【成長日記5カ月】まわりの人やものに興味津々!<佐藤柊くん第7回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
ママやパパにかまってほしいと甘えた声を出してグズグズする柊(ひいらぎ)くん。泣き声を聞いてママ・パパが顔をよく見ると涙は出ていなくて「もしかしてうそ泣き!?」と戸惑うことも多いんだとか。
佐藤柊くん&椿さん&正樹さん
海外旅行先の出会いがきっかけで結婚し、柊くんが生まれました。ママはピアノ講師、パパはスポーツインストラクターをしています。
不意に眼鏡をはずされて大変!
目についたものはなんでも触りたいみたい。抱っこしていると、私の顔を触ったり、髪の毛をぎゅっと引っ張ったり、眼鏡に手を伸ばしてはずしたりするのが定番です。まだ手加減できなくて、「痛っ!」となるのもしばしばで大変です。以前にも増して力が強くなり、ガーゼを握らせて引っ張り合いっこする遊びも楽しんでいます。
そして、熱心にチャレンジしていた寝返りにやっと成功。一度できるようになると、すぐにコツをつかんだようで毎日ころん。たまに連続で寝返りして、気づくとソファの下に入りそうになっていることも。ますます目を離せなくなりました。
自分の両足をつかんでひとり遊び♪
自分の両足を発見したようで、おもむろに両足をつかんでよく遊んでいます。おむつ替えのとき両足をあげるとそのままつかんでキープしてくれ、助かっています。
うつぶせになりたいのか、すぐ寝返りを
あお向けよりうつぶせが好きで、寝返りをマスターしてからはうつぶせでいることが増えました。つっかえてなかなか抜けなかった腕もスムーズに抜けるように。
公園のベンチで気分転換しました
買い物ついでに公園に立ち寄り、ベビーカーから下ろしてベンチで日なたぼっこしました。そよそよと風が吹き、木漏れ日に当たるととっても気持ちよさそうでした。
身長、体重とも順調に伸びています
佐藤柊くんの発育曲線
佐藤柊くん5カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]安全対策を万全にしたい時期です
興味のあるものにさかんに手を伸ばし、触ろうとする時期です。とてもかわいいですが、けがの危険性があるものに手を伸ばさないように、安全面にはしっかり気をつけて。また、いきおい余って眼鏡を壊されてしまうこともよくあるのでご注意を。寝返りを始めたら、ママやパパが一度うつぶせになって、誤飲や転落の可能性がないかも確認してみるといいでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの” 室内遊び・声かけの気がかり“について教えて!
【Q】擬音語を使ったほうが赤ちゃんにはわかりやすいの?
今は大人と話すときと同じような感じで話しかけていますが、赤ちゃんに合わせて、たとえば車は「ぶーぶー」など、擬音語を多用する赤ちゃん言葉で話しかけたほうがいいですか? どんなふうに話しかけると喜ぶのか、ポイントがあれば教えてください。
【A】赤ちゃん言葉は言いやすく理解もしやすいです
いろいろな考え方があるでしょうが、私は、この時期の赤ちゃんには赤ちゃん言葉で話すのがいいと思います。「おかたづけしましょう」と長い文章でいうより「ないない」のほうが赤ちゃんにはわかりやすいでしょう。また、少しずつ言葉が出るようになったときにも、赤ちゃんにとっては「じどうしゃ」よりも「ぶーぶー」、「さようなら」よりも「ばいばい」、「いぬ」よりも「わんわん」のほうがずっと言いやすいです。そのように覚えても、成長とともに大人の言葉を正しく言えるようになるのでとくに心配はいりません。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/永井篤美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年6月現在のものです。