SHOP
内祝い日本での仕事を再開した山田ローラ、4人の育児と家事、仕事の両立のカギは、夫？それとも？！
更新
6才の双子、2才の女の子、2022年9月には4人目を出産した4児のママであり、たまひよONLINEの連載も人気の山田ローラさん。現在は、九州のチームでプレーするラグビー元日本代表の山田章仁選手とともに福岡県での新たな生活を満喫中の山田ファミリー。今回は、日本に戻ってテレビのお仕事などを始めたローラさんが、家事と育児、仕事をする上で大切にしていることについて教えてくれました。
仕事復帰に欠かせない子どもの預け先。なかなか見つからない保育園
ハワイから福岡へ引越しをしてからとんとん拍子に私の仕事が決まり、育児と仕事を両立しなければいけない生活が始まりました。フルタイムではなく、週に2～3回ほどの勤務ですが、考えることが山程あります。
まずは子ども達の預け先です。
上の双子は小学1年生で自分達で登下校できるので問題なしです。二女は来年度から幼稚園生なのでプレがある園を探すも、見つからず。認可保育園だと私も夫もいわゆる正社員にはあたらないので中々難しいとのこと。探し始めた時期も3月末だった為、なおさら空きがある保育園を見つけるのは厳しかったです。それに加えて0歳児保育をしている場所もかなり数が少なく、とても悩みました。最終的に、二女が通える保育園は見つかったものの、三女は自宅保育をすることにしまし た。
月末の夫婦の恒例ルーティーンは、睨めっこ？
福岡に引越してきてよかった点は義実家が近いところです。私と夫の仕事が被ってしまった時は、お義母さまがみてくれます。また、スケジュールが合わなかった場合は、最終手段としてベビーシッター等のサービスも視野に入れています。それでも引越し当初、授乳のタイミングなどもあり、長時間三女と離れるのはとても不安でした。この私の不安を汲み取ってくれた仕事現場が、子連れでもいいとおっしゃってくれたのです！ 最初は楽屋などで子どもをお義母さまがみてくれ、休憩などの時間を見計らって三女の様子をみたり、授乳をすることができました。私の周りは、子どもたちにとても優しい環境で、当初の心配ごともかなり軽減されたと思います。
子どもの預け先が決まった次にやってくる課題はスケジュール管理です。
夫はラグビーのオフシーズンに入ってもかなり多忙です。シーズン中は毎週決まった時間に練習や試合があるのでなにかと管理は簡単ですが、オフはギリギリまで何が起こるかわからず、急にイベントが決まったり、いきなりの出張で数日家をあけたりとハプニングだらけなのです。
過去にはスケジュール共有アプリなども試してみたのですが、最終的に辿り着いたのは、大きな紙のカレンダー。引っ越してきたばかり、おしゃれな家を目指してるはずが、文字でビッシリ書かれた時代漂うカレンダーが、家の中で一番目につくキッチンに存在感を出しまくって鎮座しています。
そして月末になると、夫婦で夜な夜なカレンダーと睨めっこ。
来月分の子ども達の習い事、夫婦の仕事、家族のお出かけなどのスケジュールをコーヒーを飲みながら話し合います。なんだかんだで夫婦のコミュニケーションもこれで増えたので、ある意味子ども達が寝た後の夫婦の楽しみでもあったりします。
山田夫婦が大切にしていること
最後に夫婦で分担している家事のことです。
基本気がついた人がやるスタイルで今までやってきていましたが、段々と得意分野が分かれてきたことに気がつきました。夫はとても早起きで朝活が大好きな人です。なので、彼は朝起きたら夜中にしてあった洗濯物を畳み、食洗機から綺麗になった食器を片付け、子ども達の朝ごはんの準備に取り掛かります。私は娘たちのヘアセットと学校の荷物の最終チェックをして送り出します。
その後は、私が拭き掃除(トイレやお風呂)や掃除機をかけ、洗濯第2段のスタート！ 6人家族になるとなんだか一日中洗濯してるような気がしますが、それと負けずに常にしてるのは食器洗い。無駄にコップとか使う子ども達に多少イラッとしながら心を無にして洗い物をしています（笑）。料理は、私と夫で交互に担当し、それに合わせて時間がある人が買い出しに行くというスタイルです。大家族の味方、コストコには常にお世話になり、食材をストックすることによって、日頃のストレスを少なくしています。
夫婦共に、不定期な仕事をしていることもあり、スケジュール管理や家事の分担などは大変です。しかし、私も外に出て家族以外の人と関わることで息抜きになっていることも事実です。夫婦の会話も子どものことばかりだったのが、だんだんと仕事や世間一般の話題も増えて、とても楽しいです。愚痴は もちろん言い合いますが、自然とストレスが分散されているようです。すれ違いが多くなるタイミングの前には必ずスケジュールをすり合わせ、コミュニケーションを密にとることで今のところわが家はいい感じに回っているようにも思います。
文・写真／山田ローラ 構成／たまひよONLINE編集部
●記事の内容は2023年6月の情報で、現在と異なる場合があります。
