出産・子育て現場だけじゃない! 妻たちが見た「うちのインティライミ」
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鈴ノ木ユウ原作、産婦人科を舞台にしたドラマ『コウノドリ』。出産にまつわるさまざまなテーマをリアルに描き、第2シーズンとなった今作も多くの視聴者を獲得しています。
その中で話題になっているのが、第1話でナオト・インティライミが演じた自称イクメンの夫。口先ばかりでまったく妻を手伝わない姿に、世の妻たちからは「うちにもいる!」と話題に。Twitterでは「#うちのインティライミ」なんてハッシュタグも誕生しました。もちろん口コミサイト『ウィメンズパーク』にも、そんな「うちのインティライミ」がいっぱい存在しています。
「携帯ゲームが大好きな夫。2人目が生まれる時には、ゲームは少し控えると約束したのに、最近家の中ではゲームか寝ているかです。外出先でまでゲームをしている時があり、子どもも呆れています」
「子どもとチャンネル争いを、真面目にするなよ……おっさん。何もリアルタイムでテレビアニメ見なくても良いですよね。そのために、録画機能があるんでしょう。情けない」
“夫は長男”とよくいいますが、もうひとりの大きな子どもがいるようですね。お子様から呆れられるまでいくと、父としての威厳はもはや形なしでしょう
「扇風機を片付けている私を横目に、息子と二人でテレビゲームをしている夫。多分『お願いと言ってくれたらやるのに』と言うでしょう……でも、言われないとせんのかい(怒)と。家のことは全て私がやるのが当たり前になっているようです」
「夫が引っ越しを機に、家のことを何もやらなくなりました。衣替え、子どもがおねしょした時の対処、掃除機のゴミ出しといった日常の家事以外も全て私。夫が共働きのメリットだけ受けていて、責任を果たしていないようで、本当に腹が立ちます」
「旦那あるあると思いますが、家事、育児、こちらが指示するまで何も手伝いません。もう、指示することに疲れて、休日旦那のいる日は空気扱いしてしまいます。家事育児以外に、教育も全部私任せ。残念ながらATMとしか思えません。熟年離婚が頭をよぎります」
誰かがやってくれると思っている系の旦那様たち。やればやるほど、ますます自主的に手伝ってもらえなくなるという悲しいループも起こりがち。お金を稼いで家事もしてくれる……妻だってそんな人が欲しいのです。
「3才と1才の息子たちと動物園に行った時のこと。夫は、『ちんたらと歩いているし、面白くない。俺はもう帰るから勝手に行けば』と、子どもに付き合いもせず、1人で歩いて先に行ってしまったんです。自分勝手で幼稚な発言に悲しくなりました 」
人混みが嫌い、めんどくさいなどいろいろな理由で、家族の時間を台無しにするタイプ、確かにいますよね。小さい頃は邪険にしたのに、手がかからなくなったとたん、突然子どもにべったりなんてケースもあるようです。
「男だからとやたら威張る夫。私が吐いてようが『夜ご飯は?』と聞いてくる。私は召使いになるために結婚したんじゃない。体調崩して辛い時くらい支えてほしかった」
「入院中と産後、実家の母が丸一カ月仕事を休んで手伝いにきて、家事全般や上の子の幼稚園の送迎などやってもらいました。しかし夫があまりに家事・育児に協力的じゃないため、母がそれとなく注意をすると、口答えをするかシカト。自分のパンツやワイシャツも私の母に洗濯してもらっているのに、聞こえるか聞こえないくらいの声で『うっせーな』などと呟きます」
産前産後や体調不良時になにもしない旦那様たちは、もはや “協力的じゃない”というレベルを超えていますね。こういう人たちを変えることはなかなか難しそうです。
悪気はないのだろうけど、妻をイラっとさせてしまう夫たち。日々のうっぷんは、痛快なドラマをみてスッキリさせたいところ。たまごクラブ12月号では、そんな話題の『コウノドリ』が表紙に登場しています! あわせてチェックしてみてくださいね。(文・山田朝子)
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