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「母乳でないと寝ない!」。ねんねトラブルが起きているときの改善点とは?【米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント】

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「赤ちゃんのねんねで悩んでいることはありますか?」というたまひよONLINE編集部のアンケートに、ママ・パパからたくさんの声が届きました。今回取り上げるのは「母乳でしか寝かしつけできない!」という悩み。赤ちゃんのねんねの専門家愛波文さんに話を聞きました。

母乳で寝かしつけ。「ママの体調が悪いときはどうする?」「いつまで続けていい?」など疑問がいっぱい!

たまひよONLINE編集部がインターネットで実施したアンケートには、「寝かしつけは母乳だけれど、気がかりがある」という声が。そのいくつかを紹介します。

●生後3カ月から添い乳での寝かしつけが定着。添い乳をするとコテンと寝るので、私がラクで続けていますが、このまま続けていいのかが気がかり。私でないと寝かしつけできないことも負担。おっぱいなしで寝られる子になるにはどうしたらいいの?(8カ月の赤ちゃんのママ)

●「ママが大変でなければ、母乳での寝かしつけを続けていい」というアドバイスを見たけれど、息子がおっぱいに執着しすぎている気がして心配しています。(8カ月の赤ちゃんのママ)

●今は寝かしつけのときだけ、授乳。0才からずっと母乳で寝かしつけしています。私が高熱を出したときや、胃腸炎のときに、母乳以外の寝かしつけに挑戦したことがありますが、いつもは20分くらいのところ、パパが2時間奮闘してやっと就寝。もうすぐ断乳予定ですが、気が重いです。(1才9カ月の赤ちゃんのママ)

授乳は寝かしつけに有効な手段ですが、気がかりや疑問もたくさんあるようです。

「母乳で寝かしつけ」の問題点は、主に2つあります

――母乳で寝かしつけをしているママはたくさんいると思います。問題点はありますか?

愛波さん(以下敬称略) 母乳で寝かしつけをしていても、ママが負担に思わず、ねんねトラブルがなければ問題ありません。
母乳で寝かしつけをすると、すぐ寝てくれることが多いので、その瞬間はラクかもしれませんが、実は落とし穴もあるんです。

【問題点①】ねんねトラブルが起きやすいこと

愛波 母乳での寝かしつけを続けていると、母乳がないと眠れなくなってしまったり、夜中に何度も起きてしまったり、ねんねトラブルを起こす赤ちゃんもいます。ねんねトラブルが起きると、ママ(保育者)も夜ぐっすり眠れなくなり、疲れでイライラしがちに。子育てに悪影響が出てしまうことがあるんです。

とくに1才以降になっても母乳で寝かしつけをしていて、
・子どもが夜中に頻繁に起きる
・十分な睡眠が親子ともに取れていなくて、日中も機嫌が悪い
・ママも寝不足でイライラしてしまい疲れがなかなか取れない
というときは、母乳以外の寝かしつけ方法にトライするといいでしょう。寝かしつけを改善することで、子育てがガラリと変わるかもしれません。

【問題点➁】ママしか寝かしつけができないことがほとんど

愛波 母乳で寝かしつけをしていて、親子ともに、ぐっすり眠れていて日中も機嫌よく過ごせている場合はそのまま続けて大丈夫です。

ただ、人生何が起こるかわからないので、ママ以外でも寝かしつけができるようにしておくことは、子育ての不安を和らげるポイントになると思います。母乳はママしかあげられないですが、寝かしつけはだれでもできるもの。だれでも、赤ちゃんの寝かしつけができるようにしておくことで安心して子育てができるようになります。

ねんねルーティンを確立させて改善を

――「母乳で寝かしつけしているため、ママしか寝かしつけができない」「ねんねトラブルがある」「赤ちゃんが母乳に執着しすぎている」と悩んでいる場合、まずはどのように改善していけばいいですか?

愛波 普段母乳で寝ている赤ちゃんは「母乳=寝る」という習慣がついています。そのため、その習慣を変えていく必要があります。母乳で寝かしつけをしている期間が長ければ長いほど習慣を変えるのに時間がかかることもありますし、習慣を変えるときに泣いてしまうことがあります。

でも、この“泣き”をネガティブに思う必要はありません。質のいい睡眠を習得する過程と前向きにとらえて。新しい習慣を身につけたら寝かしつけがスムーズになり、赤ちゃんは夜ぐっすり眠るので、日中も機嫌がいい子になるでしょう。

まず、とても大事なのがねんねルーティン。一貫性を持って、毎日同じルーティンを行いましょう。スリーパーやおくるみは毎日同じものを着させることでにおいがつき、慣れて安心して眠ってくれるようになります。コロコロ変えないことが大切です。

次に、
①セルフねんね(1人で寝つく)をさせたいのか?
②セルフねんねはまだめざさず、ただ母乳への執着をやわらげたいのか?
によってやるべきことが変わってきます。

【ケース①】セルフねんねをさせたい場合

愛波 セルフねんねをさせたい場合は安全な睡眠環境(ベビーベッド)を整え、昼寝もしっかりさせて、ねんねルーティンを行います。そのあと、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせ、ねんねトレーニングを行っていきます。

私の著書『ママと赤ちゃんのぐっすり本』(講談社)と『マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』(主婦の友社)には、ねんねトレーニングの1日ずつのより詳しい方法が書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

【ケース➁】セルフねんねはまだめざさず、ただ母乳への執着を和らげたい場合

愛波 ねんねルーティンに授乳は入れてもOKですが、授乳をしている間に寝ないように「プルオフメソッド」を試してみましょう。

「プルオフメソッド」とは、夜のねんね前の授乳のとき、赤ちゃんの吸う力が弱くなり、リラックスしていて眠そうになったら、ママやパパが指で赤ちゃんの口から乳首を外す方法。成功のポイントは毎日一貫性をもって続けることです。

私は、長男が10カ月のときにセルフねんねを教え、たった4日で夜通し寝るように! また、次男のときは、生後6カ月でプルオフメソッドにトライし、夜通し寝るようになりました。

悩んでいるママは、ぜひ試してみてください。

監修・お話/愛波文さん イラスト/うえだしろこ 取材・文/たまひよONLINE編集部

母乳で寝かしつけをしていても、親子ともにトラブルがない場合は、そのまま続けてOKです。「ただし、いざというときに、ママ以外の人でも寝かしつけできるように、ほかの寝かしつけ方法も試しておくことと、添い乳の場合はとくに安全な睡眠環境づくりに注意することが大事です。『寝床に枕やぬいぐるみ、厚手の掛け布団など、窒息の原因になるものが置かない』ということは、とても大切です」と愛波さん。

母乳での寝かしつけでねんねトラブルが起きている場合は、「プルオフメソッド」を試してみるといいでしょう。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』

科学的なエビデンスに基づいた「子どもの睡眠」解決プログラムを紹介した1冊です。子どもに必要な「睡眠の土台」の作り方を解説しています。著・愛波 文、監修・西野 精治/1320円 講談社の実用BOOK

『マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』

ねんねトラブルに悩みママ・パパに知ってほしいことを漫画で読みやすくまとめられています。愛波 著・愛波文、漫画・眠井アヒル、監修・三池輝久 /1320円 主婦の友社

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