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子ども食堂に親子で行ってきました![噛みしめ育児スルメ日記#32]

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こんにちは。3歳と6歳、2人の男子を育てている今じんこです。
みなさんは子ども食堂に行ったことはありますか?
私自身、雰囲気や活動内容はあまりイメージできないけどずっと興味があった子ども食堂。

正直、特別な環境の子が行く特別な場所、大人の自分には関係のない場所のように思っていました。
だけど実際に行ってみると…!?

→「噛みしめ育児スルメ日記」今までのお話はこちら

子ども食堂は、NPO法人、ボランティア団体、飲食店、主婦や会社員など、様々な人たちが形態にとらわれず運営しており、いま全国に3700ヶ所以上あると言われています。
私が今回お邪魔したのは、お店の定休日に子ども食堂を開いている、神奈川県元住吉の「BrownRice+木月キッチン」さんです。

子どもの頃友人のお母さんたちが、母のいない私に、第二の母のような感じでよく食事をご馳走してくれました。
栄養のある食事は本当に満たされたし、みんなで一緒に食べると会話も弾んだし、何より自分のために食事を用意してくれたってことが嬉しかったです!
そんな昔のことを思い出すような、あたたかい子ども食堂でした。

子ども食堂は貧困家庭の子どもが行く場所というイメージがあるかもしれません。
でも必ずしも貧困家庭に限らず、すべての子どもや親、地域の大人など、対象を限定しない食堂が増えているようです。

●地域の人との交流の場としても。
●育児でお疲れのお母さんが子連れであたたかい食事を食べてホッとしたい時にも。
●親が忙しくて食事を作れないけど栄養のある食事を子どもに食べさせたい時にも。
●親が仕事で帰りが遅い時などに子どもだけで食事ができる場としても。

子ども食堂は特別な子だけが行く特別な場所ではなく、誰でも明るく楽しく食事できる場所でした!

誰でも無料または安価で食事が食べられるなら、食事に困っていなくても利用する人が増え、本当に困っている子どもが利用できないのではないか?という意見もあるかもしれません。
私は「目に見えない子どもの貧困」を救うためには、「子ども食堂の場で貧困が目に見えてはいけない」と思っています。

子ども食堂=貧困家庭が利用するというイメージがある限り、本当に必要としている層は利用しにくく、他人から利用を勧めるのも気を遣います。

誰でも利用できる地域コミュニティの場として子ども食堂の理解が広まれば、利用するハードルが下がり、子ども食堂を本当に必要としている子どもにも届きやすいのではないでしょうか。
利用者が何の問題も抱えてなさそうな人に見えても、実際に何か抱えているかどうかは外からは見えないし、見えなくて良いと思います。
目に見えないから行きやすい子ども食堂。
でも何度か行くうちに、楽しかったことも悩みも何でも話せる実家のような、そんな場になると良いなと思います。

大人でも子どもでも、一人で食べるより誰かと食べる食事は心のケアにもつながります。
うちはそこまで大変ではない、もっと困ってる家庭がある、と思って頑張り過ぎがちなお母さんやお父さんにも、近所の子ども食堂をぜひ利用してみてほしいです!

【今じんこ】 2013年うまれの長男、2015年年うまれの次男を子育て中。 フリーのグラフィックデザイナーで夫はコーヒー豆屋。 インスタグラム(@imagineko)で絵日記描いてます。

※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。

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