すのも好きみたいです。夜な夜なネットでいろんな寝かしつけの方法を調べて、毎晩の寝かしつけで試してました。その結果、赤ちゃんを横抱きにして大人の腕を少し激しめに左右に動かすのがうちの子にはいちばん効果的だと編み出したようです。夫いわく、赤ちゃんを左右に揺らすと、眠くなって頭がこっくりこっくりしているときのような視界になるからこれがいちばん早いと。優しくトントンしている感じではないので、そんなはずないと思うんですけど、不思議なことに、たしかに子どもが寝るんです。

「おれは寝かしつけを極めた寝かしつけ師だ。おれの手にかかればみんなすぐ寝る」なんて言ってましたけど(笑)、でも本当に毎晩寝かせてくれたので、助かっていました。

子を持つ親になって知ったこと、変わったこと

――子どもを持って初めて知った感情や、考えが変わったことなどはありますか?

水野 親になってから、街中で出会うすべてのママたちにエールを送りたい気持ちです。人の子もみんなかわいく思えるし、親が感じる子どもへの愛情って、こんなに深くて強いものなんだなぁ、と知りました。こうやって親に育てられて大人になっていくんだなということも思ったりします。
現場で20代くらいの若い役者さんと一緒になるときも、その人の親のことを想像したり、自分がその子の親みたいな気持ちになったりもするようになりました。

一方で、子どもに関する事故のニュースなどを目にすると、本当に胸が痛くなります。もし自分の子どもがけがをしたら、事故に遭ったら、万が一病気で亡くなったら・・・と想像するだけでものすごく怖くなります。親になれるってうれしいことであると同時に、深い愛情を注ぐ相手を失うことへの恐怖を抱くものだということもわかりました。

――2022年12月には水野さん主宰の演劇ユニット・プロペラ犬の第8回公演『僕だけが正常な世界』を控えています。子を産み育てる親として、作品にどのような感情や表現を反映したいと考えますか?

水野 親子の関係って、すごくドラマチックだと思います。子どもにとって親は、自分をいちばん肯定してほしい、認めてほしい、愛情を注いでほしい存在。親にとって子どもは、愛情を注ぐけど、成長してほしい、いずれは自立してほしい、でもずっと心配にも思っている存在。そしてお互い一生向き合わなくてはいけない存在です。
この親子の関係性が何かをきっかけにギクシャクしてしまうとき、お互いの感情が複雑に絡まり、強い葛藤(かっとう)が生じると思うんです。子育てをする中で知り得た感情なども取り入れながら、親子の関係を描いたドラマを組み込みたいな、と考えています。

お話/水野美紀さん 撮影/アベユキヘ スタイリング/山下友子 ヘア&メイク/面下伸一(FACCIA) 取材・文/早川奈緒子、たまひよONLINE編集部


[水野さん]シャツ4万8400円、シャツワンピース4万8400円(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL03-5463-1500)、ピアス2万2000円(Grossé/グロッセ・ジャパン TEL03-6741-7156)、眼鏡3万6300円(MOSCOT/MOSCOT Tokyo TEL03-6434-1070)

たくさんのタスクに追われながらも、夫、実母、ママ友など、周囲の人たちと一緒に子育てに奔走する水野さん。女優としての実力に、さらに母としての強さやあたたかさも加わり、ますます魅力的に輝きを増しています。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

水野美紀さん(みずのみき)

PROFILE
1974年、三重県出身。女優。1987年にデビュー。以後、フジテレビ系ドラマ・映画『踊る大捜査線』シリーズをはじめ、映画、テレビドラマ、CMなど、数多くの作品に出演。女優業に加え、自身の主宰する演劇ユニット「プロペラ犬」では脚本・演出を担当。独自の観察眼とアンテナを生かし、エッセイなどの執筆も精力的に行っている。2016年に結婚、2017年に第1子の出産を発表した。

『水野美紀の子育て奮闘記 今日もまた余力ゼロで生きてます。』

脱力感のあるほのぼのとしたイラストは、エッセイ1冊目と同様に夫の唐橋充さんによるもの。とくに打ち合わせはせず、水野さんが書いた文章をもとに唐橋さんが描いているのだとか。2作目となる今回の表紙には、キャンプグッズに囲まれた、余力ゼロの水野さんの様子が。水野美紀著/1540円(朝日新聞出版)

■おすすめ記事
おすすめの赤ちゃんとの遊び方

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事

ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。