「困ってから困れ!」私の人生を変えた、身近な人々のあの言葉
●7月1日は「こころの日」
1987年(昭和62年)7月1日、精神衛生法が精神保健法に改正され、2003年(平成15年)には精神保健福祉法に更生されました。
この精神保健福祉法とは、精神障碍者の医療と自立支援、精神疾患の予防を目的とした法律です。
日本精神科看護技術協会では、うつ病やPTSD、薬物依存症など、精神疾患や精神障害者に対して正しい理解を図り、こころの健康の大切さを再認識してもらいことを目的に「こころの日」を制定しました。
人生を変えた、あの一言
心が折れそうになった時、迷った時、悩んだ時、ある人の言葉が支えや励みになることってありますよね。それは偉人や小説の中の言葉であったり、身近にいる人のちょっとした一言なことも。
そんな身近な人に言われて心に残った名言は?口コミサイト『ウィメンズパーク』での、心温まる投稿を見てみましょう。
『どんな人も自分にとって必要な人』
「もう10年以上前、職場の同僚に言われました。理不尽な上司に悩んでいたけど、この言葉で上司とうまく接することができるように。人への接し方や言葉が大きく変わり、おかげでママ友とのつき合いに悩むことがなくなりました」
『困ってから困れ』
「夫にいつも言われます。こうなったらどうしようと、まだ起きてもいないトラブルについて悩むのは無駄。本当にその困り事が起きてから、現実に対処して困ればよろしい。この言葉に従うようになってから、ずいぶんとストレスが減りました」
『いつも選んだ道が正しい』
「大学の先輩の言葉です。あの時もし…、と思うことってあるけれど、選んだ道が正しい、そう信じて生きていくのがいいのです。先輩は深い意味で言った訳ではないかもしれないけれど、私の人生の指針となる言葉になっています」
『待てば海路の日和あり』
「ことわざですが、母に言われました。待てばいつか必ず船出の日がある。そう思えるようになってから、穏やかに待つことができるようになりました」
『かわいい生徒を馬鹿にする奴は、たとえ本人でも許さない!』
「中学生の頃『私なんて勉強もできないし、運動も全然ダメだし…』の発言を聞いた担任の先生が『先生のかわいい生徒を馬鹿にする奴は、たとえ本人でも許さない。私の生徒を馬鹿にするな』という言葉。大人になるにつれ、その言葉の有り難みを感じます」
言葉ひとつで、この先の人生がプラスに変わっていくほど、大きな力を持っています。
自分に自信を持つこと、くよくよ悩まず前を向くこと、どれも前向きになれる素敵な言葉の数々。自分に向けられた言葉ではないけれど、頭の片隅に残しておきたい言葉です。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。