うれしいけれど、ちょっとさびしい...子どもの自立と親離れ
毎日ママにべったりだったわが子が、いつか親離れし始めたら...。子どもの成長はうれしいけれど、ちょっとさびしくもありますよね。近い将来に訪れる完全な自立を前に、シミュレーションして心の準備をしておくのも手かもしれません!
子どもの自立を想像すると、センチメンタルな気分に...
先のことを考えただけで、つい涙が...というママも多いようです。思わず笑ってしまう、ママの「子ども大好き!」エピソードをまとめてみました。
考えるだけで動揺...
1歳半の男の子の母親です。小学生にもなれば抱っこさせてもらえなくなるかもしない。そのうち一緒の部屋で寝なくなって、寝顔を見たり寝息を聞いたりもできなくなる。おむつ替えのときのかわいいおしりも見られなくなる...。書いていて泣けてきます。
想像するだけでやきもき
母親ベッタリで、夫と留守番すら大泣きの娘。「幼稚園に入園して、自分の時間ができたら○○するぞ!」と想像することはたくさんあります。でも、きっと送り出すときに私が泣きそうになって、日中は「幼稚園から連絡がくるかも...」と電話が気になってソワソワしているうちに、娘が帰ってくるのだと思います。
うれしさ半分、さびしさ半分
早く子育てを卒業してラクになりたいと思いながら、園児のかわいかったころの思い出が常に頭にグルグルよみがえる毎日です。大人になったら同居など子どもの世話にはなりたくないと強く思っていますが、この家から出て行くのを見送る勇気もない...。一つ言えるのは、ゆっくり時間が過ぎてほしいということです。
子どもの自立を感じたとき、親が思うこと…
子どもの自立を感じたとき、みなさんはどんな思いを抱きましたか?複雑な親心を聞いてみました!
どんどん離れていく息子にさみしさを感じる日々
小4の息子。とても甘えん坊ですが、お出かけしているときに手をつなごうとすると、ふり払われるようになりました。家ではベタベタしてきて、こっちが嫌がっているんですが...。男の子って、どんどんと離れていっちゃうんですね。
なんでも親がやってしまうと成長しない
小2の息子がいます。幼いころは小言を言っていましたが、いつの間にか言ってもできなかったことが言えばできるようになり、言わなくてもできるようになりどんどん自立しています。さみしい気持ちもありますが、なんでも親がやってしまうと、子どもが自立する機会がなくなってしまいますよね。
いつの間にか子どもたちが道を作っていく
娘が巣立った1週間か2週間目かのある日、仕事から帰宅してから、涙が出て号泣してしまいました。いまだに子どもが小さいときのアルバム、ビデオを見ることができません。小さい時は、あの子たちの人生は私の手で守っていたのに、いつの間に自分で道を作り、自分で乗り越え歩いて行ってるんだなぁ、それぞれの人生だなぁとしみじみ感じています。
過保護・過干渉にならないように気をつけること
手をかけすぎてしまい、わが子の自立を妨げてしまうことがないように、ママたちはどんなことに注意していますか?
不便さを教えています
甘えん坊の小1の娘がいます。甘えは受けつつ、でも、自立しなければどんなに不便かを同時に教えています。私のそばにいるのは自由。ただし、あなたの娯楽のためにママは自分の家事を調整しないよ、ということです。
子育ての座右の銘「鉄は熱いうちに打て」
「まだ子どもだし、◯才だし」と甘えさせるのではなく、子どもが自立するそぶりを見せたら、親はためらわないで手を離すべきだし、自分でさせるべきだと思っています!
いつか自立をしたときに気づくように
息子たちには自立がどうのこうのって言うよりは「お料理や掃除、家事もできないよりはできたほうがいいんじゃない?」と言っていろいろとやらせています。いまは子どもたちの自立につながることはなにもしていないけれど、彼らが社会人になったときに、家に居たときは「守られていたんだ」ということをわかってくれればそれでいいです。
子どもが手を離れたら...、やりたいことや夢はありますか
子育てを卒業したら、どんなことをしてみたい? ママたちの思い描く将来の夢や願いなどを聞いてみました!
夫婦で旅行
息子のことをかわいいし、小さい恋人だとも思っています。でも、将来子育てを卒業して孫育てまでしたいとは思っていません。老後は世話にならない代わりに(世話になれない時代になっているでしょう)、夫婦で旅行に行ったり好きなことをしたーい!!
女友だちとおしゃべりの日々
子どもが巣立ったあとのことは、その時に考えたらいい。私の周りの50代以上のかたがたは、同性の友だちと習い事の延長で、いろいろお話している人が多いですよ。喫茶店とかたまに遊びに行くと、コーヒーを飲みながら楽しそうに女同士でおしゃべりしているのが、その世代の人たちです。
わが子を思えば思うほど、手をかけたくなってしまう気持ちを抑えて、見守ることも大切なこと。子どもとは適度な距離感を保ちつつ、子どもや家庭に合った自立のタイミングがいつかを考えることが大切なんですね。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。