【成長日記4カ月】身のまわりのものに興味津々!<佐藤柊くん第6回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
振る角度によって鳴る音が変わるガラガラに興味津々な柊(ひいらぎ)くん。ママやパパが近くで振るとニコニコうれしそう。
佐藤柊くん&椿さん&正樹さん
海外旅行先の出会いがきっかけで結婚し、柊くんが生まれました。ママはピアノ講師、パパはスポーツインストラクターをしています。
うつぶせのときに、だいぶ顔が上がるように
首が完全にすわり、抱っこがラクになりました。ご機嫌なときを見計らってうつぶせにすると、頭をぐいーん。2~3分して疲れると床に顔を斜めにつけて休憩しています。
起きているときは指しゃぶりに夢中です。こぶし専門だったのが指1本1本をおいしそうにしゃぶっていることが増えました。
「キャーキャー」と奇声も出すようになり、「何をそんなに訴えているのかな?」と不思議に思いながら見ています。
様子を見るといつも指しゃぶり
しゃぶる指は気分次第で決まっていません。1本だけのときもあれば、両手ごとがばっと突っ込もうとしていることもあります(笑)。
ミルクを嫌がるようになりました
舌や手で「いらない」と押し戻すときもあれば、激しくそっくり返ってギャン泣きしたり、口に含んでも飲み込まずにダラーッと豪快に出したりするので困っています。
天気のいい日の午後、買い物がてらお散歩へ
外に出かけると目を大きく見開いてまわりをキョロキョロしてご機嫌です。お散歩が習慣になっているからか、今ではベビーカーにのせるだけでニコッと笑います。
体重の増え方がゆるやかに
佐藤柊くんの発育曲線
佐藤柊くん4カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]たて抱きで首がぐらつかない状態を首がすわったといいます
たて抱きしても首がぐらつかなくなり、首がすわると、うつぶせで胸まであげられるようになります。柊くんと同じように、だいたい4~5カ月くらいに完成する子が多いです。こぶししゃぶりから指しゃぶりへと発展し、奇声を出すのもこのころの特徴。「キャーキャー」言うのは自分の声がよく聞こえて、それを楽しんでいるのでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“母乳・ミルク・離乳食の気がかり”について教えて!
【Q】ミルクを嫌がるように。寝ぼけているときは飲むみたいだけれどOK?
授乳は母乳とミルクの混合です。最近、ミルクをあげようとすると舌で哺乳びんの乳首を押し戻したり泣いたりして嫌がります。昼寝や夜間の寝ぼけたタイミングであげると飲むので、そのタイミングであげていますが、いいでしょうか。体重があまり増えていないため、ミルクをやめられずにいます。
【A】まずは小児科医に相談しましょう
赤ちゃんは、大人が思っているほど単純ではなく、ママのおっぱいと哺乳びんの乳首の違いはわかっていて、好みがあるのでしょう。
母乳だけではたりず体重の増えが悪いのかどうか、まずは小児科医に判断してもらう必要があります。母乳だけで十分なら、嫌がるミルクを無理に与える必要はありません。体重の面からミルクをたす必要があると判断されれば、今のようなミルクの飲ませ方でいいでしょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/永井篤美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年5月現在のものです。