うちの夫はこれで変わった!家事育児をしない夫に“効いたこと”
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出産から職場復帰後に至るまで、家事育児におけるさまざまな夫婦バトルを乗り越えた先輩ママに聞いた「夫に協力してもらうためのヒント」をお教えします!
思い切って「ママはなにもしない」状況をつくる
家事がほとんどできなかったパパが変わったきっかけを教えてくれたのは、小学1年生の男の子のママSさん。
「里帰り出産から帰った時、夫は悠々自適の一人暮らしが板についていて、私との大きな意識のギャップがありました。そんな夫が子育てに当事者意識を持つようになったのは、職場復帰後すぐに私が骨折して寝込んだことがきっかけです。やらざるをえない状況のおかげで、それからは何でもやってくれるようになりました。“荒療治”もたまにはいいと思います」。
Sさんの“荒療治のススメ”に、3歳の男の子のママKさんも大賛成。
「私が一緒にいるとどうしても夫に手を貸してしまうので、思い切ってパパと子どもを置いて、私だけ親戚の家に1泊2日で出かける予定を入れました。その時に一人で悪戦苦闘していたようですが、おかげで達成感が持てて自信がついたようです」。
「これはママの仕事!」と抱え込まないようにして
3歳の女の子のママMさんは、育児1年目には夫婦間の衝突が絶えなかったといいます。
「家事の役割分担で、『どうして私ばっかり!』といちいちケンカしていましたが、イライラするのは時間のムダだと気付きました。多少パパの手際がおぼつかなくても指摘しないようにするなど、うまく乗せて気持ちよく家事をしてもらうポイントが、復帰2年目にしてやっと分かってきたところです」。
最後に、前出のSさんがこんなアドバイスをしてくれました。
「『これはママである私の仕事』と思い込んでいて、実はパパに渡しきれていない家事や育児があるのかもしれません。時短勤務だから・ママだからやらなきゃといって抱え込まず、パパに頼めるものがないか書き出したりして、改めて夫婦で考えてみてもいいと思います」。
この記事では、2017年9月に開催されたイベント「ママtomoパパtomoカレッジ」にて盛況を博した「先輩ママトークセッション 働くママの24時間」の内容をピックアップしてご紹介しました。
「ママtomoパパtomo カレッジ」は、“ママになっても・パパになっても学びたい!”を実現したあたらしいかたちのイベントです。ママがパパといっしょに赤ちゃん連れで大学で学ぶ1日。
次回は2018年3月3日(土)に立教大学にて、育休復帰準備講座を実施します。
興味のある方は、こちらをチェック。
http://women-sp.benesse.ne.jp/cos/common/mamatomo/osusume/college.html
(文・ママtomoパパtomoカレッジ運営事務局)
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