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料理家ぐっち夫婦に赤ちゃんがやってきた!2人の仕事・生活に変化は?新しい発見は?【料理家ぐっち夫婦インタビュー】

更新

第1子が誕生したぐっち夫婦。生活リズムも変化しましたが、2人で協力し、楽しく過ごしています。

2023年7月に第1子が誕生した料理家の「ぐっち夫婦」。赤ちゃんがやってきたぐっち家の生活は一変したそうです。子育てが始まり、意識が変わった部分、食生活、今後の仕事などについて聞きました。全3回のインタビューの3回目です。

子育て中も意識して野菜やヨーグルトは食べるように。簡単な作り置きをするだけでぐっと楽に

産後、赤ちゃんと添い寝をするSHINOさん。

――これまで夫婦2人で一緒に仕事をしてきていると思いますが、赤ちゃんが生まれて生活がガラリと変わったのではないでしょうか?

SHINOさん(以下敬称略)最初はバタバタしていました。今、生後3カ月となり首も少しずつすわってきて、少しずつ赤ちゃんのいる生活にも慣れて落ち着いてきたところです。

――食生活はどんなことに気をつけていますか?

SHINO 産後は忙しくて自分の食事がおざなりになりがちです。ついパンとおにぎりだけ、みたいになりがちですが、意識して野菜はちゃんと食べるようにしています。基本的に母乳で育てていますが、カルシウムはなるべくたくさんとったほうがいいと聞いたので、ヨーグルトや牛乳はなるべくとるようにしています。翌日の朝食のために、夜のうちにヨーグルトとプルーンを混ぜておいて、朝はすぐに口に入れられるようにしておくなど工夫しています。夫婦で料理を仕事にしているので、Tatsuyaさんの協力もありがたいです。

Tatsuyaさん(以下敬称略) 赤ちゃんがいると、やっぱりバタバタするから、作り置き、切り置きの習慣はつきました。時間のあるときにブロッコリーをゆでておいたり、小松菜を切っておいて、みそ汁に入れるだけにするようにしたりしています。ちょっとした考え方とフローの変更で、だいぶ楽になると思います。

――産後、気持ちの変化はありましたか?

SHINO 私は普段、そんなに怒ることはないのですが、産後すぐはイライラすることが多かったです。思うように事が進まないとか、時間が迫っているけれど、息子が泣いていてなかなか出かけられないみたいな状況に苦労していました。でも、最近になって私もTatsuyaさんも子どもがいる生活にも慣れてきたように思います。だから、イライラは減ってきました。

――育児の分担はどのようにしていますか?

SHINO 明確な分担はしていないのですが、Tatsuyaさんが子どもをおふろに入れてくれています。でも、2人ともなんでも同じようにできる感じです。私もTatsuyaさんもおむつ替えもするし、私が出かけているときはTatsuyaさんがミルクをあげてくれています。出産した病院が、母乳育児オンリーではなく、ミルクも上手に活用をという考え方の産院で、もし可能であれば母乳でという方針でした。退院後、病院で使っていたのと同じ哺乳びんを購入し、息子には哺乳びんにも慣れさせたんです。だからミルクも嫌がることなくよく飲んでくれています。

――Tatsuyaさんはおむつ替えもするとのことですが、抵抗はありませんでしたか?

Tatsuya とくに抵抗は感じませんでした。子育てをすると、僕が赤ちゃんだったころ、両親もこんなふうに育ててくれたんだなと、より自分の親にありがたみを感じるようになりました。一つの命を育てていくことって簡単なことじゃないんだな、とも感じています。子どもが生まれたら、ぜひ男性も積極的に育児してほしいと思います。

子どもには自分らしく、のびのびと育ってほしい。英語圏でも呼びやすい名づけを意識。

SHINOさんが外出するときは、Tatsuyaさんが赤ちゃんのお世話をしています。

――息子さんの名前はいつごろ決めたのでしょうか?

SHINO 妊娠3カ月くらいからいろいろと考えていました。一緒に調べ始めて姓名判断を見たり、親せきのみなさんの名前を確かめたりしていました。すぐ読める漢字にしたいというのも意識しました。

Tatsuya 僕は海外で暮らしていたことがあるので、英語でも呼びやすい名前にしたいと思っていました。僕は自分の名前が好きですが、英語には日本語と同じ発音の「つ」というのがありません。だから、英語圏の人は「たつや」と発音が難しいようです。「タッチャ」みたいな感じになります。できれば息子の名前は外国でも呼びやすいようと考えて、候補の名前を外国人の友人たちに「この名前は発音しやすい?」と聞いたりもしました。

SHINO 子どもには、あんまり固定概念に縛られずのびのびと育ってほしいと思っています。楽しみながら自分らしく生きてほしいです。Tatsuyaさんが言うように、日本だけにとどまらず、海外でもやりたいことに挑戦するような子に育ってくれたらうれしいです。

自分たちのリアルな経験と合わせ、離乳食サイトもオープン予定

――息子さんは現在、生後3カ月とのことですが、そろそろ離乳食についても考えていますか?

SHINO 12月くらいになったら始めようと考えているので、今から少しずつ準備しています。

Tatsuya 2024年の春には、離乳食レシピサイトもオープンしようと考えています。親の食事からの取り分けレシピ、冷凍方法、1週間作り置きレシピなど、「このサイトを見れば離乳食のことは全部わかる」と思ってもらえるようにしたいです。取り分けるときも、どのタイミングで取り分けたらいいかまでをくわしく伝えられたらと思っています。
発信するからにはきちんと責任を持ちたいので、離乳食や幼児食に関する民間資格も取得し、基礎をしっかり学ぼうとしています。長年保育士をしている友人や保育園の園長、小児科の医師、管理栄養士の方も知り合いにいるので、アドバイスや監修をお願いする予定です。親御さんに寄り添った情報を伝えていきたいと思っています。

SHINO 実際に離乳食を作り始めたら、だんだん私たちらしいメニューを考えられるようになるかと思います。まずは、離乳初期のおかゆや野菜のペーストからスタートです。
出産を報告してから、インスタグラムなどでフォロワーの方から「離乳食について教えてください」とか「子ども向けの食事はどうしたらいいですか?」など、いろんなメッセージをいただく機会が増えました。育児の先輩からのアドバイスを聞いたり、同じ立場の人からお話をうかがったり、いろんなコミュニケーションをとれたらいいなと思います。

育児は大変だと思う一方で、リフレッシュしながら楽しく過ごしています。悩みもあるし、壁にぶつかりながら頑張っているところです。同じ状況の人たちと一緒に頑張りながら、これからオープンする離乳食サイトなど、少しでも助けになれたらいいなと思っています。

【授乳中におすすめのレシピ】小松菜とツナのごまマヨ和え

「授乳中に意識してよく作っている副菜レシピです。小松菜は、授乳中に必要なカルシウムがたっぷり入っています。レンジで簡単に調理できるから、子育てで忙しいときもさっと作れます」(SHINOさん)

小松菜とツナのごまマヨ和え

お話・写真提供/ぐっち夫婦さん 取材・文/齋田多恵、たまひよONLINE編集部

2人からは「楽しむ」という言葉が何度も何度も出てきました。大変なことがあっても、離乳食サイトの立ち上げについて考えるなど、自分たちができることを考える姿勢がとても魅力的です。来春の「3人ごはん」のスタートも楽しみですね。

●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2023年10月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

ぐっち夫婦さん(ぐっちふうふ)

PROFILE
料理家。夫Tatsuyaと妻SHINO。忙しい毎日でも気軽に作れて、栄養バランスにも気をつかったレシピが人気で、SNSフォロワー数は100万人以上。
Tatsuya (夫) 料理家。飲食店で独学で料理を学ぶ。料理家活動のほか、企業のマーケティングや新規事業立ち上げ等にも携わる。
SHINO (妻)  料理家、栄養士、フードスタイリスト。学生時代に栄養学、マーケティングを中心に学び、食の関連企業に多数勤務しながら、現場経験を経て、独立。企業の商品・メニュー開発業務に携わる。

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