赤ちゃんを長時間抱っこしていてツライ!!ママを救う超・簡単ストレッチ4選【専門家】
赤ちゃんが低月齢のころは、慣れない長時間の抱っこでママの体に負担がかかり、腱鞘炎(けんしょうえん)になったり、腰痛、肩こりに悩まされがち。でも、マッサージなどに出かける時間はなかなか取れない…というママも多いのではないでしょうか?そこで、お世話の合間に簡単にできるストレッチを、助産師でヨガインストラクターの資格も持つ中村真奈美先生に教えてもらいました。
1.肩こり解消!肩回しストレッチ
まずは、肩こりがラクになるストレッチです。右肩に右手、左肩に左手を乗せ、肩を大きく回します。前回しも後ろ回しも、両方行いましょう。心地いい回数、ペースでOK。
2.肩こりに効く!肩甲骨寄せストレッチ
肩こりに効果的なストレッチを、もう一つ紹介します。
1)腕をクロスして胸の前に伸ばす
胸の前に腕を伸ばします。左右の腕を交差させて、左右の手のひら同士を合わせます。
2)腕を頭上に上げていく
交差させた腕を、そのまま頭上に上げていき、耳の後ろの位置で10秒キープします。
3)肩甲骨を寄せながら腕を下ろす
肩甲骨を寄せるように意識しながら、ひじを曲げた状態で腕を下ろしていきます。1,2、3を、気持ちのいいペースで、数回行いましょう。
3.腰痛解消ストレッチ
続いて、腰が痛いときに効果的なストレッチを紹介します。
1)床に正座し、前に腕をつく
まず、正座の姿勢から、床に腕をつき、息を吸います。このとき、腰が反らないように注意しましょう。
2)息を吐きながら背中を丸める
その後、息を吐きながら、背中を突き上げるようにしながら丸めていきます。このとき、おへそをのぞき込むようにするのがポイント。心地いいペースで、1と2を繰り返します。
4.腱鞘炎解消ストレッチ
最後に、腱鞘炎で手首が痛いときにおすすめのストレッチを紹介。正座の姿勢から、手の指が自分の体のほうを向くようにして腕をつきます。腕に痛みを感じる場合は、手の位置を体のほうに近づけて、痛みが出ないように調整しましょう。
撮影/アベユキへ 取材・文/ひよこクラブ編集部
今回、教えてもらったストレッチは、どれも特別な準備はいらず、数分でできるものばかり。痛みのある部位のストレッチを、赤ちゃんのお昼寝中など、ちょっとした空き時間にやってみてくださいね。
『初めてのひよこクラブ』2022年秋号には、低月齢赤ちゃんのママ・パパ向けにお世話のしかたをわかりやすく写真つきで解説した、別冊付録「0~3カ月 お世話の教科書」がついています。
参考/『初めてのひよこクラブ』2022年秋号別冊付録「0~3カ月 お世話の教科書」
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