第二子妊娠中の安めぐみさん つわり真っ最中のグルメロケで感動!8歳の娘は思わぬかたちで妊娠を知り…。
先日、第二子の妊娠を発表した、タレントの安めぐみさん。夫・東貴博さんと、8歳になる娘・うたちゃんとともに、生まれてくる赤ちゃんを待ちわびながら、穏やかな妊娠生活を送っています。そこで、妊娠がわかったときのご家族の様子や、お仕事をしながらつわりの時期をどう過ごしていたのかをお聞きしました。
40歳直前に二人目を考えはじめ、娘が背中を押してくれた
――第二子の妊娠が分かったときの、ご主人や娘さんの反応はどうでしたか?
安さん:娘がいま8歳なんですが、ついついお友だちにしゃべってしまいそうなので、すぐには言わないでおきました。でも、私がつわりでしばらく寝込んでいたのを見て、「ママ、なんか変だな?」とは思っていたみたいです。さらに、私がスマホで「つわり」や「妊娠初期」と検索していた履歴を、娘がたまたま見つけてしまって。「ママ、赤ちゃんできたの?」と、それで結局バレてしまって、「そうみたいなの」と告白しました。娘からは、「怪しいと思っていたよ」と言われてしまいました(笑)。
夫も私も、今回の妊娠がわかった時は意外と冷静でした。41歳という年齢もあるので、静かに喜びつつも、まだまだ慎重にという感じだったと思います。今も安定期に入ったとはいえ、何があるのかわからないので、出産して元気に産まれてきてくれるまでは不安ですね。それでも、妊娠期間をポジティブに、楽しみに過ごしたいなとは思っています。
――いつ頃から、二人目を意識されたのでしょうか。
安さん:子どもが二人いたらいいな〜とは、以前から思ってはいたんです。でも、一人目の娘のときにつわりがけっこうひどくて、さらに産後も夫が忙しかったうえに、私が不器用なこともあって、一人の育児だけでもいっぱいいっぱいでした。それで、一人でもいいかな……と思いながら過ごしていたんです。
でも、40歳目前の頃になって、もし弟や妹がいたら、娘はうれしいかなと思いはじめました。それにこの先、二人目が欲しいと思っても、30代の頃に比べると妊娠や出産も大変になりますよね。少しでも自分の中にそんな考えがあるなら、二人目に取り組んでみようかなと思って、実際に行動してみたんです。
よく、3〜4歳ぐらいになると、弟や妹が欲しいと言い出すお子さんが多いと聞くのですが、うちの娘は「弟や妹はいらない。お兄ちゃんやお姉ちゃんが欲しい!」と。ただ、小学校に入ってからは、下のきょうだいがいるお友だちが増えたこともあって、「弟や妹がいたらいたで、うたちゃんはいいけど……」と言いはじめたんです。はっきり「欲しい」と言わないまでも、これまでと違った発言が増えたので、娘もそろそろ欲しいのかな〜と感じました。こういう娘の言葉も、二人目への後押しになったと思います。
公表前には、つわり真っ最中にグルメロケも
――現在もお仕事をされていると思いますが、つわりなどご自身の体調とどう向き合っていらっしゃいますか?
安さん:妊娠3カ月から4カ月の約1カ月半くらいは、もともと決まっていたお仕事以外は、極力お断りさせていただいたりもしました。家でも、娘のお世話や学校への送り出しなど必要最低限のことだけやって、あとはほとんどの時間をベッドで寝ていた状態です。水分だけは取れていましたが、一人目と同じく吐きづわりがしばらく続きましたね。
つわりの時期は、まだ安定期に入っていないので、限られた人にしか妊娠のことは言えず、仕事の内容によっては大変なこともありました。つわりがひどくなりはじめた頃に、食べ歩きのグルメロケが立て続けにあって。依頼が来た時はまだつわりがはじまっていなかったので、引き受けてしまったんです。
ロケ当日はとにかく吐き気がひどくて、でも断れないし、やらなきゃいけない……。そのとき、一緒にロケに行っていたタレントさんの一人が、たまたま仲良しのママ友だったので、「実は…」と妊娠を打ち明けました。そうしたら、「めぐみちゃんは、カメラが回っているときだけ食べて、回っていないときは手を止めていればいいよ」と言ってくれて、すごく心強かったです。
どんな仕事でもそうだと思うんですが、つわりで体調が優れなくても、周囲に妊娠が伝えられないタイミングだと、いつも通りには仕事ができないのが難しいところですよね。
夫の行動にイライラしつつも、忘れられない出産に
――出産に向けて、どんなバースプランを考えていますか? また、第一子の出産はどうでしたか?
安さん:42歳で出産になるので、年齢のことも考えて、今のところは無痛分娩を希望しています。年齢が近いママ友に、産後の体力のことを考えたら、無痛分娩がおすすめだよと言われて。まだ分かりませんが、いろいろ考えているところです。
一人目の娘のときは、夫の立ち会いが叶ったんですが、そのときはいろいろありました。陣痛のたびにガタガタ震えながら耐えているときに、「もうすぐですよ」と助産師さんに言われたタイミングで、耳元でガチャガチャガチャ……。夫がこのタイミングになってビデオカメラのセットをしはじめて、陣痛の最中もその音が気になって気になって。本当に生まれるという直前には、ビデオのズームで顔アップにされたり!芸人さんの血が騒いだのか、私を和ませようとしてくれたのかわからないですけど。私もイライラしながらも、なんだかんだとおもしろかったエピソードです。
今回も主人が立ち会えたらいいんですけど、もうガチャガチャガチャはやめてほしいですね(笑)。カメラは事前にセッティングしておいてもらって、ズームアップはなしでお願いねと言おうかなと思います。
写真提供/安めぐみさん 取材・文/内田あり、たまひよONLINE編集部
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2023年10月の情報で、現在と異なる場合があります。
<プロフィール>
安めぐみさん
タレント。1981年、東京都生まれ。バラエティ番組や雑誌のグラビアなどでブレイク。現在はタレント・ナレーターなど幅広く活躍。11年、タレントの東貴博と結婚、15年に長女を出産。現在『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)準レギュラーとして出演中。夫・東MAXさんと8歳になる娘さんと三人暮らし。