「つらい!つらすぎる!」赤ちゃんが寝ない、からのママ・パパの眠れない日々 みんなどう乗りきった?【体験談】
「つらい!」「つらすぎる!」と感じるママ・パパが多い、赤ちゃんが0~3カ月の夜のお世話と睡眠のこと。そこで、同じように「眠れない~、眠い~」と戦っていた、4組の先輩ファミリーに当時のことを教えてもらいました。
子どもはぐっすり。ママが敏感になっていて、ゆっくり眠れませんでした(Kさんファミリー)
2才の長女と2カ月の二女の4人家族のKさんファミリー。長女を育てていたときにはなかった、“産後ハイ”のような状況になってしまったというママ。寝ているときにモゾモゾと動く、二女の物音で起きてしまい、なかなか眠れなかったそうです。
「上の子はパパと一緒に別の部屋で寝ていて、私は二女と2人だけで寝ています。二女はよく眠ってくれる子なのですが、モゾモゾと少し動いたり、寝言のような泣き方をしたりするだけで、私がすぐに起きてしまって…当時は本当につらかったです。
パパが5時くらいに起床するのですが、起床後すぐに二女を連れ出してくれて。その後の1~2時間が、唯一ぐっすり眠れる時間でした。」(Kさん)
小さめで生まれたわが子。2時間おきの授乳で夫婦そろって寝不足に(Bさんファミリー)
少し小さめで生まれた男の子と、3人家族のBさんファミリー。新生児期は、3時間おきぐらいの授乳が多いですが、小さめちゃんだったため、2時間おきを心がけるように産院から言われ、 毎晩アラームをかけて授乳のために起きていたそうです。
「切迫早産(せっぱくそうざん)の恐れがあると言われていたので、産前はずっと自宅で安静にしていました。安静にしていたことも関係したのか、息子の誕生直後から始まった2時間おきの授乳が、すごくつらくて…。
でも、パパが協力的だったのが救いでした。仕事をして疲れていると思うのに、夜の授乳のときは一緒に起きて、ミルクを作ってくれたり、哺乳びんを洗ってくれたり。
ある日、私が目覚ましに気がつかずに、寝過ごしてしまったことがあって。そのときはパパがミルクを飲ませていたのです!すごく頼もしさを感じました」(Bさん)
上の子の夜泣きと、下の子授乳、ダブルパンチでボロボロ…(Yさんファミリー)
2才差きょうだいがいる、Yさんファミリー。下の子が生まれる直前から上の子の夜泣きがスタート。下の子の授乳と、上の子の夜泣き、時にはダブルで夜に泣かれてしまうことがあり、大変だったそうです。
「下の子が誕生した直後は、上の子の夜泣きと、下の子の授乳、交互に泣かれて大変でした。でも、もっと大変だったのが下の子が生後1カ月くらいのころ。上の子の夜泣きが、下の子に伝染するようになってからです。
パパが夜勤のある仕事なので、パパがいない日は最悪でした。ダブルで泣かれてしまうと、抱っこひもを使って上の子をおんぶして、下の子は前に抱っこして、家の中をウロウロ。両方が寝るまで下ろせないので、重たいし、眠いし、本当に大変でした」(Yさん)
パパのいびきで、息子も私も眠れないので寝室を別に!(Mさんファミリー)
男の子と3人家族のMさんファミリー。ママの寝不足の原因は、まさかのパパのいびき!子どももパパのいびきがうるさくて、なかなか眠ってくれないことがあったそうです。
「敏感な息子は、帰りが遅いパパがドアを開ける音などでも起きてしまうほどです。夜中、ミルクをあげて、まどろんでから、寝室に戻って寝かしつけをしているとき、突然パパのいびきが大きくなることがあるんです。そうすると、もう息子は眠ってくれません。
あまりにもうるさくて…息子も私も眠れなくて困るので、パパとは寝室を分けてもらうことにしました。パパは寂しいみたいですが…私たちはゆっくり眠れるようになって、よかったです!」(Mさん)
イラスト/藤井晶子 取材・文/ひよこクラブ編集部
4組のファミリーの、赤ちゃんが0~3カ月ごろの睡眠事情についての“つらい”体験談はいかがでしたか?ママが敏感になってしまうパターンや、きょうだいの場合、小さめちゃんの場合に加え、まさかのパパのいびきなど、4つのファミリーそれぞれに赤ちゃんが寝ない、ママ・パパが眠れない理由はさまざまのようです。先輩ファミリーに聞くと、「時が解決してくれる」という意見が多いですが、大変な0~3カ月の時期を乗りきるヒントにしてみてください。
「こんなに眠れないの?」産後のママ&パパ睡眠事情【体験談】
イラスト/藤井昌子
参考/『初めてのひよこクラブ』2022年秋号「赤ちゃんが寝ない&ママ・パパが眠れない問題」
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
『初めてのひよこクラブ』2022年秋号の「赤ちゃんが寝ない&ママ・パパが眠れない問題」特集では、全国のママ・パパや専門家から集めた、0~3カ月ごろの赤ちゃんに効くという、寝かしつけのワザを紹介しています。