住んでからでは手遅れ!?住宅購入「後悔」エピソード
一世一代の大きな買いものといえば、マイホームですよね。納得できる住まい購入のために、ポイントをしっかり押さえておきたいところ!先輩ママたちの体験談をもとに、失敗しない住宅購入のコツを探っていきましょう。
住んで後悔!エピソード【環境編】
「住宅購入は環境を買うこと」と言われるくらい、周辺環境は重要です。
交通網が微妙...
わが家は鉄道系の会社勤めで、近隣地域を走っているバスが無料になるのに、引っ越し先は、無料にならないローカルなバス路線。しかも高い!生まれてからずっと電車もバスも無料の地域にいたのに...と、私はまだモヤモヤ。
騒がしい子どもたち
家の前の道路遊びがストレス。うちは角地で、うちのまわりを子どもたちが三輪車で爆走。オープン外構なので、敷地内にしょっちゅう入ってきます。その子どもたちを放置して、親は何時間もうちの前で井戸端会議。もっと区画を考えて買えばよかったと後悔しています。
昼間の下見だけで決めちゃダメ
何十件も見て、一番と確信した物件を購入しましたが...家の真横に隣のマンションの貯水槽があり、常にモーター音を発しているのに気づかず...。一生住むつもりで設計から壁紙から自分で決めたお気に入りの家。でも、音の1点でもう売ってしまいたくなります。もっとじっくり、朝昼晩と何回も見にいくべきでした。
住んで後悔!エピソード【間取り&インテリア編】
買った当初は満足していたのに、住んでいるうちに「こんなはずでは...」となる場合も多い、間取りやインテリア。
コンセントの位置
対面キッチン、カウンターにテーブルをつけて置いています。コンセントはほかの場所と同様、床から15cmほどの高さに1カ所。ですが、テーブルより高いところにもつければよかったと後悔。なぜなら、テーブルで携帯の充電をするし、ホットプレートを使うから...。同じ時期に家を建てた友だちがその場所につけていて、うちもやればよかった~と思いました。
収納と子ども部屋
全体的には満足しています。強いてあげるなら収納。ほかのタイプの住戸はトランクルームがあったり、ウォークインクローゼットがあったり。あとは子ども部屋。本当は6畳がよかったのですが、4畳半になってしまいました。
出窓、いらなかった...
建てたときは周りがまだ空地だったので、日当りのよい所にいっぱい大きな窓&出窓をつけました。その空き地にどんどん家が建って...カーテンを開けられないどころか、使っていない部屋は雨戸も閉めっぱなし!出窓にするくらいならちょっとした収納スペースや棚にすりゃよかったわ。
住んで後悔!エピソード【住宅ローン編】
大きな買いものだからこそ、しっかりと見極めたいローンについて。老後も見据えて慎重に検討したいですね。
ローン外の「諸費用」で約270万
建物合計1,300万くらい、2階建て30坪のコンパクトな家を建てましたが、いわゆる「諸費用」で、計266万かかりました。実際に建ててみて感じるのは、ローンを無理なく返済可能な範囲に抑えておかないと、いずれ手放してしまう危険すらあるということです。
家は「買ったら終わり」ではない
毎月のローン、固定資産税、住宅取得税、火災保険、そしてのちのちの修繕費...。友だちが知識を持たずにローンを夫任せにして、ものすごく後悔していました。ちなみに友だちの夫の年収は300万円台。プラス、友だちのパート代が月7万です。うちは夫の年収が500万くらいと、私のパート代が月10~12万で、月々の住宅ローンが5万円台。それでも固定資産税の控除がなくなると、なかなか厳しいかなと思います。
一生に一度のことと舞い上がってしまいがちですが、だからこそ冷静に、細部にまで気を配ったほうがよさそうですね。そして住宅購入を根底から支える「住宅ローン」には、大きな視野も必要です。考えて考えすぎということはありませんから、じっくりと吟味してください。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。