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「眠たいはずなのに、すぐに寝ないでグズグズするのはなぜ?」時間がかかる“寝かしつけ”の解決方法は?【米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント】

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「赤ちゃんのねんねで悩んでいることはありますか?」というたまひよONLINE編集部のアンケートに、ママ・パパからたくさんの声が届きました。今回取り上げるのは「赤ちゃんがなかなか寝ない!」「寝かしつけに時間がかかりすぎる」という悩み。赤ちゃんのねんねの専門家愛波文さんに話を聞きました。

「赤ちゃんの寝かしつけに時間がかかりすぎて困っている!」というママ・パパがたくさん

たまひよONLINE編集部がインターネットで実施したアンケートには、「赤ちゃんがなかなか寝ない」というママ・パパの声がいっぱい! そのいくつかを紹介します。

添い寝で寝かしつけをしていても、しばらくごろごろ寝返りをして、眠れなくてグズグズ。そのあと、起きて遊び出してしまうパターンが多く、寝かしつけに時間がかかります。夕方、遅い時間には昼寝をさせない、照明を消して部屋を暗くする、などいろいろ試していますが、あまり効果がなく、どうしたらいいか困っています。(8カ月の赤ちゃんのママ)

目をこすったり、あくびをしたり、頭をかいたりするのが眠たいサイン。でも、そこから寝かしつけを始めても、1時間以上寝ないで動き回っていることが・・・。寝かしつけの方法があっていないのかな? (11カ月の赤ちゃんのママ)

寝つくまでに時間がかかることよくあります。指しゃぶりをして、私の顔を触りながらでないと入眠できないことも気になっています。(2才の子のママ)

寝かしつけに時間がかかりすぎて困っている人が多いようです。

スムーズに入眠できないのは、「疲れていない」または「疲れすぎている」が原因かも

――「なかなか寝ない」と悩んでいる声がたくさんありました。赤ちゃんがスムーズに寝つけない理由はなんでしょうか?

愛波さん(以下敬称略) 赤ちゃんがなかなか寝ない理由はさまざまですが、「①疲れていない」または「②疲れすぎている」が理由のことがあります。相反しているように聞こえますよね。赤ちゃんの月齢・活動量・昼寝や夜の合計睡眠時間によって、なかなか寝ない理由が変わってきます。

まず「①疲れていない」かどうかをチェックしましょう

●Sleeping Smart Japanより 愛波文

愛波 夜ぐっすり10時間ほど寝ている赤ちゃんは昼寝が短くなることがあります。 夜の睡眠が十分とれている赤ちゃんは頑張って昼寝をさせようとしても寝ないこともあります。

また、朝寝(午前中の昼寝)をぐっすりしている赤ちゃんと全然朝寝をしない赤ちゃんとは起きていられる時間が異なります。活動時間も変わってくるため、朝寝をぐっすりしている赤ちゃんは、午後の昼寝のタイミングではまだ眠くないという可能性があります。

私が作成した「月齢別 活動時間の目安」の表を参考にしてください。月齢に合った活動時間(連続で起きていられる時間)の目安を示したものです。

目安なので、必ずしもすべての赤ちゃんがこの活動時間が過ぎるとすぐに眠くなるわけではありません。

夜ぐっすり眠っている赤ちゃんや朝寝を十分とっている赤ちゃんは、活動時間が延びても大丈夫です。

とくに1才以上になると、ずっと室内にいる日と外出した日の活動量は異なります。外の刺激が多くあった日や、いっぱいはいはいしたり歩いたりした日は、疲れてすーっと寝てくれるかもしれません。でも、雨で外に出られなかった日は寝かしつけを頑張っても、それほど疲れていないためになかなか寝てくれないということがあります。

次に、「②疲れすぎている」をチェックしましょう

愛波 「『疲れていないと寝ない』と話していたのに、次は『疲れすぎで眠れないってどういうこと?!』」と思う方もいますよね。

実は、赤ちゃんや子どもは疲れすぎてしまうとストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌してしまい興奮状態になってしまうことがあるんです。

私たちがその興奮状態を見ると“まだまだ元気”と解釈してしまうのですが、実はそれがもうすでに“疲れすぎている”サイン。興奮状態のときに寝かしつけをしようとするとギャン泣きしたり、長時間グズグズしたりしてなかなか寝てくれないことがよくあります。

とくに1才未満の赤ちゃんは、この“疲れすぎ”に注意をしてください。

「月齢別 活動時間の目安」の表を参考に、「この月齢だと、どれくらい続けて起きていられるか」を確認してみましょう。そしてその活動時間が過ぎる前に寝かしつけをすると、すんなり寝てくれるようになることも!

眠いはずなのに、赤ちゃんがグズグズして寝ないのは「環境要素」も影響

――赤ちゃんは、眠たいのにすぐに寝ずに、グズグズして機嫌が悪くなることが多いと思います。なぜでしょうか?


愛波 「眠かったら寝ればいいのに!」と本当に思いますよね。私も赤ちゃんの睡眠について学ぶまでそう思っていました。しかし、そう簡単ではないんです。

赤ちゃんは眠いのに“眠れない環境”にいるかもしれません。どんな赤ちゃんでも、胎児のときはママの子宮の中で眠っていたので寝る力はあります。その寝る力を引き出してあげるために、私たちは睡眠環境を整えてあげる必要があります。

睡眠環境の整え方を解説します。

【睡眠環境を整えるポイント①】照明を消して、部屋を真っ暗に

愛波 夜の就寝時はもちろんですが、昼寝のときも部屋を真っ暗にすることで入眠を促すことができます。

とくに、寝室に入っていき、光が入ってきている方向をお子さんが見ている場合、脳が光に反応して寝つけなくなっている可能性があるので、暗くすることでスムーズに寝つけるかもしれません。

【睡眠環境を整えるポイント➁】部屋は涼しくしよう

愛波 室温が高くて寝床が暑すぎたり、衣類を着させすぎて暑かったりすると、なかなか寝つけません。

冬の場合、肌着+長袖長ズボンのロンパース+スリーパーが基本。室温は20度前後がいいでしょう。

大人が寝室に入って少し肌寒いと感じるくらいが、睡眠にはちょうどいい室温といわれています。

とくにギャン泣きしていたり、グズグズしている子は、体が熱くなって汗をかいていることが。そのときは一度窓を開けるなどして、部屋を涼しくするといいでしょう。そうすることで、すーっと寝てくれることがあります。

お話/愛波文さん イラスト/うえだしろこ 取材・文/たまひよONLINE編集部

「私も長男が0才とのときは寝かしつけに毎日3時間かかってイライラしたり、『もういい加減に早く寝て!』と怒鳴ったりしていて、寝かしつけが恐怖の日々を過ごしていました。そこで、長男が10カ月のときにセルフねんねのトレーニングを実施。それ以降、寝かしつけがラクになり、子育てを楽しむ余裕も出てきました」と愛波さん。

「なかなか寝ない!」と悩んでいるママ・パパは、愛波さんの著書『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド 』『マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』も要チェックです!

『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』

科学的なエビデンスに基づいた「子どもの睡眠」解決プログラムを紹介した1冊です。子どもに必要な「睡眠の土台」の作り方を解説しています。著・愛波 文、監修・西野 精治/1320円 講談社の実用BOOK

『マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』

ねんねトラブルに悩みママ・パパに知ってほしいことを漫画で読みやすくまとめられています。愛波 著・愛波文、漫画・眠井アヒル、監修・三池輝久 /1320円 主婦の友社

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